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第21回電撃小説大賞<メディアワークス文庫賞>受賞
【この優しい物語をすべての働く人たちに】
ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。
なぜ赤の他人をここまで気にかけてくれるのか? 気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で鬱になり自殺した男のニュースだった――
スカっとできて最後は泣ける“すべての働く人たちに贈る、人生応援ストーリー”
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人が追い詰められるときっていうのは、確かに何でもかんでも自分が悪いと思い込んでしまう。そこからいかに抜け出すか、抜け出す手助けができるか。
先がよめる展開なので安心して読めた。
H27.6.7~6.9読了。
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最後まで読み切った。
評価が良かったので読んでみた。
最後はすかーっとするし、共感できる内容でした。
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読みやすかった。
1日でサクっと読めちゃいました。
主人公の隆のように
辛い思いをした当時を思い出しました。
いったい誰のために仕事をするのか。
改めて考えさせられる。
ヤマモトが抱える問題や真相も含まれていてなかなか面白かった。
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1日で読み終わりました。
なんだかスッキリしてます。はい。
本当に現在の仕事について考えさせられる
作品だと思います。
ヤマモトくんの正体もわかって
納得しました。
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すごくライトな読み物でした。
読みやすく、それ故に記憶に残りにくい。
ブラック企業で先輩が嫌な奴で、主人公はただ可哀想で、助けられて、第二の人生…うーん…
スムーズすぎるのと、とにかく軽い!
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ページ数が少ないのと、書き方がくどくなかったからかさくさく読めた。ヤマモトの存在は、個人的にお笑いが好きなのでジャルジャル福徳さんで想像しながら(笑)
落ち込めば落ち込む程、自分が悪くないことも、自分が無能なせいだからと全部自分のせいにしてどうしようもなくなる負のスパイラルは経験があるから、青山には同感するところもあり。ただ仕事にこだわることに親の影もあったのなら、追い詰められた時に親の事を全く考えないっていうことはないんじゃないか?と思った部分も。
でも全体的にはそんなの気にならないくらいスッキリした読了感。ヤマモトが幽霊なのかそうでないのかもはっきりわかってよかったし、主人公とヤマモトがこれで関係終わるんだったら寂しいなあと思っていたから、最後のめぐりあわせは個人的にありがたかった。後味のいい作品。また読もう。
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期待以上によかった! 泣きそうになってしまった。休日でもきちんとおしゃれをするとかなるほどなと思う部分も多々あり色んな意味で読んで良かった。逃げることが全て良いわけでもないけど「戦う」ことが全てじゃないということを教えてくれる一冊。
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嫌な上司、先輩の裏表、ヤマモトの笑顔と正体、青山の青臭い言動
どれもぎりぎり共感できなくてぐっとこなかったかな。良くも悪くもあっさりしてるし、たった半年で いったいなにをと思ってしまう自分も年取ったとおもう本。
ヤマモトの正体とかもなーもっとミステリ感期待したけど、、、双子かー、そっちかー、みたいな残念な。せめて写真の女性側が純だったとかかとおもたのに。
さっと読むにはいいけど、爽やかなもしくは温かな読後感を得るにはちょっと若さたりなかったかもという。
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逃げることを教えてあげなかった、というフレーズは重いなぁ。
時としては逃げなきゃいけない瞬間があるよなぁ。私も転職して良かったとつくづく感じた。
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一気に読みました‼︎疲れた心に染み渡るような優しい一冊だった。本当に全ての働く人に読んでもらいたい。私が単純なのもあるけど、とっても元気がもらえる内容。ヤマモトに出会いたいと思った。笑 窮地に立った時、支えてくれる存在がいることは本当に大切なこと。私もそんな出会いを大切にしていきたい。
バイト先の書店でこの作品のポップを書かせていただけたのも喜ばしいことでした‼︎
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ブラック企業に勤める入社6ヶ月の男性が主人公。死にたいと思うほど追い詰められる自分の前に突如現れた同級生と名乗る男・・・
終わりよければすべてよし!というのが読み終えてまず思ったこと。彼らの行動ではなくこの小説自体がね。途中は主人公にいらいらしたり、主人公にいらいらしている自分にいらいらしたり。。。かなりかるーく読めたが読了感はすごくいい。仕事に悩んでいる友人に勧めてみたいが、本当に悩んでいる人に勧めたらキレられそう。。。
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両親との電話の件では涙を堪えきれなかった。
逃げてもいいんだって。
生きているだけでいいんだって。
伝えられる日は来るのだろうか。
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ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうとしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで? 気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった--。スカッとできて最後は泣ける、第21回電撃小説大賞〈メディアワークス文学賞〉受賞作。
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サザエさんシンドローム 日曜日の終わり なんてちっぽけな自信だったのか ヤマモト 青山隆 野田さん チョコ 四葉物産 五十嵐先輩 屋上の南京錠 東京のおいしーいケーキ 愛する人を助けられなかった、無念と後悔 俺の人生に口だしできるのは、本気で俺のことを心配してくれる人だけだ。 彼は僕に "思いだし笑い"という小さな幸せを残してくれた。 アンニュイ=倦怠感 臨床心理士
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サザエさんシンドロームにかかっっている人にお薦めの作品です。
ブラック企業で働く男を、同級生が救う話なのですが、「ランチのアッコちゃん」が働く女性を応援する小説だとしたら、この作品は「働き、そして自分一人で悩む男性への助けになる小説」なのではないでしょうか。
第21回電撃小説大賞のメディアワークス文庫賞受賞作品です。コンパクトにまとまって、文体も読みやすく、次の作品も楽しみの方です。