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【本年度14冊目】
積読本が減っていく夏休み。
昨年度ふとしたことから手に取ってみた本。
安定とは、
自分自身の市場をみつけ、多くの時間をかけて学び、発信と認知を繰り返し、セルフブランドを高めていくこと。
教員も本当にあの人数がきられるのだとしたら、僕たちもしっかり自分のセルフブランドを高めつつ、専門スキルとプロジェクトマネジメントの力も蓄えていかないといけないなぁ。
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いまの時代によくあるような、自分の力でサバイバルしていけっていう本。タイトルがキャッチーでよかったな。でも、内容が長々しく感じてしまった。もうちょっと字は小さいほうがよかったかな。
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元官僚の宇佐見典也氏が、肩書きを捨てた後の地獄とそこから這い上がった実話を通して、いつでもフリーエージェントになる覚悟を持って働くことの大切さを語った一冊。セルフプロデュースのもとは、これまでの自分の人生にしかない。自分が経てきたストーリーからしか生まれない。16歳にして早稲田の商店会の会長を勤めた木下斉さんの話も面白そうだった。資本の流入で地方にシャッター街が生まれるという紋切り型の話に異議を唱え、地方の商店が市場原理に逆らう気概を持っていないことも原因のひとつだと言う。シャッターを閉めてる店は年金で暮らせてるから。その証拠に地方の風俗は年金支払日に混雑してる、とか。肩書きを捨てながら、新しい肩書きを手に入れて行く人々のたくましい生き方。中盤の今後の雇用形態が変わって行く話はつらすぎて読めなかったけど…。
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給与明細をブログで公開した若手官僚として名を馳せた著者が、経産省を辞めて独立して挫折を味わった経験から、今後の働き方について提言している。第4章では、雇用情勢の変化の分析も行っており、特に新しい視点はなかったが、流石元官僚だけあって、関係明快によくまとまっていると感じた。
題名に「地獄」とあるが、結局、今はベンチャー企業の代表取締役としてそれなりにやっているようで、そこまでのインパクトはなかった。また、本書を読んでいると、著者の浅はかさを感じるとともに、いまだに「肩書きエリート」としての驕りが見え隠れして鼻白んだ。
しかし、自分から辞めないにしても、突然、今の「肩書き」がなくなったらどうやって生きていったらいいのだろうという漠然とした不安は自分も持っており、この本のテーマは興味深いものだった。
著者は、フリーエージェントとしての生き方を提唱しているが、その土台は「肩書き」の上に積み上げていくのが近道と指摘し、今の仕事に関わる能力を高めるべきだと主張している。そして、いつでも「仕事を選べる」状態にしておくことを提起している。著者の主張は大筋で納得のできるものであった。とりあえずは、今の会社で基礎となる専門性を身につけるとともに、万一のことも考えてセルフブランディングの方向性を定めるということが大切だと感じた。
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東大官僚の肩書を捨てたら今までの取引先から相手にされなくなって、苦しんだ。
でも、ブログやってたりして個人で頑張ったよ!というあまり中身のない話。
会社に頼らず、個として強くなれよ!ってこの本を一言でまとめるとそんな感じ。
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元経産相官僚の方でいまはフリーランスでエネルギー関連の仕事をしているかた。
日本的な働き方、企業に忠誠を誓いその見返りとして肩書や地位とサラリーを与えるという形がどういう風に生まれて、どういうメリットデメリットがあるのかわかって面白かった。
段階的ではあると思うが将来的に企業ではなく人や仕事が重要になる社会は訪れると思うので、自分の専門を磨いて緩いつながりで仕事をするようになるのではないかと思った。
「グローバルマッチョ思想」←面白かった。
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https://www.chuko.co.jp/laclef/2014/12/150513.html
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組織の中ではなく個人の力で勝負したい、という想いを胸に若くして官僚を辞職しフリーエージェントとなった著者が、自身の「ブランド」の無さゆえの挫折経験、そしてそこからどのように「セルフブランディング」を行い軌道に乗せたのかを綴っている。
経験に基づく前半部と、日本の雇用慣行について述べる後半部では毛色が異なり、個人的には前半部分に興味をもって手にとったが、後半部に関しても日本の雇用史が分かりやすく解説されており、勉強となった。
