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マンガで読んだときも「ファンタジー?」と首を捻ったけれど、実際に小説読んだらますますわけがわからなくなった(笑)。とりあえず先輩のストーカーぶりがキモい(笑)。ピンポイントで面白いところはある。先輩の「ロマンチックエンジン全開」な部分とか、「パンツ番長」とかなんじゃそりゃーと言いたくなるようなベタな展開とか。
「ラブコメ資料に〜」と思って読んだけれど、残念、あまりラブい要素が見当たらなかった(笑)。でも可愛い部分はあるな。
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夜の京都をさまよい歩く乙女に起こるあれこれと、乙女に恋する先輩の身に降りかかるあれこれ。全4部の連作小説です。まさに、国立理系男子向けラブファンタジー!!!ご都合主義で理屈っぽくて面白い!!!(ほめ言葉です)。京都好きにも、古本好きにも、ダルマ好きにも、オススメです。
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短編連作集。面白い!「太陽の塔」ほどそんなにアクは強くない。
「夜は短し歩けよ乙女」「深海魚たち」「ご都合主義者かく語りき」「魔風邪恋風邪」
主人公はまたもや京都の大学生で、後輩の女の子に片思いして軽いストーカーではあるが、気付かれないようにアプローチして段々とお近づきになっていく様は、健気で応援したくなる。
3階建ての車に乗っている李白さんだとか、ちょっと不思議な人たちも出てくるが、そんなことは気にもならない。
お馬鹿だけど美しき青春の日々!きっと作者も学生時代が楽しかったんだろう。
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「太陽の塔」や「四畳半神話体系」などもそうなのだが、森見本に出てくる男達の哀れさと馬鹿馬鹿しさがとても好きだ。
自分もこの世界に入り込みたいと思わせるよな非常に親近感のある非日常。
そして、「彼女」が非常に可愛い。緋鯉のぬいぐるみにバイオレンスな振る舞いをしている姿なんて想像しただけで萌え死ぬ。
そして、羽海野チカが解説という事で期待していたら、何と解説代わりのイラストだった。思わぬ大サービス。(1/5)
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一章目は話し手が定まらないことについてゆけず、話の展開についていけなかった。
それからしばらくして、いらない(失敬)登場人物も削ぎ落とされたころ、続きを読んだらハマった。
すんごくアホくさくて、だけど大真面目で。
仰々しい言葉と、内容の珍妙さの取り合わせが、チョコミントのような爽やかで軽快なハーモニーを奏でて、実にこころよいのでした。
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ほんとうに!かわいすぎる!
そしてばくしょう。
センスとウィットに満ち溢れた文章に包まれた、
愛と青春と哀愁と悪ノリです。大好き!
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文庫化待ってた!!で、また後半になればなるほど愛着湧く。
つーか樋口さんってあの樋口さんかな...?
凄く4畳半読み直したくなった。
さり気でもなんでもないけどこーゆー繋がりぽいの大好き。
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内容
私はなるべく彼女の目にとまるよう心がけてきた。吉田神社で、出町柳駅で、百万遍交差点で、銀閣寺で、哲学の道で、「偶然の」出逢いは頻発した。我ながらあからさまに怪しいのである。そんなにあらゆる街角に、俺が立っているはずがない。「ま、たまたま通りかかったもんだから」という台詞を喉から血が出るほど繰り返す私に、彼女は天真爛漫な笑みをもって応え続けた。「あ!先輩、奇遇ですねえ!」…「黒髪の乙女」に片想いしてしまった「先輩」。二人を待ち受けるのは、奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった。天然キャラ女子に萌える男子の純情!キュートで奇抜な恋愛小説in京都。(「BOOK」データベースより)
キュートでポップな恋愛ファンタジー☆
そんなキャッチフレーズがとってもはまってるそんな作品です。
言い回しが古風というか独特で最初は読みにくいなぁって思いました。
でも読み進めてるうちにはまっていくというか
そんなおもしろいテンポがしっくりきて、すぐ読み終わっちゃいました●´∀`●
緋鯉を背負っちゃうような乙女がまた愛らしくて
それを追いかける先輩もまた可愛らしい。
おこりそうな気がしてしまうちょっと不思議なファンタジーは大好きです!!
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初・森見登美彦!
前から話題だから読んでみたかった〜文庫って手が出やすいからありがたい。
うん、新時代を切り拓く恋愛ファンタジーって帯の通りだね。すごく面白い!
頭の中は忙しかったけど、心がほっこりしました。
やっぱ、妄想だね〜、先輩の妄想最高。ビバ男道。
内容は、京都の大学で同じクラブの先輩後輩にあたる「先輩」と「黒髪の乙女」が交互に語り手になり、春〜冬にかけて身の回りで起こる不思議かつハチャメチャな出来事を描いてます。
黒髪の乙女ちゃん、かわいすぎだわ。
たぶん男の妄想のなかの「かわいい子」ってこんな子なんだろうなぁ。こんな子いないよ。妄想をこわしてやる。
でもかわいいです。
そして忍者の樋口さんやら、大酒のみの羽貫さんやら、パンツ隊長やら、古本マニアの美少年やら登場人物の魅力的なことったら。
文体は独特で最初は読みづらかったけど、慣れるとハマります。
偽電気ブラン飲みたい。。。
その前にデンキブラン・・・・??
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ある意味、ファンタジーの傑作かもしれません。でも、好き嫌いが、ハッキリと分れる小説でもありますね。舞台化されるようなので、どんな感じになるのか、是非見てみたいです。
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ポップでキュートな恋愛ファンタジー、という帯の通りの作品。
先輩の涙ぐましい努力もさることながら、黒髪の乙女のおとぼけな反応ぶりがオモチロイのです。
ユーモアが怒涛に押し寄せる展開だけど、なんだかほっこりした気分になれます。
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2008.12.29購入
2009.01.04読了
森見氏得意の京都を舞台にした幻想恋愛ワールド。
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電車で向かいに座ったおじさんが読んでいたので(表紙のイメージとのギャップが)気になって読んでみたのだけど・・・
純文学風を期待して呼んだのでちょっとがっかり。
お店や登場人物の家の場所(京都市内)が具体的に書いてあって、この辺かな〜なんて想像できたのが楽しかった。
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売れている森見さん。彼女も先輩もかわいらしくて、
登場人物をすきになるとその物語をすきになります。
お酒が、ラムネが、なんともおいしそうで。
べたですが京都にいきたくなる。
あと、なまえ。名前がわからないというのはなんでこんなにそそるのでしょうか。
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可愛いお話だったー。ぽっぷ。
やたら文学ぶってる言い回しがむず痒いけどとても好き。
京大のお話だからとても親近感。
今年は古本市いきたいなぁ。
ビスコをたべればよいのです!
あーかわいい。
京大の、ていうか京都ののんびりした感じが出てて凄くいいと思う。
京都いいよ京都。