投稿元:
レビューを見る
久々の、寝る間を惜しんでの一気読み。
すっごい面白かったー!
社会派ミステリーだが、重いテーマで考えさせられるというよりは、単純にストーリーにのめり込んで楽しめる作品。
でもやっぱりラストはさすが。単なるエンタメでは終わらない。
「たいした悪だと思っていないこと」への報いも、これ以上「積み重ね」ないような救いもしっかりと描かれていた。
投稿元:
レビューを見る
自分が闇サイトで募集した連中に、逆にハメられた
主人公に同情出来ません!
首謀者は誰なのか?
謎が多すぎて満腹です
投稿元:
レビューを見る
そうきたか!
と一文の感想を読後すぐに投稿した。
で、4週間後、次に読んだ本を登録しにブクログにアクセスしたとき、この本を登録していたことに気がついた。
こんな本読んでたっけ? 全く思い出せない。あらすじを読んでもなかなか思い出せない。しばらくして、闇バイトって最近ニュースでも話題になっているよな、というところから思い出した。
確かに半日で一気読み。GWで暇だったのもあるが、面白かったから一気読みできた。星も4個つけているではないか。
でも、4週間たつと忘れている。この一つ前に読んだ『ルパンの娘』は覚えているのに。日記にも書いていない。読んだ本はタイトルだけでも必ず書くようにしているのに。
そんな小説だ。
と書いていても、中身をよく思い出せない。不気味な闇バイト紹介人しか頭に浮かばない。
ということで、星を一つ減らすことにした。
投稿元:
レビューを見る
仁の人間ぽさや不運な人生、引き込まれるもがあったのに、後半むりのある設定?複雑にしすぎ感に気持ちが入り込めなかった。
投稿元:
レビューを見る
2015.7.15読了
再読本
搾取される人生から搾取する人生へ。
仕事もお金もなくなった仁。闇掲示板で仲間を集め軽井沢の金持ちの屋敷に強盗計画をたてる。最中に誰かに頭を殴られ、自分だけ屋敷の外に放りだされていた。屋敷は全焼、3人の焼死体が見つかったことで、仁は殺人事件の犯人として指名手配される。
誰かにはめられた、その真犯人を探すため東京に戻る。
森下に言われた『お人よしのジンくん』まさにその通り。
どこまでも人を信じる…
いい方に考えれば、親に愛情込めて育てられたってことかもしれないけど、闇社会を生きるには不必要なスキルだ。
薬丸岳作品は、日の当たる成功人生より一歩間違えたら誰でも落ちそうなギリギリを描くのが本当に上手い。私もいつこうなってもおかしくない、読むたびに強く思う。
投稿元:
レビューを見る
大どんでん返し。
ミステリーと言えば読んでいて一番気持ちが良い瞬間がソレを味わう瞬間。
本作は序盤から気付かない程度の伏線を少しずつ残していきラストに繋げていくという王道のミステリーだが、ラストまでの繋げ方がとても巧妙なので、普段からミステリーを読んでいる人でも存分に楽しめる一冊となっている。
主要登場人物は主人公を含め「人生がうまくいかず、日々なんとか食いつないでる」という点で共通している。
そんな同じ境遇の人間同士が集まって何か大きな事をして一発逆転を狙うというのが冒頭だが、想定を遥かに超える事態に巻き込まれていくというものになっている。
だが正直なところ、境遇に関しては自業自得な部分も往々にしてあり、登場人物に対して肯定の気持ちはあまり強く持てないが、
一つ掛け違えると誰しもそうなるというような意味では同情できる部分もある。
そういった微妙なバランスの人物達を描くことにより、本作はトリック部分と心情部分が良い按配で構成されていると思う。
結果として、
先が気になってしょうがないという、
長編でありながらスラスラと最後まで一気に読ませる物となっている。
投稿元:
レビューを見る
久々読む薬丸作品。
やっぱり、さすがの薬丸さん!大満足!!
とにかく面白くて面白くて読むのが止まらず、他の大事な用事も全部後回しにしそうなところをなんとか我慢して、約1日半で読み切りました。
強いていうなら最後の解決編だけはサラッとしすぎていてちょっとだけ「ん?」という感じ。
でもそれも含めての★4つ。
若い頃は読書大好きを自負してた私も最近メッキリ読書量は減ってしまったけど、こういう小説を読むと私はやっぱり読書が好きだなぁ〜と実感。
繰り返しますが、大満足の作品でした!!
(2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。)