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全体を通して「お金」に纏わる話なのかな、という感じ。
相変わらずすっきり爽快。
ただし一冊目に比べると三匹の活躍が少し沈静化している感じがして、個人的には一冊目の方が好きかな。
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最初の数作は、1冊目に比べると事件も起きずなんだか…と思っていたのですが、まぁこれはこれで、自然な感じがいい。
偽三匹は本当にイラっとくる感じですが、それを除けば、相変わらず歯切れのよいストーリーと魅力的なキャラクターで、気持ちよく読めました。
また、悪役が嫌な奴すぎず、また正義の名の下の仕返し(よくある!)や行き過ぎた成敗(これもよくある!)もなく、気持ちよく読める作品でした。
最後の短編が好き。
花の名前、覚えよう。
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有川さんの本らしい本であったと思う。3匹のおっさんとその子供や孫たちがいいキャラを出し、とても気持ちのいい感覚を与えてくれる。
例えるなら、試験のとき、勉強した甲斐あってスラスラ解けるあの感覚だ。
なぜ、ここまで引き込まれるのだろうか。少し考えてみよう。
今回の作品も、前作に引き続いて3匹の回りで問題を抱えた出来事が起き、それを3匹達ご一行がそれぞれ最大限のパフォーマンスで解決に導いていく。
特に今回の出来事は、現実世界で実際に問題になっているものである。
解決したい。改善させたい。けれどもそれが自分にはうまくできない。
そんな思いを抱く読者に、この本はきれい解決した社会を魅せてくれる。
ぜひ、ご一読あれ。
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還暦を迎えたあのおっさん達が再び見参! キヨの孫・祐希とノリの愛娘早苗も一緒に町内の悪を成敗する痛快活劇小説シリーズ第二弾!