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この本は、人が死ぬ原因疾患についてわかりやすくまとめています。
主に感染症、がん、生活習慣病のことを書いています。
それぞれの項目が絵と手書き風の書体で解説があり視覚に訴えてわかりやすですね。
http://ameblo.jp/nancli/entry-11978941494.html
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医師である著者が自分のイラストでわかりやすく説明してくれる。感染症について、生活習慣病についてなど大きく分けてわかりやすく解説。イラストがあるから読みやすく、理解できた。
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医療の啓蒙書として白眉。真摯な姿勢と面白くわかりやすく説明出来る技術が同居している稀有な本。高いレベルで理解できているから可能な、自分の言葉で語る解説。漠然としか把握していない敗血症・結核などのメカニズム、抗生物質を最後まで飲むことの重要性、感染症、がん、生活習慣病。
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これを読むと人って死ぬ要素はそんなにないんだなと思ってしまう。もっとも単純に考えてなのだろうが要素としては3つだけ、だけだがその3っがいまだに対処する方法が画一できないとなると医学というものはいったいなんなんだとも感じてしまう。
面白みはないけど人の身体というものの世界には興味を持つ良い材料なのではないか。病を敵とみるか味方とみるかでこれからの医学的要素が変わってくるような気がする。
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タイトルから哲学的なハナシかと勝手に想像していたのだが、そうではなくて病気と体の仕組みの話だった。予想とは違う内容だったものの、これがすごく面白くてあっという間に読んでしまった。
本書では感染症・癌・生活習慣病の三つを取り上げて、これらの病気によってどのように人が死に至るのかをわかりやすく具体的に、イラスト付きで解説している。たとえるなら物凄く見やすいまとめノートを見ている気分。もともと知っていたことも知らなかったことも、すっきり整理されて頭に入ってきた。
基礎的だけれども重要な知識、考え方が書かれているので、医学書入門として最適なのではないだろうか。
中学レベルの生物の知識があれば読みやすいだろうが、忘れてしまっていても十分読めるだろう。
ところでレビューの冒頭で「哲学的なハナシかと思っていたら違った」と書いたが、直接的にそういう話が書いていないのは確かなのだが、自分で考えるきっかけになると思う。そういう意味であとがきは興味深い。私は個人的に、ああ人は死ぬようにできているのだなあ。経年劣化からは逃れられない、諸行無常は真理。と思った。
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2時間ぐらいで読めた
マンガを読むように気楽に読めた
子供や一般の人に人は死ぬということを説明するために参考にしたかった
感染症との戦い、サイトカインの役割、結核のことなどよく分かった
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感染症、がん、生活習慣病について詳しく書かれている
専門用語が多用されているわりにとても分かりやすい!
森皆さんの本は初めてですが他の本も読んでみたくなりました。
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Okamoriさんのレビューを読んで気になった本です。
図書館で借りて一気読み。めちゃくちゃ面白かった。
医師で漫画家の森皆ねじ子さんが、人が病気で死ぬワケについて、本質的にわかりやすく言葉と絵で説明してくれる本。
いまはやりのウイルスについては、そもそもなんなの?とか、特効薬はあるのか?とか、どうやって戦うのか?とか、抗体って何?とか、理解しやすく書かれています。
ガンについても、もともとは自分自身であること、や、何で死んじゃうのか、や、あらがう手段や、余命ってどうやって決めるのか、や、なんでできるのかなど、知ることができます。
死にたくないけど、人の致死率は100%
この本読んで、本当にほんの少しだけ「死」を身近に引き寄せることができた。
同じくらい、生きていくことの幸せさの実感も上乗せされた。
良書でした。
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この人のシリーズ好き!
長生きすることによる血管の経年劣化で生活習慣病になる。
高血圧:心臓そのままの圧力がそのまま全身の末端まで行くようになる。
感染症、戦いでバイ菌が買ってしまうと敗血症になる。敗血症で血液が血管から外へいって血流不足に、血圧低下、脳、肝臓、腎臓など大切な臓器が死ぬことで人が死ぬ。
2010年、現存するすべての抗生物質が効かないスーパー淋菌が世界で初めて京都のファッションヘルスの女性から発見された
結核で死ぬということ:マクロファージは1番大きい白血球でとって食うこともできず、囲い込む。
抑えきれず結核菌が生き残ってしまうとしだいにおくるみが大きくなる、中からお包みを食っていって腐った中身がパンってなって大出血→肺に穴、呼吸できなく。血が喉につまって窒息
おくるみキープ時間が長いから長い時間をかけて殺しにくる
1回でお茶碗1杯分くらいの薬を飲む。すごい量。
ガンでなんで死ぬのか:正常な細胞を圧迫
がん細胞はおかしくなった自分だから排除が難しい
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感染症についてはまさに今
コロナを理解するのに役立ちました
菌とウイルスやら
敗血症とはなにか
なんで抗生物質はきちんと飲まないといけないのか
明治のペスト対策まで
本当に目から鱗がぽろぽろ こぼれ落ちます
人の体は本当によくできている
よく出来すぎて 逆にバランスを崩すと
自分で自分を攻撃してしまう
その巧妙な作りに唸ってしまいます
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イラストも可愛く、読みやすく説明していた。
『「病気」や「死」は病院のコンクリートの中に閉じ込められ、世の中はまるで病いも死もないかのように、明るく華やかで若々しいもので埋め尽くされている。でも「死」はなくなったわけではない。』
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「人が病気で死ぬワケを考えてみた」というストレートなタイトル。
不老不死には関心はないけど、長寿にはそこそこ関心がある。
「どんなに医学が発展しても人間ってのは致死率100%なんです」と。
でも生きている人間は死んだことないわけだから、もしかしたら致死率100%じゃないかもしれないよな…なんてのはさておき、この本はすごい。
文字部分の大半は手書きである。イラストも豊富に入っている。チ○コとかマ○コとかのマークまで登場してしまう。他にも、ちょっとコレいいのかよ、というイラスト多数。
ジェンナーが天然痘の実験をした、という美談の裏側なんかも描かれている。もちろんイラスト入り。
感染症、ガン、生活習慣病という、時代とともに変化してきた病死上位の解説。「せっかくなので楽しんで読んでください」だと。
正直なところ、目からうろこ、みたいな情報があったわけではないが、自分の中にある生命力の強さや弱さがよくわかる。なんつうか、身体性のある本。