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資本収益率が労働生産性と労働人口増加率の乗数なら、今後の労働人口の減少により、資本収益率はピケティが説くr>gとならない時代が到来するのではないか?
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ざっくりと知りたくて手に取りました。
資本主義の根本的矛盾、格差は拡大していくことのざっくりとしたイメージをつかむことができました。
個人的には、賃金が限界生産性で決まるところや、世代間所得の相関が興味深かったです。
貧困の問題で論じられることと、当然のことながら重なってくるなと思いながら読みました。
勉強するのにもお金、かかりますもんね。
入学金、授業料、書籍代、学会関連費、交際費等々、、
賃金格差を減らすための最善の手段として教育投資が挙げられており、教育の必要性を再認識しました。
概要がつかめるとの本書を読んでみたら、やはりもっと詳しく知りたくなり、原著も読みたくなりました。
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2015.01.15 本当に60分で読み終わった。ピケティ氏の主張のさわりのさわりをとりあえず把握したと言うことか。
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マルクスがあってピケティがあるのではない。彼は、マルクスを読んだことが無いと言っている。しかし、マルクスの教えが死んだ世界だからこそピケティが現れたことは間違いない。資本主義の成長の成果が比較的平等に分配されていた時代は、戦争を挟む数十年に限られる。レーガノミクスとサッチャリズムは資本主義の勝利を決定づけると共に、富裕層減税と市場主義によりr>gを恒常的な不等式とした。資本の利潤は経済成長率を上回る、この証明されてない不等式は、マルクスが死んでからの三十年を雄弁に語っているように見えるから、不思議だ。
この本はr>gがピケティのエッセンスであることを教える入門書。その短いエッセンスの中にアベノミクス批判が混入していたりするのは舌足らずの感が否めない。持論を展開するのであれば、このようにピケティの紹介本という形ではなく、ピケティ派の考え方を日本経済に適用するなどとして、堂々と述べるのが良いだろう。
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ピケティの「21世紀の資本」を、
とても分かりやすく解説した本。
私は、経済学の知識はほとんど無い素人だが、
60分ですんなり読むことが出来た。
ピケティは、
1870年以降の各国の税務資料等を調査した結果、
「資本主義の発展と共に富が公平に分配される」
という経済学の定説は誤りであり、貧富の格差は拡大
すると結論付けた。
また、貧富の格差を解決する為にグローバルな資本課税に関する政策を提案している。
これらの内容に関する著者の見解や、日本との関係等についても補足されており、理解をより深めることが出来たと思う。
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かの『21世紀の資本』の要点がこれでつかめたなどとはおよそ思わぬも、あれに挑もうという気力というか能力を持ち合わせていないので、これを選書した。先日読んだ水野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』なり、現在読んでいる駒村康平著『日本の年金』なり、共通して資本主義社会における格差拡大のメカニズムが説かれている。こと日本に焦点を絞ると、いずれも非正規労働者の増加が所得格差の象徴として問題視されている。端的にまとめるには至らぬが、読み進めるほどにその事はさしたる問題ではないように思えてきた。先進国における貧困の概念をはき違えないようにしなくてはいけない。
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テレビで解説されていたので、それを見ていたから
何となく理解することができた。
財産の成長率は賃金の成長率を上回る。
技術革新によって、格差が広がっていく。
相続で格差が広がる。
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・r>g(=資本収益率>国民所得の成長率)についての本。つまり、富は一部の大富豪に集中し、貧富の格差が実は埋まっていないという、フランス経済学者ピケティの説。これは、資本主義が果たすべき機能な一部崩れていることを指している。
・r>gが成り立ってしまっている背景には、大きく二つの理由がある。
ひとつが、タックス・ヘイブン(租税回避地)の存在。これは、税が安い地域に拠点を移し、資産を蓄えることに成功している国があるということ。日本の場合、自動車や衣料の生産拠点をアジアの近隣諸国へ移し、低賃金労働者を雇って賄っていることにあたる。
