母ターシャの思い出 ニューハンプシャーで暮らした日々 みんなのレビュー
- 著者:セス・テューダー, 訳者:食野 雅子
- 税込価格:1,760円(16pt)
- 出版社:KADOKAWA
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クリスマスに読みたい一冊!すてきなお母さんターシャ
2018/12/24 10:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマスに読みたい絵本はターシャの絵本です。
絵本作家の彼女、彼女が手がけた庭もすばらしいのです。
そうして、こちらはターシャの息子、セスさんによる母親としてのターシャが紹介されています。
お母さんがターシャだったら、どんなに素敵でしょう。
一年を通じて、どんな暮らしぶりだったのかが月ごとにまとめられています。
例えば、一月は室内でガーデニング、
三月はメープルシロップづくり、四月はイースター、五月は畑仕事などなど。
ターシャは生涯約100点の絵本や1000枚を超えるカードを描いたそうですが、
その作品そのままの暮らしぶりが彼女の絵と共に紹介されています。
息子から見た母親のターシャはそれは魅力的!
子どもたちと一緒に四季折々楽しんだイベント、さまざまな年中行事の中でも、クリスマスほど特別なものはないとセスは言います。
クリスマスまでの楽しい準備の数々クリスマス当日のディナー、そしてクリスマスツリー。
ターシャさんの挿絵が、それはそれは美しいのです。
「何という美しさだ!
昼間、深緑色の葉をつけた森の木が立っているだけだった居間が、
この世のものとは思えない魔法の空間に変わっていた。」
セスの言葉がその感動を表しています。
時折、当時のモノクロ写真が紹介してあり、当時の暮らしぶりがより身近に感じられました。
クリスマスプレゼントに最適な一冊です。
もらったら、絶対にうれしい。
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