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良書。目から鱗。
題名とは違い、英語とスキルを付けなくてはいけないよ、ってこと。
自分の得意なことは何か。社会、会社に活かせる自分の強みは何か、で勝負する。
30から就職でもいいじゃないか。
自分を活かせる会社、仕事を探す。
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・発展途上国の労働者が先進国から高い賃金をもらうこと
・先進国が安く発展途上国の労働力を使うとこと
これらには経済合理性がある、ということは間違いないと思う。
また、外国では若者が仕事を得られないということ。これもニュースや新聞で見る限り周知のものと思う。
よって、文系のノースキルが仕事を得られるということは本来なら有り得ないことだと筆者は言っている。
こうみると、必死でスキルを磨いて先進国の優位性を維持していかないと賃金が下がるのは目に見えていると思う。しかし、現在世の中はライフ・ワーク・バランス、ホワイト化を重視する傾向があるところは上の記述と多少矛盾しているように思う(個人的に重視してほしいが)。これは日本人が間違っているのか?それとも、グローバルな競争とは思った程熾烈じゃないのか?
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一般的就活人を痛烈に、あるいはコテンパンに痛めつけて現実を知らしめてくれたあと、凡人でも実効可能な具体的挑戦の形を示してくれる良書。
若い時読んでおけばよかったと後悔するより、今からでも飛び出す勇気を与えてくれる。
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日本で働いたことがあり、今ベトナムに住んでいる人としての新しい観点があったと思う。
僕の周りには海外に飛び出して、上手く行かず、帰ってきた人がいるので、この本に書いてあるほど簡単とは思わないが、日本で無理ゲーをやらされるのであれば、良いのかもしれない。
特に、失敗できる若いうちは。
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就活中の学生向けの内容だが、既に社会人になった人にも考え方は役立つと思う。資格より実務経験が大切。あと英語は必須。参戦できる最低限の武器を謙虚に磨くこと、 (英語と多少の実務経験)常識にとらわれずに勝てる見込みのあるポジションをとること、そこで仕事を見つけたら、その中でより自分を磨いていくこと。上から目線の文章でハナにつくところもあるが、そうだよなと納得した。
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面白かった。途中、フィリピンで留学&インターンのくだりは?なこともあったのだが、最初と最後はすごく同意できたし、参考になった。大学生や入社してまだ2~3年の若手はもちろんだが、私達のような昭和世代にとっても、自分たちが持っている今までの仕事観・キャリア観を大いに揺さぶってくれる本だと思う。
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言っていることはもっとも。
ただ、結局「英語」なのね~というのが、題名からすると意外。
就活生向けの本。
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フィリピノの英語学校 マンツーマン 1日6時間 すみこみ両食費込みで10万円台
アジアでは人が足りていない。日本人のようにそれなりに基礎があり、挨拶、計算、読み書きができ、常識があって、勤勉な人は猛烈なニーズあり
ブランドロゴ クラウドソーシング 5000円 むかし数十万円
グローバル化した世界で生き残るには
高度な仕事をする
見切りをつける
地元に張り付くのをやめる
日本国内に残るのはラストワンマイルジョブ
最終的にお金を払う人のところで、人が直接なにかをするような仕事。物理的にその人が日本にいて、現場にいないとだめ
電車や車の運転、高齢者や障害者の介護、バーテンダー、接客の仕事、ホテルマン、電気の工事、美容師、料理人、看護師、医師、歯科医師 つまりサービス業全般
戦い方には2種類ある ひとつは戦闘力を高める方法、もうひとつは戦う場所を変える方法
最低限の武器 英語と実務経験
