紙の本
収束する物語。
2017/01/07 18:59
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな要素が磐音の元に集まりはじめた巻。
シリーズ冒頭で失われた許嫁、奈緒を再び守るために江戸でいろいろな手を打ったり、
その奈緒の白鶴太夫姿を描いた絵師・北尾重政が逃げ込んできたり。
以前にも顔を出した剣客・土子順桂が再び顔を出したり。
派手な立ち会いはあるものの本筋に絡まないので読後の印象が薄い。
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ついにここまで来たなぁと感慨深い。
田沼意次との対決、尚武館の面々の成長、奈緒とのかかわり・・色々と落としどころを期待して次巻を待ってます。
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弥助さんエピソードと、久しぶり、山形方面のトラブル。
割と、初期にあったような、身近な範囲で起きる事件の話でしたね。
困ったときの妖術使いはこの作者のくせでしょうか?
主人公を強くしすぎるのもどうかってところですね。
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宿敵の田沼意次と対面するシーンが、心に残ります。
人を生かす剣・・・どんな結末が待っているのでしょう。
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居眠り磐音の物語もいよいよ終盤なのかと胸に迫ってくる。いまだに奈緒=白鶴太夫への未練がある読者としては、複雑な思いで今後の展開を見守っている。
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2015年の4冊目です。
この「居眠り磐音江戸双紙」シリーズも47巻目ですね。
佐伯泰英の人気書き下ろし長編時代小説です。
平成の大ベストセラーと言われ、シリーズ1000万部を超えているそうです。剣術家 坂崎磐音の冷静で清廉な人柄と彼に連なる登場人物が、しっかり個性を持って描かれています。時代は老中 田沼意次の時代です。
このシリーズを楽しみに読むのは、娘が「ナルト」や「ブリーチ」といったコミックシリーズを楽しみに読んでいるのと変わらないかもしれませんね。
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L 居眠り磐音江戸双紙47
個人的には。
弥助の話、引っ張りすぎじゃないの?
いまさらまだあの人を引っ張り出すの?
磐音側の人たちを皆うまく納める気なの?
ちょっとは不幸のまま、無念のまま、終わる磐音派の人がいたっていいんじゃないの?
その人たちの導入必要??あの人を浮上させるためだけに出してきたでしょ!と。
個人的には思うところたくさん。
ここまでくると、最終巻までにあの人やあの人やもちろんあそこらへんの幸せも見届ける気なのね。とちょっとうんざり。
たしかに、超脇役のあの人たちのその後が放ったらかしになるのは著者もファンも許さないのかもしれないし期待してるのかもしれないけどさ。
個人的には王道着地点が気になるわけで、さっさとやっちまえ。的な(笑)
使い所がないと地方に飛ばすっていい手だな。とうがった見方すらしてしまう自分に嫌気も指しつつ次巻も読んでしまうんだよなぁ。の感想。
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佐野善左衛門による意知殺害後、田沼意次の動静を伺いながら過ごす日々。そして、山形の奈緒の手助けに弥助、霧子が山形へ。
江戸から動けない磐音の前に、新たな敵が。
そして、磐音はとある人物と出会う。
そろそろ最終決戦か?
それとも、ダラダラとこのまま意次と何の対峙もなく続いていくのか?
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もうすぐ終結なのに、
こんなサイドストーリーばかりやっていて
無事にまとまるのだろうか。
北尾重政とか、今さら出してこなくても
よさそうなものだが。
でもまあ、普通に楽しんで読めます。
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シリーズ第47弾。
あと少し(三巻)の辛抱で読んでるなぁ・・・
まぁ、広げすぎた風呂敷を少しずつ片付けているんだろうことはよく判ります。
それにしても「失意の方」とは何方だったんでしょうな。読者だよってことにならんことを願う。
(2015/2/18)
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第四十七弾
田沼意知が殺され新しい展開か?
弥助と霧子は奈緒を助けに出羽へ、尚武館には怪しき女が
そして浮世絵師北尾重政は『尚武館夏景色女六態』を完成
奈緒は無事
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思えば、2002年の「陽炎の辻」の1巻から、よく読んだものだと思う。
さてさて、山形に行った奈緒を、江戸に連れて来る伏線が、描かれている。
絵師の北尾重政が、錦絵を描くだが、5枚のはずが、やはり磐音のにらみ合いの対決シーンの絵が、加わるのも、現代風のように思える。
又、ガイドブックが出ているのにビックリ!
番外編「後継ぎ」を収録しているらしい。
もう1冊、磐音が、歩んだ10年で、江戸の地図が、あるそうだ。
この方が、実感があるかもしれない。
これが、終わったら、又、どんな時代劇を描くのだろうか?
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居眠り磐音江戸双紙47巻目~子も同然の藪之助を倒した弥助は遺髪を伊賀に運んで供養し,窮地に立たされている奈緒を救うため,山形へ足を向けた。神田の道場跡は無人となっており,小梅村の道場には江戸崎の剣術使いが孫娘と婿候補7人を連れて立ち合いを求めてくる。一人目は辰之助が倒したが,毒殺されて発見された。二日目には来なかったが,江都中の道場を荒らして廻っている。霧子は師匠の手伝いをすると云って山形へ旅立ち,絵師・北尾重政が弥助の長屋に居候を始めた。妖術を使う剣術使いの孫娘・ひなの術を破り,その妖艶な様から北尾は絵に対する情熱を取り戻し,尚武館道場を支える女性達を描き,評判を取った。一方,山形の前田屋を乗っ取ろうとした番頭が奈緒の隠れ家を突き止めたが,弥助と霧子が駆けつけて,参勤交代の供に加わって江戸を目指す~紅花商いの文書を秋元藩主に売りつけ,江戸に来るが,意知の四十九日に意次と磐音は出逢ってしまった
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意知の死から少しばかりおとなしい意次。その合間を縫って現れる道場破り。いや、この道場破りもういらないとか思ってしまいました。しかし、この道場破りがいなければ絵師の北尾が渾身の作を書かなかったか。でもその北尾のエピソードも不要かと思ってしまったり。
いっそのことどーんと引き延ばしている奈緒親子のエピソードを早く欲しかったです。
そして、まさかの意次とのご対面。意知の墓前につきそのまま別れる二人。磐音でなければ一気に片をつけろという感じです。
もしかしてあの様子では早苗にも春が来るとか?
ここまで読んでくるほどのこのシリーズファンではあるけれど、作者の焦らし加減に少々悪態ついてみました。
最後を睨んでの盛り込み具合でした。
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磐音シリーズ。
佐野善左衛門が田沼意知を殺害し、徐々に田沼政治に陰りが見え始めています。
今回の目玉はタイトル通り「失意の方」ですね。
あとは最後の最後で登場する奈緒さん。
クライマックスにむけて、色々と重要人物たちが集合しつつあります。
磐音、もうすぐ終わっちゃうのは寂しいなぁ。