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マクラウド兄弟最後の1人末っ子ヒーロー。彼は名前だけは変態セスがヒーローだった1作目から登場。それも故人として。シリーズ途中から、え、もしや?とうかがわせるシーンもあり、生存が確認?されつつもなかなか兄弟の前に姿を見せない。なんらかの事情があるのかも?とはいえ、残された兄弟たちは喜び半分苛立ち半分といった感じか。今回もマッケナ節は健在←つうか無い方がおかしい(笑)でも、無くても話は進むわよ!?と何度彼らに対して今はそんなことヤってる場合じゃない!と言いたくなったことか。はぁ、やれやれ。もっと危機感もてよ!
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なんと文庫本にして厚さ4センチ税抜き1500円!最近、何でもかんでも上下巻のノーラ・ロバーツもやりすぎだけど、反対にひとまとめにしてこの厚さにするってのもないやろってまずこれにビックリ!マクラウド兄弟シリーズ7作目にしてやっとあの人物の登場である。相変わらず多すぎ濃すぎのベッドシーンに辟易しながらも、再会シーンを楽しみにワクワクしながら一気読みしたが、肝心のシーンは感動の再会には程遠く、ドンパチの真っ最中に戦う相手として出会うという最悪のタイミング。戸惑いと驚嘆と気まずさの段階で終わってるので家族としての団欒の場面は次作以降かな。でもこれまでの登場人物が勢ぞろいしてファンには嬉しい物語。いつもながらヒロインの成長物語でもある。皆に幸あれ。2015.1
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【ネタバレ含むと思われる】
久々のマクラウドシリーズで、しかも、全作処分してから何年か経っているため
兄弟達のことも、彼らの妻達のことも、すっかり忘れている体たらく。
一番好きなタマラ姐さんの話がアレだったので(相手のヴァルに好感を持てなかった)最初は読もうか否か迷ったんですね。
それでも、ま、読んでみようかと思い、この分厚いのを買ったんです。
ヒーロー・ケヴィンにはイライラしなかったんですが
ヒロイン・エディスにはイライラしっぱなし。
頑固なくせに、パリッシュ一族からはグズ断定されていて、
ケヴィンに求められていると分かってからは、まるで大学デビューした勘違い喪女のようないきがり方をしていて。
結局、彼女が(妹思いなのは分かるけど)余計なことを一度ばかりか二度三度したばかりに
マクラウド一派他に多大な迷惑をかけたのでは? と思ってしまったんですよね。
悪役のデズモンドとアヴァも、キモかったですねえ。デズモンドってもっと早くにさくっと死ぬと思ってましたよ。
ああ、冒頭で奴のイチモツが「馬並み」だとあったので、
つい脳内で「うまなみなのねんー♪」と歌っちまいましたよ。
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
エディは有名財団の令嬢ながら、特殊な能力のせいで家族にすら疎まれてきた。今はグラフィックノベル作家として、夜な夜な夢に見る男性を主人公にベストセラーを続々出している。そんなとき、現実にその男性が目の前に現れた―ある事件のせいで記憶をなくし、ハンサムな顔に傷のある姿で。この人こそ私の運命の人!互いの境遇も顧みず、ふたりは燃えあがる恋の炎に身を投げ出す。だが彼の記憶が戻り始めるにつれ恐ろしい過去が明らかになり、ふたりにも魔の手が忍び寄る…大好評の官能サスペンス第7弾!
内容とは関係ないんですけどね、900ページ越えの作品1冊で出す?持ちにくい、読みにくい、重すぎます。
ロニーがいつかヒロインになることがあるんだろうか?
トニーは誤解されやすいいい人でした。
そしてケヴとショーンに自作は安らぎがみいだせるといいのですが。
そうそう、タマラ素敵過ぎます。
Fade to Midnight by Shannon MacKenna
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<マクラウド兄弟>シリーズ第7弾。
マクラウド家のショーンの双子の弟のケヴィンは、拷問により記憶をなくしていた。
自分が誰かもわからずにいたケヴは、ある事故で記憶の断片が浮き上がってきた。
それを元に過去を調べ始め、自分がずっと心の支えにしてきた夢の中の天使へとたどり着く。
いや、待ちに待ったショーンの行方不明だった弟ケヴィンのターン。
まずは、なっがい。
二冊分が一冊になってる。お得な感じなのかしら。
期待が大きかった分、序盤の進み具合にダラダラした感じを受けてしまった。
二人が出会うまでに、140ページを越すなんてね…。
ヒロインのエディは、最初好きになれなかった。
コロコロ気分が変わる感じを受けて、特殊な能力とは別に頭がどうかしてるんじゃないかと思ったわ。
と言うか、それを書いてる作者を疑った。
最初のベッドシーンでも、逆ギレでケヴィンを誘い、次はもう家に着いてるのに駐車場に停めた車の中ですることにこだわり、その次はこれから逃げ出そうってときにまたしても逆ギレのようにセックスを求める。
どうしてそこまでしてその場所、その時じゃなきゃいけないの?と疑問に思ってしまう。
あんな風に半ギレな女に、よくその気になれるなぁ(笑)
しかも、自分が能力のせいで散々変人扱い、頭のおかしな女扱いされてきてるのに、ケヴィンの事はあっさり頭のおかしな変人扱いするのにもびっくり。
自分がされて傷ついたことって、人にしそうになるときは注意深くなると思うんだがね。
ケヴィンの家族がトニーに対して、ずっとケヴィンを隠して庇護してきたことに対して怒っている…というのも、ちょっとびっくりしたなぁ。
わたし的には、ショーンがケヴィンは生きてるって言葉を誰も信じないで、凧のサインが出た後も3年も何もしなかったなんて驚き。
前作で凧が出てきて、探し始めるもんだと思いこんでたわ。
とは言うものの、マクラウド家の懐かしい面々が出てきて嬉しかったな。
タマルの相変わらずな傍若無人ぶりにも。
しかしこの本のカテゴリーはミステリーじゃなくてサスペンスだと思うけどね。
☆は3・5って感じかな。