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なかなか面白かった。
できないことはできないと認めろ、英語勉強しろ、稼げないならコストを下げろ、国外へ出ろ。主論はそんな感じでした。
ただし、海外に出ればなんとでもなるよ、と書いてるけどそれは詰まる所、みんな海外に行きたくない(日本を離れたくない)から、みんなの嫌がることをして儲けるという論法に他ならないのであると感じた。
なので、海外に興味のある自分には面白いが、海外に興味無い人からすると面白く無いかもしれない。
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新聞報道を見ると最近の就職活動は私が実際に経験したころとは様変わりしていることに驚かされます。PDF化した履歴書をネットで多くの企業に送って、何度も面接試験を受けて「内定」を受けるところに行くのには多くの時間がかかっている様です。
人口減少時代がすでに到来し、将来の若者の減少が確実視されている現在でも、就職するのは困難な様です。但し、この本によれば条件があるです。それは、タイトルにあるように「英語もできないノースキルの文系」の、いわゆるトップ大学でない一般の学生です。
この本はそのような大学生を対象としています。かなり厳しい事が書かれていますが、その内容は恐らく真実で、単に書いて不安を煽るだけではなく、解決策を示しています。思い切って1年間留年して、「英語と実務能力(スキル)を磨きなさい」というものです。具体的にそれを行うべき場所(国)、1年間の時間の使い方も具体的に示しています。
著者の大石氏は普段はコンサルタントをされている様ですが、本文における説明も分かりやすく素晴らしい内容だと思いました。資格の必要性(持っていて意味のあるもの無いもの)についても鋭い指摘をされていました。この本をこれから就職活動を迎えることになる二人の娘達に如何に伝えるべきか、思いを巡らせました。
以下は気になったポイントです。
・その時々と自分の得意分野に注目するには、1)興味を持てることがたくさんある人は、一つに絞る必要はない、2)少なくとも「嫌ではない仕事、人から自然に求められる、過去にうまくできたこと」をやる(p30)
・就職の面接とは、「その企業のビジネスのどこに興味を覚えて、どういう仕事に取り組みたくて、どういうことができるのか」を端的に述べる(p38)
・志望動機を言うためにすべきことは、1)相手の会社には何が足りなくて、何が必要とされているのかを見極める、2)自分ができること(できそうなこと)から企業が欲していることを探して結びつける(p44)
・今までの就活は、できることが何もない学生が、企業に採用してもらうために、夢や理想を語って、経験・スキルではなく、自分を企業に40年間丸投げします、という宣言を売りにしていた。「がんばります」で内定がとれるのはブラック企業だけ。(p45、48)
・今からでもできることをして、英語力・ノースキルの2つを改善したうえで、日本国内のみに囚われず海外も含めて就職先を考えたら、可能性は広がる、ということを伝えたい(p49)
・日本の上場企業の2012年の全従業員は合計618万人、日本の全従業員は4000万人なので、比率は15%。ここにはブラック企業と噂されるところも含まれている(p56)
・世界的常識では、ノースキル文系学生は無職で当たり前。学校卒業して仕事が欲しければ、コンピュータサイエンス・エンジニアリング・ファイナンスや法律を学ぶのが普通(p63)
・新卒で正社員として入社し、できるだけ長く勤め上げるのが正しい人生、それを真に受けたらプレッシャーで潰される、そんなゲームは降りるべき(p69)
・現在の就活では、なんらかの武器になるスキル、経験、実績が必要。気合い芸では内定が取れないのは明白(p80)
・1年間休学し、最初半年間は英語学校に通う、フィリピンに留学するのがお薦め。メリットは、マンツーマンのレッスンを一日6時間受けられる。米英ではグループレッスンで1日2時間程度なので、話せるようにならない。2つ目のメリットは、寮費・食費込みで20万円以内で行ける(p89)
・日本人に求められている、多くの企業で求められている英語は、欧米向けの英語ではなく、インドネシア、シンガポリアン、インド人と仕事ができるようになるための英語である(p91)
・自分に足りないものを認識して、留年を決めて一年で帰ってきたところが、企業が大きく評価するポイントとなる(p96)
