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トゥルーブラッドの外伝?らしいのですが本編は未読。でも問題無し。ヴァンパイアと共存する世界での傷ついた女性ダンサーとパートナーのヴァンパイアの恋愛サスペンス。世界観が面白かったので本編も読むべきか。いわゆるハーレクインとは違う感じでした。
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ある凄惨な事件で心身に傷を負い、故郷を飛び出したライラ。都会でひとり、本名を誰にも明かさず、類まれな美貌を冴えない服装に隠してひっそり暮らしていたが、そんなときにショーンと出会う――近代的なこの街で人間と共存している、ヴァンパイアのひとりだ。美しくも恐ろしい存在のはずなのに、ショーンといるとなぜか無性の安心感に包まれ、ライラはいつしか心癒やされてい
く。今ふたたび、過去の悪夢が背後に迫りつつあることなど知らず……。C・ハリスの〈トゥルーブラッド〉番外編とN・シンの未邦訳作品を、豪華収録!
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失礼ながら、ハーレクインは少女マンガを大人向けにしただけの小説だと思っていました。
なので少女マンガ同様、ハーレクインも決して手に取ることのなかったジャンルなのですが、今回献本としていただきましたので読みましたが、これはこれでアリでした。
この一冊に限って言えば、少女マンガというよりも重厚に練られたライトノベルに近いファンタジー作品です。
過去に凄惨な事件に巻き込まれたルーとヴァンパイアのショーンとの恋「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
最初は冷たい印象しかなかったショーンがダンスレッスンを重ねるにつれてルーを知りたいとの欲求を高めていったり、情熱的な一面をみせますが短編だけあってどうしてそこまでルーに固執するのかという端折られてしまった部分に疑問が出てきます。素顔が綺麗だからだでしょうかね? 見目が良いと認めているようなので、結局外見なんでしょうか。
『彼女の短い人生すべてが、まるで自分のものみたいに』
こういう行動を自然ととる理由はショーンの中にしかなくて、ヴァンパイアであるショーンの心の内は誰にも分かる必要はないからと、作者はあえて描写は控えたってことでしょうか。
謎です。
あまり長々と書くとネタバレをしてしまいそうですが、影のあったルーがショーンという甘えられる相手が見つかったことでシリーズになっている「トゥルーブラッド」の7巻か8巻にチョロッと登場しているようですね。機会があれば小説とドラマの両方を手にとってみたいと思える作品でした。
個人的にダンサーの方が好きだったので、そちらメインの感想になってますが『漆黒の君主』もつまらなくはないですが米国的といいますか、なんかどこかで映像化でもされていそうな印象が拭えません。娘が美貌の王子と悪の父親を倒すというお題目自体古くさい気がしてしまうのが、なんとも……。
一番の見せ場がすぐに終わってしまうし、なんだか全体を通して消化不良でした。短編には向かないテーマでした。中編としてジックリ書いた方がもっと、万人受けが狙えるような。
と、いうのも見せ場にたどり着くまでにページを使いすぎて、後半は駆け足的なエンドは酷い。兎にも角にも夢見がちなファンタジーといった感じで、私はちょっと苦手でした。
マイナス評価の理由は邦題とカバーイラスト。
なんでこの邦題にしたのでしょうか。
この作家さんのイラストは素敵だと思いますけど、登場人物の誰でもない、関係ないイラストってどうなのよ、というね。
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企画でいただきました。ハーレクイン文庫を読むのは初めてです。バンパイヤのお話もおもしろかったし、ラブファンタジーの「漆黒の君主」もおもしろかった。相変わらずカタカナの名前は苦手でこんがりがりながらもなんとか読了。新たな扉をあけてしまったかもしれません。
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『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』《トゥルーブラッド》大好きで全巻揃えてるが、ヴァンパイア独特の思考とかには触れてない分、本編のような深みも捻りもない。物足りなさはあるが、ハーレクイン一冊の分量なら手ごろで読みやすい。
『漆黒の君主』邪悪な魔法使いに滅ぼされた王国を、王子と魔法使いの虐げられた娘が、モンスター等と戦い挑むファンタジー。ナリーニ・シンに期待するほどの高水準には届かず残念。エロは良かった。
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献本を受けて拝読。シャーレインハリスのバンパイアもの「ダンサーズインザダーク」とナリーニシンの大魔術師を父に持つリリアナ「漆黒の君主」。ちょっと苦手な分類。
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献本企画でいただいたので、ハーレクインに初挑戦。
シャーレイン・ハリスの人間とヴァンパイアの恋を描いた「トゥルーブラッド」番外編「ダンサーズ・イン・ザ・ダーク」と、ナリーニ・シンのファンタジー「漆黒の君主」が収録されています。
ダンサーズ〜は本編を読んでいないと分かりにくいのと思うのですが、まあ単独でも楽しめるかな、という印象。実際わたしも本編は読んでいません。
漆黒の君主は、想像以上に面白かったです!壮大な映画のようで、ファンタジー映画好きな人にはオススメです。ハーレクインは何となく大人の女性向けというイメージがあって敬遠していましたが、それだけでこの小説を読まないのはもったいないと思いました。
