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2015/2/21 読了
TOC(全体最適化の改善手法)について、物語形式で記述した前著のコミック版である。
工場の製造プロセスの全体最適化の手法について平易に解説している。
基本的には、ボトルネックとその前の在庫管理を徹底し、工程間の在庫量を最適化する、といった手法である。
工場が生産的かどうかを見る指標
・スループット
・在庫
・業務費用
どの工場にもおきる2つの事象
・依存的事象(ある工程の生産量はその前の工程の生産に依存する)
・統計的変動(1つ1つの工程には生産時間のばらつきがある)
5つの集中ステップ
・ステップ1 制約を見つける
・ステップ2 制約をどう徹底活用するかを決める
・ステップ3 他のすべてをステップ2の決定に従わせる
・ステップ4 制約の能力を高める
・ステップ5 ここまでのステップが解消したらステップ1に戻る
つながりとばらつきのあるシステムにはかならずどこかで制約があり、その制約に集中することで全体最適につなげる。継続的な改善を行い、ボトルネックを見つけてその能力を向上させ、スループットを増やす。
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小説も全て読んでいますが、コミック版もしっかりエッセンスを残したまま、読みやすくなっており、満足です。
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漫画にすることでここまで分かりやすく出来るなんて。5年前に翻訳版を読んだときの1/10の時間で2倍理解が進んだ気がする。
工場にかぎらず、「利益」をゴール(KGI)にすえて、無駄なロスを生みそうなKPIを徹底的に排除して、適切なロードマップをひくという考え方は、シンプルかつ強力だと再認識。
ただ、肝心の工場勤務の経験がないため、ここに書いているような内容が実践的なレベルのものなのか否か、判断がつかないため☆4つ。
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TOCfEのシンポジウムに行って、TOCに興味を持ち、手っ取り早くTOCを知るためにマンガ版を購入した。シンポジウムでもチラッと話に出たけど、TOCはJIT影響を少なからず受けているそうな。
マンガを読んだからこそ、ホンモノも読んでみたくなった。
最後の5つの集中ステップの件で、赤と緑の札の話があったけど、そここそがまさに肝で、常に惰性に気をつけて継続的改善をしていく必要があることがわかった。それも、ザ・ゴールが継続的にお金を儲けるということだからだと思う。
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オリジナルを読もうとしたが、まずはコミック版から。
丁度、「エッセンシャル思考~最小の時間で成果を最大にする」を読んでいる中で紹介されていたので、すぐに読めてよかった。ハイキングの事例は分かりやすく、実際に山歩きをしていると起こること、それに向けて改善することが実際の現場でもいかされるなと感じた。
メモで。
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漫画だったので、1日で読了。
ボトルネック(制約)の考え方は、とても勉強になったが、消化不良の部分もあるので、時期に再読する。
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分かりやすいないようなのだが、もう少し解説が欲しい位。なので元の本を読んだ方がいいのかな。しかしこの内容を30年も前に発表していたなんて・・・いままで何してきたんだろう、という感じです。
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TOC に興味があり読みでみた。
内容 ボトルネックの生産能力が結局工場全体の生産能力になってしまっている。
なのであらゆる手段でボトルネックの負荷を軽減する必要がある。
そのためにはまずボトルネックになっているものはなにか洗い出す。
現場では下記の二つが起きている。
依存的事象 事象と事象の繋がり前工程働きに依存する
統計的変動 予測できない変化
現場では依存的事象による工程の流れがあるが
統計的変動が発生するとその変動の合計が蓄積されることが原因で時間ロスが発生する。このような各工程のバラツキでボトルネックの前に在庫が滞留していくとさらに効率が悪くなる。
バラツキをなくし、ボトルネックの処理能力に
全体をあわせることが重要である。
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ザ・ゴール初体験。工場の経営を題材に、ゴールの概念を知る事ができるのですが面白い!
3つの指標、効率、ボトルネックなどは、いろんなプロジェクトや自分の人生にも応用が利きそうです。
活字の方も読んでみたくなりました!
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なるほど、と思いつつそんなうまくいくもん?と思いつつ。あまり実務に活かせないかもと思いつつ。漫画で読めるビジネス本便利だ。
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ボトルネックによって、最終的な成果が決められている。
それを打開するには、そのボトルネックの分析が必要。
どこで引っかかるのか。解消できないのであれば、
そのボトルネック自体を変えてしまうということ。
作業フローを機械に任せる場合でも、
タスキリレーのように人に任せる場合でも起きる問題。
どこで生産に遅れが出ているのかしっかり把握し、
改善することが大事。
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2015年の29冊目です。
世界的ベストセラーで1000万人が読んだと言われている、
ビジネス書の「ザ・ゴール」のコミック版です。
「ザ・ゴール」のエッセンスを閉鎖の危機に直面した製造工場が再生していくストーリーの中に埋め込んで説明しています。現在でもこのエッセンスが向上経営に通用するのかどうかは良く分かりませんが、工場の目的を「お金を儲けること」に絞り込み、それを測る3つの指標を設定し、その指標を高めるための因子を特定し、それを制御するという構図は、現在のあらゆるビジネスに適用される原則だとは思います。
紹介されている3つの指標は、「スループット」「在庫」「業務費用」です。子供と出かけたボーイスカウトのキャンプでの出来事を事例にして理解し易い工夫がされています。生産が”ボトルネック”工程に支配されるというのは、今では常識でしょうが、これを汎用的に考えた時、開発や事務部門において、ボトルネックになっている部署や人間がいくらでもあるような気がします。
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スループット:販売を通じてお金を作り出す割合
在庫:販売しようとする物を購入するために投資した全てのお金
業務費用:在庫をスループットに変えるために費やすお金
この3つの指標で、利益を生み出す管理ができる!
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そもそも色んな概念を小説で説明しきるのに無理があると思うので、イメージ化されてより分かりやすかった。
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休日の空き時間を利用してサラリと読了。
なにしろ、マンガですのでとても読みやすい。
それでいて、しっかりと内容は伝わってきます。
この手のものは、やや懐疑的でしたが認識を改めないといけませんね。
マンガの力、侮れませんね。
そう言えるのも、マンガ化するにあたって、多くの関係者が知恵を結集されたからでしょうね。
付箋は6枚付きました。