・世界一周して、百人の凄い人と会ってきても何の足しにもならない。それをするなら、そのうちの一人に弟子入りして半年間働く(p98)
・企業は海外で、海外の給与水準で雇える人材を大量募集している、現地のインドネシア人よりははるかに給与は高いけれど、日本人の本社の人材よりは給与はだんぜん安い、そういうところにすごく需要がある(p116)
・現在、日本とインドネシアでは報酬額が10倍以上異なる、ただし、インドネシアでは、クラウドソーシングの報酬が一般の平均賃金よりも3倍程度高い。このため、先進国から単価の高い仕事がネットを通じて入ってくるようになった、日本国内で働く人には脅威(p125)
・先進国に住み、新興国の高度人材と同じ仕事をしている人は、単価が下がり生活苦しくなる。新興国に住みネットだけで先進国の仕事が受注できる人は、単価が上がり暮らし向きは良くなる(p127)
・日本に住んでギリギリの生活をしていたら、新しい事にチャレンジするのは難しい。海外に住んで日本からの仕事を受けることができれば、「時間を稼げる」(p132)
・人材を分ける4つは、意識の高低・実行力の高低により分けられる。実行力が高く意識が低いのは「マニュアル人材」、意識だけ高く実行力が低いのは、企業が雇いにくい(p138)
・意識が高くで実行がちぐはぐな人材は、1)やりたいことが壮大な割に、その目標は自分で考えたものでない、2)やりたいことを実現するステップを考えていない、3)やりたいことがすぐ実現できない社会が悪い(ショートカット思考)と言う(p140)
・意識が本質的に高いのではなく、意識が高く見えるマニュアルを実行しているだけの、マニュアル人間の可能性がある。意識の高さの偽装(p147)
・意識の高さを偽装してしまう人は、目標やゴールの立て方が間違っている。変えたいこと、実現したいことにフォーカスするのは本来のビジョンや目的だが、その代わりに「自分がなりたい「状態」にフォーカス」してしまう(p149)
・企業の仕事を見極めるのは、企業の業種、にもっと着目すべき。航空会社、鉄道会社、バス会社、宅配業、これらの仕事の中身は非常に似通っている(p159)
・銀行業は、1)企業に���金を貸す(融資)営業、2)融資可能かを判断する審査、3)原資となる庶民の預金を集めてくる窓口業務、が基本である(p163)
・業界には、どういう仕事が存在するのか、どういうことが経営のポイントか、それを調べるのが大事(p164)
・資格を分ける基準は、「国家資格か否か」「独占業務があるか否か」で分けられる。別の言葉だと、「シグナリング効果の有無」「ライセンスであるか否か」(p169、174)
・シグナリング効果あり、かつライセンスがある資格として、医師・弁護士・公認会計士等、ライセンスはないがシグナリング効果があるのは、ハーバードMBAやTOEFL満点等、気を付けないといけないのは、シグナリング効果は無いが、ライセンスである資格:宅建、行政書士、社労士、中小企業診断士等(p176)
・いま外国に仕事をとられている仕事というのは、「世界のどこでやってもかまわない」仕事(p199)
・仕事の移転に関しては、知的かどうか、単純かどうかが判断軸ではない。物理的な場所を問うか問わないかである(p202)
・日本国内に残るジョブは、「ラストワンマイルジョブ」、最終的にお金を払う人のことろで、人が直接何かをするような仕事。電車や車の運転、高齢者等の介護、接客、ホテルマン、料理人、美容師、医師、看護師、公務員全般など、但し高賃金は保証されないのが注意(p206)
・グローカルという仕事もある、日本と海外をつなぐような仕事もある。グローバル(海外)で働いていながら、ローカル(現地)とも密接に関わる(p209)
・ニートをするなら海外、そのメリットは、1)生活費、2)人生の意味を考える時間を持てる(p214)
・ものごとの戦い方には2種類ある、1)戦闘力を高める、2)戦う場所を変える(p231)
・戦って勝てる場所で勝つ、これがポイント、経営学用語で「ポジショニング」という。相対的な戦闘力が大事(p237)
・行うべきことは、1)参戦できる最低限の武器(英語と多少の実務経験)、2)常識にとらわれない勝てる見込みのあるポジションをとる、3)仕事を見つけたら自分を磨く(p237)
2016年3月6日作成
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1つは戦闘力を高めること。もう1つは戦う場所を変えること。戦闘力を高めるというのはスキルや経験を高めること。これには積み重ねが必要。
