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今野敏の本を久しぶりに読んだけど、おもしろかったなー。誰が犯人なのかわからなくて、でも途中で(だいぶ後半で)こいつか?ってのがわかったりして。マル暴なのに、弱気な感じの甘糟がなんだかおもしろいのもあった。
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任侠シリーズでお馴染みの甘糟刑事が主人公のお話。
今野さんの本は嫌な人があまり居なくて、読後感も爽やかなので疲れなくて良いです。
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任侠シリーズは『任侠シネマ』しか読んでいないが、その中に登場する北綾瀬署のマル暴刑事、甘糟達夫 巡査部長が主人公のスピンオフ。
阿岐本組は登場しないし、暴力団が任侠だけではない計算高い裏組織なのだと印象付けられる。
本作でも相変わらずのへなちょこぶりながら、暴力団員やそれ以上に恐い警察上司らの中で真相に迫り、事件を解決していくさまには爽快感があった。
21-10
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任侠シリーズに出てくる マル暴の甘糟さん!
「お茶はいらないって、いつも言ってるだろう」で始まるマルBとの会話が楽しいですね。
すごーくヘッポコなのに憎めない人ですね。
多嘉原連合の構成員が駐車場で殺される…よくわからない違和感を感じて 周りのマルBを調べ始めるが 調べているのか?脅されているのか?わからないちぐはぐな会話が笑ってしまいます。
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任侠シリーズに登場するマル暴刑事甘糟が主人公のスピンオフでいいのかな?
今野敏さんの作品に登場する主人公としてはかなり異色なんじゃないでしょうか?
このマル暴らしくないマル暴というか警察官らしくない男が実はめちゃくちゃ警察官に向いてるんじゃないか?
そんなふうに思わせるのは理想の警察官を書き飽きた今野敏さんがちょっとだけ踏み外したくて警察官らしくないこの男を主人公にして書いてみたけど結局なんかちゃんと警察官になつちゃった。みたいなね
面白かったです
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〈任侠〉シリーズに登場する、マル暴担当刑事らしからぬ甘糟が主人公。ちなみに残念ながら阿岐本組は出てこない。
『お茶はいらないって、いつも言ってるだろう。俺があんたらからごちそうになるわけにはいかないんだよ』
阿岐本組でもお馴染みの甘糟のセリフだが、この作品でも度々出てくる。一見気弱で暴力的な言動に接するだけで『うわぁ』とビビってしまうくらいマル暴担当らしからぬ甘糟なのだが、どうしてどうして、しっかりヤクザたちと対等に話しているではないか。
肝心の事件だが、『多嘉原連合』の構成員が殺され、その容疑者が敵対する『足立社中』と関係しているようで、一気に抗争に発展か?とキナ臭くなる。
だがそこには数々の疑問や違和感もあり、それらを甘糟はじめ先輩刑事の(こちらはいかにもなマル暴担当刑事)郡原や、本庁捜査一課の梶らと捜査していく。
〈任侠〉シリーズの甘糟は阿岐本組にいつもと違う動きがあると途端に現れて弱気ながらも危ないことはしないでね、と釘を刺すのだが、この作品でも甘糟は各事務所や関連の店に顔を出して情報収集している。
事件が起きてから動く強行班や捜査一課とは違い、常々ヤクザたちの動向を把握することで、彼らのいつもとは違う動きに敏感に反応し、それがやがて事件捜査の糸口にもなるという展開は面白い。
そのため、最初は捜査一課の梶とは方針の違いでギクシャクする。しかし今野さんの作品らしく、それぞれが自分たちの得意分野を生かし合い、それぞれのやり方を認め合いながら捜査を進めていく。
事件の真相という点では物足りなさはあるが、今野作品ではそこは重要ではない。
甘糟が毎回胸の内で『嫌だなぁ、怖いなぁ』と思いつつ、ヤクザたちと向き合っている。
最後に梶が言うように『案外、君は自分が思っているより、マル暴刑事に向いている』のだろう。
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甘糟はやっぱりマル暴に向いていますね。本人はあまり自覚はなさそうですが。事件自体はそこまでスリリングではなかったです。
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大当たり。
話が分かりやすくて、記憶が弱くなってきたワタシでも十分楽しむことができました。土日の休みが終わって月曜日の通勤でページを開いてもそのまま読み続けることができます。ところどころで人物が言葉で思い出させてくれる場面があって、とても優しい作者だと思います。
とは何かのような難しいことを考えることなく、本当に易しく読めるまさに電車の友となりそうです。
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今野敏さんの任侠シリーズに登場する東京都足立区の北綾瀬署に勤務する甘糟刑事のお話。
大好きなマル暴刑事です。
ひ弱な感じの刑事ですが、無事事件を解決しました。面白かったです。
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任侠シリーズ大好きです。
ただこの甘糟さん、前から好みではない。
なかなかその印象が拭えないまま読み終わってしまった。