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ブラックミステリ短編集。
黒い坂木さん全開って感じです。
ほとんどがブラックな話ですが、ついつい読んじゃいます。
短い話が多くて、結構すぐに読み終えることができました。
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【収録作品】いじわるゲーム/怖い話/キグルミ星人/勝負/カフェの風景/入眠/ぶつり/ライブ感/ふうん/都市伝説/洗面台/ちょん/もうすぐ五時/鍵のかからない部屋/何が困るかって/リーフ/仏さまの作り方/神様の作り方
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ショート・ショート。 面白かったなぁ。
でも、もっと膨らました話も読みたいなぁ。
黒くなっても坂木は坂木。 らしい作品の連続だった。
でも、やっぱりちょっと物足りない。
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週末の新幹線の中で、アルコールを飲みながら読みました。途中で良い感じで寝たりしながら、楽しみました。
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何が困るかって、嫌な感じの作品の多さって所でしょうか。あれ、これイヤミス?って思ったものも。意地悪で陰湿で陰険で理不尽で本当に嫌な感じ。ごく普通に過ごしているつもりの人達も嫌な感じだったりする訳で、3人揃って姦しいなんて言われたらドキっとするけど、振り返って思う。私の場合話すのはそれぞれの事が殆どで回りを見てどうこうって事はない。仏様の作り方、神様の作り方・・・。仏様なんてのはこの風刺がどうこうの世論の中では「おい」って言う人がいるのかしら。中にはほっこりするものもあって、一服の清涼剤になっていました。
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"「あー、おいしかったー!」
店を出るときには、まだ並んでる列に向かって聞こえるようにね。だってこれ、お約束でしょ。そういうプレイでしょ。むっとした顔してるけど、それもイベントの一部だもんね。
それからしばらくウィンドウショッピングなんかして、帰りがけにまた店の前を通る。列は途切れることなく続いていて、あたしは嬉しくなる。
ねえ、あたしもう食べたよ。いいでしょ?
「朝イチで食べといて、よかったね〜!」
聞こえたっぽいヒトが、ちらっとこちらを見る。んじゃサービスサービス。"[p.88_ライブ感 Just Alive]
少しどんよりする感じの短編集。
"(知らないうちに、死んでた。とか)
そして死んだことに気づかないまま腐って、それで落ちたとか。しかしそれでは、あまりにも現実離れしている。
「ホラー映画じゃあるまいし」
ゾンビなんて。笑いながら、指を三角コーナーに放り込んだ。さっきまで生きていた部分なら、生ゴミで合っているはずだ。
とりあえず、右手の小指がなくなったところで生活に支障はない。
まあ、なんとかなるだろう。"[p.181_何が困るかって Be in Trouble]
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不可思議なショートストーリー集。なんだかブラックでシュールな読み口のものが多いです。面白いのだけれど、どこかしらぞくりとさせられる読後感が残ります。
お気に入りは「都市伝説」。都市伝説には興味があるし。うんうん、都市伝説ってそういうものだよねえ、と思うのですが。これは……あまりに邪悪だあ。
「カフェの風景」も印象的。かなり皮肉で鬱屈している感じの一作だけれど。自分だけじゃなくって誰もがそうなんだと思えば、溜飲が下がるかも?
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うーん、不思議なショートストーリー集。
シュールな話も多く、ハテナな話もいくつかあって…何とも言えないカンジ。待ち合わせ迄の合間時間とかにサクッと読めちゃいます。
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基本的にどれもヘンテコな話。面白いかって言われるとちょっと微妙なんだけど、妙に惹きつけられる感じはある。
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なにが困るかって、和菓子のアンみたいな雰囲気の短編集を想像していたら、まったく違う雰囲気の小説ばかりだったこと。
陰険な話が多くて、もやもやと嫌な気分がお腹の底にたまってしまう。
こういう話も書ける作家さんなんですね。
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ダーク坂木ってか、ブラック坂木多めです一編がわりと短いので、さくさく読めます。
息をつくように突然ホモネタぶっこんでくるから坂木司先生作品は油断できない……。カニバもあるよ!!
残酷ネタもたくさん。皮肉も社会風刺もてんこもり。
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漱石の夢十夜を連想してしまった。
この作家の作品は、身につまされる思いをする!
後書きのようなものから、身近な話題から降って湧いた物語とあるが、困ったエピソードから此処まで話を膨らませる物語作りに驚嘆する!
ショートショートなのだが、シンパシーが半端でない!有り得るだろうなー…!!
怖い話に成りながらも、寓話の感覚で受け止められる!
作家の資質はこんな文章からも垣間見れる物だと改めて知れた。
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「短劇」に続くショート&ショート18編。お話の数が減った分やや短編に近付いた感じで、前作よりは安心して読めました。とは言え、やっぱりちょっと微妙な感じです。
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ブラック!黒い、黒すぎる。表題作を含む、18のショートストーリー。かなり黒い。どの作品も黒すぎて「ヒィー」って声が出てしまう。良い意味で気持ち悪い作品も含まれており、幅広いブラックさが溢れている。よく、こんなに違う話が思いついたなと感心してしまうレベル。坂木司ってこんな作品が書けるのかと驚きを隠せない。久しぶりに良かったと思う坂木作品に出会えて満足。
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18つの短編集。
ブラックな短編です。ブラックなのは好きなので、文字も大きいのでさくさく読めました。読解力がないせいか、いまいち意味がよくつかめない話もありましたが。
洗面台の人柄に心惹かれました。文体?口調がいい感じです。