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左右ハンドル選択自由の規制緩和で、日本は”莫大な黄金”を掘り起こせる
2015/10/21 15:25
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投稿者:フェニックス - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェラーリの左ハンドル中古車53億円、日本のスポーツカーも左ハンドルであれば億単位の価値になることも可能となることがわかった。右ハンドル車は3割のマイナー市場。左右ハンドル選択自由の規制緩和は、個人選択なので右ハンドルのいい人は右を選択すればいい。左ハンドルを選択すれば、現在の逆輸入車でも左ハンドルは100万円程度高いので、高査定が期待出来る。まずは、自動運転機能付車からの導入であれば抵抗が少なく、燃料電池車も海外中古市場を取り込めば普及の可能性は格段に高まるだろう。アベノミクスの岩盤規制打破の実力が試される案件である。
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左ハンドル国産車が日本を救う 小森正智、小森正隆著 ビジネス書ランキング9位
2014/12/21付日本経済新聞 朝刊
経営コンサルタントらが、商品開発における「発想の転換」の必要性を説きつつ、自動車を例に日本のグローバル戦略のあり方を提言する。国産車の強みを最大限生かすには「左右ハンドル選択自由」など、海外市場を見越した規制緩和が必要と強調。国家財政の立て直しに向け、外需の取り込みが急務と訴える。
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左ハンドルの国産車は国内での発売ができない。
でも、発売して中古車をつくれば
おおきく社会貢献できる。
どうかん!
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本書の着眼点は面白い。だが現実的では無い。
いわゆる外車はほぼ全て左ハンドルであったが、役所の指導もあり今では右ハンドルばかりである。
左ハンドルの車がリセール的に良く運転もし易いのならば、役所の指導があっても左ハンドルの比率は高いままであったはずだ。
しかし低年式低走行距離の車は右ハンドルの方が高く売れる。古く沢山走った車は海外へ右より左が高く売れるが、そもそも金額が安いので絶対的な違いは僅か。
視野の問題からも左走行なら右ハンドルが合理的で安全だろう。著者は死人が出ても持論を展開し続けられるのだろうか。
まあ、右ハンドルでワイパーとウィンカーの位置を逆に(ISO的に正しく)すれば右ハンドル車をそのまま輸出できる。
落とし所としてはこの線が良いのでは無いか。
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日本経済を再び回復させるには左ハンドル自動車を国内で流通させるべきだ。なんだか「風が吹けば桶屋が儲かる」ような著者の主張だが、読み進めていくと、実に納得。確かに左ハンドル自動車が日本の救世主となる可能性はあるような気がする。
今の日本が世界で圧倒しているのが、自動車の品質とコスパ。その強みを最大限に活かすためには、メジャーである左ハンドル市場に飛び込むべきだ。特に狙い目は中古車市場。
日本の中古車は、厳しい車検制度をくぐり抜け、年数の割に走行距離が短いという理由から世界的需要が非常に高い。が、世界市場に求められるためには左ハンドルへの改造が必要となり、割高になってしまう。だから、日本メーカーは最初から左ハンドル自動車を作ってしまえと、著者は説く。運転も慣れてしまえば、特に問題はないらしい。
左側通行だから、右ハンドル。そんな根拠のない固定観念を捨てるだけで、日本の自動車産業はさらなる発展をするかもしれない。