女子高校生の娘も天才!
2015/11/12 15:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
物理学者の浪速阪教授(著者自身と思われます)が、女子高校生の娘の美咲ちゃんに素粒子物理学を教えるという話です。
この美咲ちゃんの理解力や頭の回転の速さが半端ではありません。南部陽一郎と聞いただけで、「自発的対称性の破れ」と言ったり、プサイという記号を見ただけで、「クォーク」と言ったりします。
私など、物理学論文サイトのarXivを、なぜアーカイブと読むのかをすぐには気付かず、数日経ってから、統計学でX^2(分布)は「カイ二乗」と読むことを思い出し、「Xはカイと読むんだ」と気付いた始末です。
物理学は別としても、高校生にもなって、父親の話を素直に毎晩聞いてくれる娘というだけでも可愛くて微笑ましいですね。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いわし - この投稿者のレビュー一覧を見る
超ひも理論を名前ぐらいしか知らない人でも読みやすい、ストーリーとして書かれた本。
説明はかなりざっくりとしているので、この本で興味を持ったらほかの詳しい本で学習しなおすと良さそう。
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超ひも理論の勉強の糸口として読みやすい本です。
ただ、一度だけではまだわからないことも多いので、繰り返し読んでみたいと思います。
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超ひも理論の入口に足の親指だけ入れたかな?
コラムの部分とかちんぷんかんぷんだったけど、ワクワク感は感じれた、どんどん進歩していく理論や壮大になっていく実験も楽しみ。
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超ひも理論の入門書。高校生の娘に向けて話す、というていを取っているので、難しいと思った部分があってもスルーして最後まで読むことができる(難しい部分はコラムで補足されている)。
物理学者についての描写は、「あーこういうひといるよねー、こう思われるよねー」って感じで、物理学者の方のご家族にオススメ?(笑)
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第6講義の”ひも”の振動と次元の説明が手抜きの様に感じる。超ひも理論の入門書なので、次元のところはもう少し丁寧に扱って欲しかった。
第二弾があるのであれば、なぜ9次元、10次元へと拡張する必要があるのかを、本当にわかりやすく講義して頂けることに期待したい。
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本編は父と娘の会話でざっくり素粒子と異次元の話が展開されているものの、各章の末尾にあるコラムでは数式を使って割とまじめに解説していたりして、なるほど、わからん!といった感じ。それが5章ぐらいからだんだんとリンクしてきてわかったような気にさせられるから不思議。つまりクオークが異次元方向に伸びる紐の断面であり、見えない部分で振動している=エネルギーを持っているためクオーク(断面)自体に重さがなくてもクオークによって構成される陽子としては重さを持っている、と。陽子に現れるクオークが2つまたは3つということはクオークは開いた紐なのかな?(閉じているなら偶数のはずだから)
なるほど、わからん!
しかし本書の良いところは「わからない=面白い」ととらえる物理学者の感性が色濃く反映されている点にあると思う。大人になると(?)大抵のことを知った気になって、分からないことをストレスに感じてしまうことが少なくない。一個人が知っていることなんて森羅万象のほんの僅かな部分でしか無いはずなのに、ね。このようにわからないことをワクワクに換える感覚を蘇らせてくれる意味でも本書はオススメ。
異次元、面白い!
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本当に70分で読めちゃいます。ざっと理解しようと思ったら十分かもしれません。物理をやろうという理系の高校生ならイメージしながら読めると思います。ただし、途中にある解説は正直難しいです。
第5講義出てくる3次元空間で止まっている陽子が異次元でものすごく動いて質量を発生させているという表現が分かりやすくもあり、新発見でした。
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雰囲気のみで理論の中身に触れることはできなかった。読みやすいので中学生ぐらいが対象の読み物。超ひも理論は、究極の理論として名前だけはよく知られている。しかし、それを理解している研究者は日本でたった100人という、それが一番の驚き。
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やっぱり難しいですね。入り口の前の券売機に並んだ感じですね。入り口にすらなかなか入れませんが、入場券は買えましたよ。
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『超ひも理論』について、物理学者のパパが高校生の美咲に毎晩10分ずつの講義をする。
とても噛み砕いて、シンプルな絵もついて、分かりやすく説明しているので、ストーリーとしてはすらすら読める。
けど、分かりやすく書かれているとはいえ、私には一度読んだだけでは分からなかった・・・!(汗)
最終的に理解した美咲すごい!
でも、本文中で美咲が言っている通り、「分からないことがおもしろい」とは思えた♪
素粒子や異次元、超ひも理論について書かれた他の本も読んでみて、何となくでも分かるようになりたいもの!
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どこかで見たような説明ばかりの孫引き解説書がある中で、本書はオリジナリティあふれる説明で実に刺激的。わかるか、というと良くわからないのだが、本書の平易な文章で、超弦理論の最先端の雰囲気を私のようなど素人でもほんの少し味わえる。
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読みやすいか読みやすくないかでいうと、相当読みやすいです。分かるかどうかは別問題として。
いや、実際、易しく書いてはあるんでしょうけど、言ってることの半分くらいは訳が分かりませんでした。ど文系なもので。
物理学者の生態が面白おかしく書いてある、という意味でも楽しめます。
女子高生が大人の考えてるプロトタイプな子なので、そういうのが苦手な方はイラッとするかも。
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内容は平易な解説で面白かった。しかし、娘さんのセリフや思ったことが、あまりにも物分りが良く、都合の良い表現やこたえをしていて、お話としてはちょっとイマイチな感じがした。
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http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784061531543 ,
https://sites.google.com/site/naniwazaka/