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友人にしているちょっとしたイタズラ、居酒屋で聞く怖い話、カフェの客たちのざわめき、5時を迎える公園、仏になった男。ちょっと困った、ちょっと奇妙なショートショート。怖いとか苦いとか悲しいとかじゃなくて、とにかく割と良い意味でちょっと気持ち悪いショートショート。短い中でそれなりに謎と真相あるいはトリックがあるので五分で読めるミステリー系でもあるかも。リーフ、仏様の作り方が好きだったかな。「短劇」よりは好き。
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最初の辺の好きだな。
女と思わせといて実は男とか、その逆とか。
最初のは中身は女性?恋愛対象が男性?
勝負とか、カフェの風景とか、
ちょうどカフェで読んでたからタイムリーっちゅうか。
動物はいなかったから、お願い死んでとは思われてないけど、言葉が通じないって幸福だよね。
後半は後味悪いっていうか、意味がよくわからなかったの多かったなぁ…。
仏さまの作り方は偽善者が善になった。アリだよね。
本人が偽善と自覚してるから尚良い。
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完全に、自分の気分と本の選択をミスしてしまいました。
最近、心穏やかに、後味の良い作品を読み続けていましたが、この作品はブラック!ブラック!ショート!
途中で読むのをやめようかとも思いましたが、読んでみるとやはり止められない。
結局一気に読了。
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2016.5.10 読了
これは、坂木司さんと思って読んだらあかーん!
。。。くらい 雰囲気が違った!
ブラック~
けど、新鮮でしたよ。
唯一くらいの 救いのあった
「リーフ」て話が よかった。。。
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子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の
行方、夜更けの酒場で披露される「怖い話」の意外な
結末…。日常/非日常の情景を鮮やかに切り取った
ショートストーリー集。
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日常に起こる「あれ?」と思う事柄を短編で綴っている。
自分がいかに偏った見方をしているかも気づけた。
読み味はあまりよくないけど、これが現実なのかも…。
個人的に、「入眠」と「神様の作り方」が好きかな。
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夏にぴったりな怖い短編集。
幽霊より人が怖いことを証明するような
ゾロリと悪寒も感じるような。。。
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「和菓子のアン」系統の坂木司を読みたいと思って手に取った人はびっくりだろう。
私も、どういう内容か知らずに読み始めたので、「え~、ホントに坂木さん?乙一さんの新しいペンネームが、紛らわしいほど似てたりしないの?“板木司”になってるとかいうオチではないの?」とか思ってしまいました。
とてもブラックな物が多いです。
読んでいて、一人称の“私”の性別も年齢も状況も良くわからないようになっていて、最後のオチで、分かったり、それでも状況が分からなかったり。
心安らぐ優等生的なミステリとか、日常の謎とか、ほっこり…という感じの作品を書くときにすくい上げていたアクを、まとめて入れちゃいました~
という感じでしょうか。
時にはこういうのも面白いです。
『洗面台』だけは、白一点という感じがしました。
タイトルと同じサブタイの『何が困るかって』
…これが私には一番謎でした。
『カフェの風景』
ふふっ、黒い笑いをしてしまいます。
想像力豊かだったり、すぐに人間観察をしてしまったり、あるいは文章を書くのが好きだったりする人は、ちょっとこういう事考えたりしませんか?
そして、あとがきとも言える『ぜんぶ困ります』にあるように、作家の家族や友人は、(この本に限らないのですが)いつネタにされるのかとびくびくしてしまいますね。
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雨の日に読んだせいか、頭痛が…。
シュールな短編集。
いつもの坂木さんの本とは真逆な感じ。
指とれたら怖い。
個人的に「入眠」が一番こわかった。
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性別をミスリードしまくり。
ぞくっと何気に怖かったり、あーやられた!だったり
ほっこりしたり。
勝負、洗面台、リーフが好きかな。
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ちょっと怖かったり不思議だったりの短編集。
「勝負」がバスの中で思い出して楽しくなりましたが、心の声が聞こえると狂ってしまうと思う話が多くてダークな気持ちになりました。
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図書館で借りて気が付いた。前に一回読んでる。ちょっとぞわっとする短編が多い。「何が困るかって」…この本が面白いか微妙なところ。連作ではなくて、お題をもらって書いていた?からかしら。
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例えば 「洗面台」はふつうに読めた。意外にも。それまで読んでて何か読み進めたくないような気でいた。なので少し意外だった。でも次の短編「ちょん」で、やっぱこの人の書くもの嫌いだと… その中での男が面白いというのは解る。けど何かしら感じが悪いのだ。読んでて何か気持ち悪い。こんな風に表現できる人も稀有なんだけど肌が合わないっていうか…。嫌いな本もあったけど伝わってくるものが気持ち悪くなってくるわ。
それから先に読み進めるか悩み、やめました読むの。
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ちょっと疲れた頭を休めるつもりで読んだショートショート。
何これ?
正直なところ、頭を休めるどころか、
かえって困惑してしまいました。(^_^;)
18の短編からなっていますが、
すべて大どんでん返しがある、ミステリー風の作品でした。
薄気味悪い作品だったり、
後味がすっきりしない作品だったり、
私の頭ではもう1つ、理解できない展開で終わったりと、
大きな大きなクエスチョンが頭の中に残る作品集です。
作者もちょっとした遊び心で描かれたようなことを
あとがきに描いておられました。
やっぱりねぇ・・・・。
あまりに非日常的な作品が多くて、
「何が困るかって」
その発想の小説を完全に理解できない私に困りました。(^_^;)
これこそ、作者があとがきで心配されていた通りの現象です。
作者の作戦(?)にうまくはめられたような気分。
自分はやっぱり、単純にできていたようです。(笑)
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何が困るかって・・・ね・・・
読んでる人が困る・・・
残念ながら、坂木司にはこういうのは求めてなかった・・・。
なんかやたらとブラックだよね。
もしかして、他の作者の名前だったら、すんなり読めたのかもしれない。