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宮下さん一家がアイヌ語でカムイミンタラ、神様たちの遊ぶ庭と言われている北海道トムラウシに一年間山村留学する話。
このエッセイを書くにあたり家族への許可を得、次男だけがあまり自分のことを書かないでほしいと直訴してきたという。書くなら仮名を使って、「漆黒の翼」。宮下漆黒の翼。12歳の発想ウケる。それからしてエッセイの連載がトムラウシの学校の校長にばれ、次男も知ることとなる。そして次男より仮名を「英国紳士」に変えて欲しいと直訴され宮下英国紳士が誕生。さらに学校行事で英国紳士はクラスメイトにボギーと呼ばれていることが判明、著者である母より仮名は必然的にボギーに安定。
この独特すぎる仮名のせいでやたら次男にスポットが浴びてた気がする、このエッセイ。気のせいかな? 二番目って感じの自由な発言、きちんとした慎重派が滲み出てて楽しかった。
中身としては羨ましい一年間で、なかなか決断できないよ、山村留学。高校受験を控えた息子を連れての山村留学。今しかないと踏み切って移住したのはなかなかだと思う。その制度知らなかったのですごく興味湧いた。
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宮下奈都先生(@NatsMiya)、壮大なお福分けを、ありがとうございました。
先生一家は本当に貴重で濃い時間を過ごされたのですね。
読後、清々しい、福ふくとした気持ちになりました。
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素敵なタイトル!素敵な装丁!それふさわしい素敵なエッセイ!・・・かと思いきや!それだけではない!面白い!面白すぎる!wwwww
いやー、いいなぁ~、宮下家!も~ぅ、最高ですっっ!!www
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小説の中にも時たまくすっと笑える表現が出てきますが、
宮下さんってこんなにユーモアに溢れる方なんだと改めて認識しました。
3人のお子さんも皆、個性豊かで、本当に素敵なご両親に育てられているんだなあと思いました。
そこで暮らすのは難しくても、トムラウシ、大切な人といつか訪れて、満天の星空に浸りたいです。
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著者が家族と共に北海道に山村留学した一年を綴ったエッセイ。ユーモアと愛情の溢れたエピソードの数々が素敵すぎ。この本のタイトルがぴったりの内容。家族の物語としても楽しめる一冊。
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宮下さんの小説は全部読んでいるけど、エッセイは初めて。
親子のトムラウシ山村留学。山村留学という存在を初めて知った。期間限定で人が少なめ、学校の人数が少ない地域に引っ越して自然の中で過ごす。調べると子供だけ行かせるのと、家族で行くのとがある。
Twitterで宮下さんが“今日は氷点下20度”みたいなツイートを見かけていたので、寒いところに住んではるんやなぁと思ってたけど、山村留学だったのだ。
とてもいい経験だったことがエッセイから伝わる。また、宮下さんも家族も個性的なところがあって楽しく読めた。
期間限定でもそこが気に入ったら伸ばせばいい。いろいろ調べたくなったな、山村留学。
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一年間、北海道のトムラウジに山村留学をした宮下家の日常を綴った体験記。子供たちや先生たちの素朴な反応に笑ったり、地域のみなさんのほがらかさに読んでいて楽しかったです。宮下さんの、北海道での生活の思いや母として子に対する想いなど様々な思いがたくさんあふれていて、読んでいて胸が温かくなりました。
装丁がかわいらしくて一目ぼれしました。
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とにかく笑った!時にほろりときた!
バスの中でも我慢できずに読んでいたため、必死で笑いをこらえた。きっと不気味な人だったと思う。でも、いい。元気が出たから。学校って、きっとこういう場所。遊ぶことにも真剣、本気モードになれるかっこいい大人がたくさんいるってうらやましいな。
そして、宮下さんの大らかなお人柄と、マイペースすぎる旦那様、素敵な感性を持ちまくりのお子さん3人。大好きになってしまいました。個人的には次男くんの仮名の変遷がツボ(笑)
あっという間に読めてしまうけど、とっても大切なことがたくさん散りばめられていた。
宮下さん、ありがとうございました!!!
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宮下家のかけがえのない一年。
なにより、こどもたちにとってこの先きっと何年たってもここで暮らした一年が心の一つの柱になるだろう、とそう思う。
なぜこの町だったのか。
きっと運命だったのだろうね。神さまがここで過ごすがよい、と導いてくれたんだろうね。
厳しい冬に耐えられるのだろうか、という心配も、大きなお世話だったようで。
今、ここにある毎日を、全力で楽しむ宮下家の人々がステキすぎて。
自分の生きている意味とか、進むべき道とか、そういうあれこれに悩んでいる中高生にぜひとも読んでもらいたく。
そしてそういう子どもを持つ親たちにもぜひ。
いや、違うな。世の中には、こういう「毎日の楽しみ方」もあるんだよ、と全方位に向かってオススメしよう。
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北海道の山奥の集落 トムラウシ の小中学校に山村留学した家族5人の1年間を綴ったエッセイ。
のびのびイキイキ過ごす、個性の際立った、カワイイ子供3人。
家族をあたたかく迎え入れる集落の人たち。
美しい自然。
不便なことも大変なこともたくさんあるけれど、こんなところで、こんな学校でこんな先生達と過ごしたら、どれほど素敵だろう!と思わせてくれた。
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面白かった。今度、不便なところに引越予定で気分がふさいでいたが、この本のおかげでちょっと楽しみになった。住めば都というしね〜
それにしても旦那さんは結局何者なんだ?無職なの?(⌒-⌒; )
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あら、エッセイだったのか。
あら、面白い。
学校教育って意外と自由なんだなー
一年間だけの北海道の僻地暮らし。
家族皆で、ちょっと憧れる。
現実には、寒いの苦手だし、
仕事や学校のこと考えたら自分にはできない。
だからこそ楽しく読める。
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家族で北海道のトムラウシに、一年の山村留学。家族、学校、地域の結束が強い。著者はパニック障害が判明するが、それとも付き合う。熊、雪、山、生き物、自然と不便さ。子供たちの反応も楽しい。
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私もこんな優しい目線で日常を綴れたらいいな…と思いつつ、一年間の北海道のトムラウシでの暮らしを一緒に体験できました。可愛くて素直な子供たちの様子や言動にに自分の子供でもないのに嬉しくて涙してしまいました。
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可愛らしい装丁に一目惚れ。
普段はエッセイ本にはあまり手が伸びないのだけれど、
気づけば我が本棚の仲間入り。
日々のなんてことのない事柄が、まるで小説みたいに綴られている。
素敵なご家族に囲まれて、素敵な土地で、素敵な生活をされている。
会ったこともないけれど、宮下さんのご家族が愛おしくなる一冊。
そして、そんなご家族を大切にされている宮下さんの愛情をひしひしと感じる一冊。
我が一目惚れに、ハズレなし。