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海外作家のファンタジー系は久しぶりに読んだが、意外とすらすらと読むことが出来た。濃すぎず薄すぎず、丁度良い設定だったと思う。
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ダークロマンス《トゥルーブラッド》番外編『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』と『漆黒の君主』の二作収載。
『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』
本編を読んでいないと、辛い印象。本編を読んでその世界観を受け入れていれば、気にならないかもしれないが、いくつか納得のいかない箇所があり、感興が削がれたのが残念。
『漆黒の君主』
冒頭の年代記の箇所、古風な文体にしようとしているのに、「エネルギー」が台無し。ここはエナジーとか、精気とか、いかにも古めかしい漢語を探し出すなりして欲しいと思った。
「心の中で王と心を通わせ」心の連発。編集者は見逃してしまったのだろうか。
最初はそうした細かいことが気になって、読み通せないかと思ったが、やがて物語世界ひ引き込まれていったのは、お話の骨格自体はしっかりしていたということかもしれない。
「美女と野獣」の物語。このお話では、野獣が不細工なのだが、本作は野獣が美貌の城主にしてトゲだらけの鎧に体が閉じ込められている。女性の方は母は美しかったのに、不美人という、セオリーをズラした設定。
ヒロインが不細工と何度もクドクドと描写される。正にフラグ。どうせ魔法かけられてるんでしょう。どこでどうそれが解けるのか、お手並み拝見って思いながら読んでた。
ところで、最近のロマンスって、みんなこうなんですかね?
これでもかとしつこくベッドシーンが(汗。
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ブクログの献本企画でいただきました。1話目は別のお話の番外編だったようですが、その本編を知らない人にとっては、カタカナの名前で沢山人物が出てくるので、人間関係を理解するのにちょっと一苦労するかもしれないです。ヴァンパイヤが好きでないと、ストーリーとしてはちょっと物足りない気がします。
2話目は完全なファンタジー。王子様やら魔法やらと、ここまでファンタジーなものが来るとは思ってなかったのでちょっとびっくり。最初とっつきにくいのですが、お話が進むにつれ、さくさく読み進められるようになります。個人的にはお料理の描写が美味しそうだと思いました(笑)
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献本当選にて。頂いたこの本には作者違いの2編が入ってました。ハーレクインの定石を踏襲しながら一つは現代風の、もう一つはお伽噺風のファンタジックなストーリー。かなり昔に読んだハーレクインのイメージを覆し、予想していたより面白かったです。以前よりバリエーション豊かに進化してるのかなあ。
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『ダンサーズ・イン・ザ・ダーク』と『漆黒の君主』の2話が収録されている。ブクログのお年玉献本企画に当選したもので、正月早々ありがたい。しかし、この作品を愛する方がいらっしゃるのならば、その方が当選されるべきだった。ダンサーズの方はヴァンパイアたる吸血鬼と心を通わす女性の話で、まだいくらか読めた。漆黒の方はいかんとも評しようがない。いずれも架空の世界において数奇な運命に翻弄される女性たちを主人公にしているが、これが外国では受け入れられるのかぁ。
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【例えば君が真ん中の世界とかがあって】
ブクログさんから、献本頂きました。ありがとうございます。
抽象的な表現と直球の展開。だめよ、だめよも好きのうちだなんて、三十年前の価値観だと思っていたが、気恥ずかしく読む手を休めたくなるほど、ロマンチックな話だった。読み手を選ぶが苦手意識がある僕でも最後まで読みすすめることができたので、良作ではないかと思う。イラストレーターがsakizo氏なのも好感をもてた。知らない世界観の物語に出会えて良かった。ただし1000円の価値があるのかと聞かれたら疑問が残る。
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二作品が収められているが、「漆黒の君主」がファンタジー小説の様で面白かった。
鎧のような皮膚の王、醜い少女、魔法という手法はどこか「ハウルの動く城」のようにワクワクさせるものらしい。もちろんハーレクインならではで、早く恋に落ちてゆくのだが、、、。
もう一作は「ダンサーズ・イン・ダーク」は恋愛の障壁をバンパイヤー、人間、さらに二人をじゃま立てする金持ちの御曹司。読んでいて早い段階に結末が想像できてしまい、物足りなかったです。
ブクログより献本いただきありがとうございました。
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献本にて頂きました。
ハーレクイン初体験(*ノωノ)キャ
普段自分ではあまり手に取ることのないような
本に出会わせてくれるブクログさんに感謝。
内容は作者の異なる長編のような
ボリュームのある中編が二作収録。
ヴァンパイヤ物と魔法使い物という
わりと鉄板に近い組み合わせ。
私的には著者のお名前も
『トゥルーブラッド』
(C・ハリスの作品はこの番外編らしい)
も知らないが、不都合なく楽しく読めた。
ナリーニ・シンについては機会があれば
他にも読んでみたいと思う。
しかし何気にこの本って
944円もするのか!
なんかもっと気軽に買って読むイメージがあった。
この値段だと、なんか高く感じるな。