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美術館によく行っていたが、見方をよくわかっていなかったため、読んでみた。
視覚的快感だけを求めて美術館に行く自分にもやもやしていたが、この本を読んで少し気分が晴れた気がする。美術館に行きたくなる。
主体的に見る、批判的に見る、異論を発することになれる、等、アート鑑賞が人間的成長をもたらすということがわかった。
海外と日本の芸術教育の違いにも触れられており、アート鑑賞や芸術について、もっと知りたいと思った。
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意外と面白かった。アートは鑑賞する側が勝手に理解しても良い。間違えて良い。「なぜ?」と言う視線でみる。形容詞を付けて見る。否定的に見えたモノの良い所を探す、逆に良いものに見えたモノの悪い所を探す。知識は部下の意見くらいな感じで聞いておく。絵を文章にしてみる。エア買付けをしてみる。読み終えて今後、アートの楽しみ方が変わって来る気がする。
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美術に興味はあるけど、何から始めればいいのか、何を感じとればいいのか、何をみればいいのか、何も分からない自分にはぴったりの本でした!
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「超入門!」ということで読みやすいが,タイトルのわりに本文にポップさはない。とはいえ,難しいということもないし,深入りもないように思う。
1. マティス,フォービズム,色彩の自律性
2. ピカソ,キュビズム,存在の真実
3. カンディンスキー,抽象画,精神性の復権
4. キルヒナー,見えないものを描く,ドイツ表現主義
5. デュシャン,レディメイド,コンセプチュアルアート
6. モンドリアン,主観を排した普遍の真理の追究
7. マグリット,シュルレアリスム
8. ロスコ,抽象表現主義
9. ウォーホル,消費社会,ポップアート
10. セラ,サイトスペシフィックアート
11. セラーノ,タブーを犯すアート
12. 菅亮平,?
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まずは、自信を持って?知識なく引っ掛かった作品をじっくり観ることから始めたい。
自分ではよく観ているつもりが意外に観てない。
できることなら15分くらい観ると良い。
観る時、ディスクリプション(作品の様態を言葉に変換する)をしてみる。
やはり、数多くみること。そして、自分が観ること。絵の解釈に正しい、間違っているはない。
作品の中に必ず何か発見するように努めてみる。
なぜ?と疑問を持って見てみる。
引っ掛かり鑑賞法ー展覧会をひととおり観て、気になった作品を中心にじっくり観てみる。
知識なく絵を見てみる。また、知識を持ってみることで深まることもあるが、情報が正しくない場合もあるから、知識は部下だと思って観る。
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一見難しそうな芸術鑑賞のハードルを下げてくれる一冊
芸術鑑賞と言えば
時代背景などの知識が絶対に必要である
と思われがちであるが
そうではなく自分の感性を元に楽しんでもいいことを教えてくれる
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高度な内容が
平易な言葉で
わかりやすく書かれている
鑑賞の指南書。
特に心に残ったのは
鑑賞は鑑賞者にとっての「作品」
という言葉。
「作品」だからこそ
下手でも
オリジナルでよいのですよね。
以前、
岡本太郎さんの本にも
同様のことが書かれていて
ハッとさせられたことがあったが、
そのことを
端的に見事言い当てている言葉だと思った。
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著者の別の作品「現代アート、超入門!」をまこなり社長が推薦していて、そちらを探していたら、こちらのタイトルに先に出会ってしまい、タイトルからしてもこちらが先かな?と思って手にとったのがきっかけ。
美術館・美術展に行くのは好きだけど、まったく知識がないワタクシ。
原田マハさんのアート系の作品(楽園のカンヴァス、暗幕のゲルニカ、他)を読んで、やっぱり知識があるとアート鑑賞ってもっともっと面白いんだろうなーと思っていた矢先。普段はほとんど読まない、というか初めてこのジャンルの書籍を手にした。
結論、よかった!
アートに興味はあるけど、さっぱりわからん。という誰かにぜひおすすめしたい1冊。
「アート」は学ぶことができても、「アートを見る」ことを学べるものは依然として殆ど見当たらない、そんな状況に一石を投じたい、という書き出しで始まる。初心者向けで、わかりやすく書かれている。
他の人がみてどう感じるか、ではなく、自分がみてどう感じるか。正解のないことに、自分なりの感想をどう叙述するか。アートはそういう練習にもなる。
アートの知識というよりは、その作品ができた時代背景は知識があるとより愉しめるなと思った。
次に美術館に行くのが楽しみだ!!
あ、ちなみに著書の副題が「7つの視点」となってますが、それに加えて「アート鑑賞を深めるためのヒント」として具体的に20のヒントが記されています。
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アートを見るにあたって、考えれば非常に真っ当なことばかりだが、なかなかできていないこと、そしてまた、新たな視点が広がりアートをより楽しめそうなやり方が、整理されてわかりやすく書かれている。実際にやってみたいと思うヒントがたくさんあった。
惜しいのは、新書版ならではの限界で例で出されている絵が白黒のこと。(スマホで検索しながら読んだが)