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「正社員として採用されなければならない」から「就職できなくてあたりまえ」という世界標準!?へ意識改革する必要があるのかもしれませんね。
同僚が一人またひとりと海外の子会社へ旅立って!?行く姿を見送るたび、世の中が激しくグローバル化しているという事実を認めざるを得なくなります。それでもまだ「派遣するだけのスキルがある」と認められた人材は恵まれているのかもしれません。なぜならば、国内に残された人は、マネジメントできる人材と使いものにならない人とに分けられる運命にあるからです。それでは、これから就職活動をする若者たちはどうすればよいのでしょう。ここでは意図的に留年してフィリピンで英語を習得してアジアで実務を経験することが提案されています。
「南の島のビーチでゆっくり過ごす」というハッピーリタイアを夢見るのなら、若いうちから途上国に移住して、最初から「ビーチで過ごす生活」を手に入れるという方法もあるわけですね。
では、英語もできないノースキルのオジサンは、どうしたらよいのでしょうか? ①遅ればせながら英語を勉強する。②海外赴任のチャンスがある人は、迷わず立候補する。③発展途上国に移住する!?
この本が想定している読者は(当然のことながら)これから就職活動に挑む大学生、それも「英語もできないノースキルの文系」なのでしょうが…本当にこれを読まなければならないのは、彼らの親たちなのかもしれませんね。なぜならば、息子や娘が、発展途上国で就労するという選択肢を本当に受け入れなければならないのは、外ならぬ、私たちの世代なのだから…
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ノースキル文系への愛のあるアドバイス本。
内容はシンプル。今の世の中は30年前とは違って、新卒入社からの終身雇用の道は狭くなっている。だから、英語と経験を身につけて、勝てる土俵(海外就職など)を探そう、というもの。
海外現地法人にいたときの経験からも、それは事実だと思う。海外では、現地語と日本語が話せる日本人は重宝される。学歴やスキルがなくても職があるだろうし、その勤務経験自体が自分のスキルになる。
もう、新卒一括採用でこれからの人生が決まる時代じゃない。就職してからもずっと試され続けるし、そこで努力を辞めなければ、随分遠くまで行けるだろう。
採用イベントでは、新卒の子たちにそう伝えてあげたいし、私自身ももっと遠くまで行けたらいいなと思う。
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「自分の学術的興味関心からでなく」、「親の期待」と「大学で遊ぼう」的な事から大学に合格してしまいしかも大学生活を遊んでしまっているかたがたに向けた本のようである。
著者は、そんな大学生が、就活前に「意識が高い系」を目指しても「一発逆転」「奇跡」は起きないから、「英語をフィリピン留学で半年で鍛える(欧米よりも留学費用が安いという理由)」「半年間の会社インターン」etcで超高学歴学生と戦える、と説く。
また、上場企業に採用をもらえる学生が、日本の学生全体で数パーセントに満たない事から、著者は読者にポジショニングを勧める。つまり日本国外での仕事を狙うというものだ。
この本によると、日本以外のアジアでは、日本人の勤勉さを求めている事もあり、英語をスキルで補完すれば、勤めることができるらしい。アジアは日本以外では給与は低いが、生活費も現地での生活では低くできるためプール付き、スポーツジム付き、運転手付き自動車などの待遇が付くこともある。給与は日本での平均給与の半分だが、上記の厚遇が付く成功者もいるらしい。
詳しく知りたければ本書を読んで、知ってほしい。
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秀才が集結する一流企業への就職に参戦するのは、最初から負け戦に行くようなもので馬鹿げている。
大学4年間に、サークル活動鬼時間を使うのではなく、将来売り物になる技量・経験(英会話、起業経験、海外での就労、アルバイトではない就業体験など)を身につける。必要ならそのために休学してもよい。
日本人で、ある程度まともな学生であるというだけで、それなりの売り物になるマーケットを探せ。
ちきりんの書いていることと似ている。