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ネタバレあり
身分違い、年の差、そして子持ち!
好きな女子たちは多いでしょう。
主人公のリンは、働き者のしっかり者。
子持ち貴族ライアンは飄々としてつかみどころがないけど、決める時は決めてくれます。
もう1人の主人公、ライアンの息子ルイスがかわいい。
内容は、ライアンとルイスに気に入られたリンが、使用人として働き始めるところから始まります。
ライアンが主人を務めるアングラード家の人たちも、みんないい人ばかり。
執事も、メイド頭も、メイド仲間も、みんなリンに理解してくれてる。普通だと意地悪する人が出て来るんじゃないかと思うけど(笑)
代わりに絶対勢力がリンたちに襲いかかります。
国王!出生の秘密!権力争い?
王道です!登場する男性キャラ(執事のウォルターさんと、リンの家族以外)全員に、出生の裏側があります。
揉め事の終わり方に、少しモヤモヤした物が残るけど、収まるべきところに収まったかな。
ライアンの前妻、サンドラだけは滑稽で、憐れ。けど救いようがないのも事実。
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タイトルに「子連れ」とありますが、予想どおり、ライアンの実子ではなかったです。
ソーニャ文庫の「歪んだ愛」って感じはあまりしませんでしたけど、ライアンの出生の秘密がキーとなって、どっちかっていうと、レナルド側に「歪んだ愛」があったように思いました。
ライアンの元妻のサンドラについては、権力と金に執着してて、どうしようもない女でしたが、レナルドはライアンに対してのみ執着してて、国王としては立派に勤めていて、嫌いじゃなかったです。
リンもかわいいし、幸せになって欲しいって思いました。
ただ、イラストがちょっと古くさい感じがしました。
まあほんわかしてていいのですけどね。
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家族のために頑張ってきたリン。働き者なのにどうしようもない理由で仕事を何度も失ってしまうのは辛い。そんな状況でも初めて会ったルイスのために頑張って、ライアンを叱り飛ばしたリンは危なっかしいけれどカッコいいと思った。ルイスが懐くのも自然だったのかも。ライアンの元で働くようになってから、家族のようになっていく3人。身分違いと判りながらもライアンに惹かれていくリンの戸惑いが伝わってきて、早くちゃんと気持ちが通じ合って欲しいと願わずにはいられなかった。どんな時でも周りの人のことばかり考えているリン。これからはライアンがリンを守ってくれるといいな。と思って。