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経産省官僚の肩書を捨てた著者が、その後一念発起し開業した話。
ただ前半は本人の話なので面白いのだけど、後半は彼の説くセルフブランディングの話なので、その分析自体はともかくとして、内容的にはごく一般的な話だった。
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今の日本人は「就職」ではなく「就社」しているのが実状。が、世のなかの流れを考えれば、1社での終身雇用形式は確実に衰退する。今の家から会社の肩書に頼らずに、セルフブランディングを磨くことが必用だ!といった内容。自分達がいかに「組織の肩書」に頼ってシゴトをしているかを痛感させられる一冊でした。
自己紹介する時も「○○会社の□□です。仕事は△△してます」となりがちだが、「△△の仕事ををしている□□です。いまはたまたま○○の会社に居ます」と言えるようにならないといけないですね。自分は何者で、どんな市場価値があるのかを考え、セルフブランディングを考えていきたいと思います。
・組織に属して「決められたレールの上で、誰かが与えてくれた課題で合格点を取り、選抜という関門を乗り越える」と、独立して「目の前の人のニーズを満たす為に自ら考えてサービスを創出し、その対価を得る」とでは全く異なる。
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役所にいると「今の知識を使って起業できるんじゃないか」と思うことがあります。
著者は勝算もなくやってしまうんですね。
僕個人としても万が一何かがあればあいりんの辺りでなんでもやりながら生きていく気概はあります。
でも好き好んでやるべきではないんですよねσ^_^;
数年前の自分もこういうところがあったので今更ながらに反省します。
そういう意味で司法試験を断念せざるを得なくなったのは天命かもしれません。
その中で著者が行き着いた
「セルフブランディング」
は組織の中にいる僕にも大いに参考になります。
自分が得意なことは何か。
自分に何ができるのか。
徹底的に考えることは生活に余裕があるうちにやっておくべきことやなと痛感しました。
さて自分には何ができるんやろ。
生活保護の知識はそれなりにあります。
福祉の知識も同じくらいあります。
法律の知識もかじった程度にはあります。
役所の仕組みはそれなりにわかってます。
今自分にできることは市場にニーズはないかもしれませんがこの次にする仕事(何をするのかわかりませんが)がブレイクスルーになるかもしれません。
明日読む本が示唆を与えてくれるかもしれません。
ただ来たる日のために努力しておかないとチャンスは逃げていくように思います。
子供達にチャンスの神様の前髪を掴めと言ってる父親ですからまずは自分がやらんといけません。
まあ色々と考えさせてくれる本でした。
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日本では最初に入社する会社が若造を一人前まで育ててくれる。その恩に対し、ある程度成長して仕事で貢献できるようになるまで頑張り、会社を卒業、初めは会社のブランドを借りながら徐々に自分のブランドを形作り、フリーエージェント化して生き抜く。
本の半分は、これからの時代の生き方、働き方やそのノウハウについて書かれているのだけれど、地獄のインパクトが強すぎて、会社にしがみつかなくちゃと読まれてしまいそう。
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経産省を退職してから危機的に貧しい暮らしを乗り越えフリーランスとして軌道に乗るまで。
元官僚の使える専門性と使えない専門性。仕事の人脈は退職と共になくなると考えるべき。
日本で終身雇用が定着した歴史的背景とその成功の時代、崩壊の経緯。
組織に依存できない今、将来のフリーランスを念頭にするべきことは、
?専門性を身につける
?セルフブランディング
?ネットワーキング
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元経済産業省のキャリア官僚。勢いで退職したものの、その後苦労したという話。自由という立場がどれだけ大変かということだろう。
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経産省官僚をやめていまは実業家、コンサルタント、コメンテーター、著述業などしている著者のほんのしばしの窮乏をして「肩書捨てたら地獄だった」とのこと。もっと大変な境遇の人がいっぱいいるだろう。この本を手に取るのって、東大卒の官僚だったやつがつらい思いしてるなんていい気味みたいな気持ちじゃないかな。そんな意地悪な気持ちが満たされるかというと全然。ちゃんとあっという間に自分を立て直していまに至るという感じで、正直なところこれのどこが地獄なのって感じ。
後半は著者が現代日本を分析し、これからの時代はどんなふうに生きていくべきかを論じていらっしゃるんだけど、まあどこかで聞いたことのある話ばかり。唯一ともいえるくらいだけど、ほーっと思ったのは著者が独立後に最も影響を受けた人として杉村太蔵を紹介していたこと。ちょっと見直した。偏見はいかんね。