この流れが続くと、知的労働者は資産を蓄えるが、労働力を提供してきた労働者は仕事が奪われる可能性が高まる(現にその傾向が出ている)。
ふたつめが、テクノロジーの進化。
テクノロジーが発展することで、人の仕事が軽減される傾向にある。事務労働がその代表。
教育とテクノロジーの進化は、働き方や労働を大きく動かすことになる。
・相続の問題も大きい。金持ちであるほど相続資産が多く、資産額が大きいほど運用もプロがおこなうため、返って利益が出やすくなる。
つまり、金持ちの子は引き続き金持ちになる可能性が高く、そうでない大部分の人間は巨額の富を得られにくい。
・ピケティのr>gから学ぶことは二つ。
ひとつは、働き方を見直すこと。教育とテクノロジーの進化は今後も伸び続ける現象であふことを受け入れ、そのテクノロジーをどうビジネスで活用するか、つまりは、これまで以上に知的労働のスキルを身につけなければ生きていけない。
考え、創造する側の人間になること。
ふたつめは、この世界の流れが進み続けることで、結果的に大きな歪みが生まれかねないという事実。世界規模で見直す取り組みであることをしっかり認識しておくこと。
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ピケティ「21世紀の資本」を思いきり要約した本なのでザックリ理解するには手っ取り早いかもしれない。
700ページもある原典は膨大なデータが多いので体系的に理解したいのならば、この本で事が足りるのかもしれないし、足りない詳細については原典を探るのもよいでしょう。
r>gについて、本書とは関係なく思考が向かったのでブログにて言及。
『r>g ですがrは誰でも投資できる素晴らしい時代ですよ』
http://toyop.net/blog-entry-2098.html
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話題のピケティを簡単に読めそうだったが、わかったのは概略だけ。
途中からピケティではなく、著者の主張を聞いていたような…。
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ブームになっているので購入。しかし、厚い本を読む気になれず薄い本を読みました。
本当に概略しかわかりません。
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なんとなくしか理解出来なかった。
数式とかよく分からない。
この本で自分が理解したことは、
資本収益率が経済成長率を常に上回る。
すなわち金持ちがもっと富み、貧困層との格差は広がるということ。
インターネットが普及しているこの社会で、取り替え可能な人材は価値が低くなり、取り替え可能じゃない人材は価値が高くなる。
つまり価値ある人材は富み、価値のないものは駆逐されていくと言うこと。
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本当にわかりやすい。もっと早くに読めば良かった。
征服と公共事業をやり尽くすと経済成長が停滞して、社会が不穏になっていく。古代ローマ帝国も同じことしてた。古代ローマ帝国は滅んだけど、私たちの社会はどうなっていくの?
資本主義の問題は課税の問題でもあるんだ。
やっぱり北欧は最強だな。
もっと経済の本を読もう。
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日本は好むと好まざるとにかかわらず、グローバル資本主義に巻き込まれています 資本収益率γが成長率gを上回る 先進国では単純労働者の賃金が新興国に近づくので、知識労働者との国内格差が拡大します。特に日本では、中国との賃金の差が2倍以上あるため実質賃金の低下が続いています 日本では持ち合いなどによって買収が不可能になっているため、経営者が保身のために貯蓄しているのです
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すっごく簡単にまとめてあり、中立的に整理してあって、読みやすい。
池田信夫はエコノミストじゃなくて、単なるヘボ評論家に過ぎない。
オレは、twitterで、何度か彼とやり取りしたことあるし、ニコニコ動画のライヴ映像とかでも見たことある。
そういうときはフツーだった。
朝生に出てるの見ても、どこにいるのか分かんないくらい大人しかった。
ふだんは、フツーなんだけど、基本的には、性格が異常に悪い。
この人は、発達障害に違いない。
山形浩生との論争とか見ると、この人の性格の悪さが、よく出てる。
山形からやり込められて悔し紛れに発した一言が
「横文字を縦文字に書き換えるしか脳のないくせに」だった。
そりゃまあそうだけど、と笑ったけど。
あの程度のヘボ評論家が、山形浩生と論争して勝てるワケない。