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各シーンの時間軸が行ったり来たりするのはよくある手法だけど、印象的なセリフが各所に出てくる。元は誰のセリフなのか?とか考えると面白い
ストーリーは良いけど、登場人物のセリフのクサさが気になっちゃう。そこさえ目をつむれば良し
映画好きのキャラは仕方なしか?
幻想的なタイトルから想像もできないほど青春。
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導入で現在から入って過去のワンシーン、さらに過去のワンシーン、結末を迎えて現在っていう段々と紐付かれていく構成がなかなか良かった
伊坂幸太郎のアヒルと鴨のコインロッカーも同じような感じだったかな
これもいわゆるオチ系だから伏線が過去の随所に張ってあって読み返してしまう作品
セリフや言い回しも洒落てるのが多くて人物像が頭に入ってきやすいだけに読んだ後は感情移入してしまった
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海で写真を撮るシーンがすごく印象に残りました。
また何気ないセリフが後々回収されていく構成など、とても面白かったです。
別の作品も読んでみたくなりました!
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どうして最後そうもっていっちゃうかなー。
悪は滅びるのだーよかったねーで終われば
面白かったのに、切ないラストで鬱な気分。
話の流れで、何となく大作戦のことも気づいたし
特にびっくりは無かったなぁ。
めちゃめちゃ面白いってわけじゃないけど、
普通に面白うございます。
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私はドッキリが大嫌いだ。
サプライズも反応に困ってしまう。
どちらも共通しているのは、
楽しんでいるのは仕掛けた側、ということだ。
そういう意味でキダちゃんはすごいと思う。
私だったら、やられたら絶交するか、
良くて「次やったらタダじゃおかないよ」と
最終通告をするだろう。
そして私がヨッチだったなら、
こんなドッキリを土産に自分の元へ来られても、
喜ぶことなど到底できない。
どうしてもその想いが消えないので、
マコトがやってることが独りよがりに思えて仕方なく、
彼が命をかけてまでやるべきだったのかも
最期に別な女性と死を選んだことも
複雑な気持ちになるのではないかと思ってしまう。
女性陣はこんなことを喜ぶのだろうか?
自分がおかしいのか、よく分からない。
それが宮沢社長の言うように本人が納得してるなら
無駄死にでも犬死でもない、というのであれば、
私はやっぱり「ドッキリは嫌いだ」ということになる。
あと読み進めているうちに、
あれ?この話前に読んだっけ?という気持ちになり、
途中で『アヒルと鴨のコインロッカー』に似てないか?
と思い始めた。
過去と現在を行ったり来たりするせいなのか、
全体的な雰囲気が似通っている。
となると、どうしても比較対象は
伊坂幸太郎ということになり、
私が彼の作品を読むときに感じる
なんとも言えない切なさを感じられない点において
こちらの方が弱いかな…と思ってしまった。
最後に、遺されたキダちゃんはこの後どうするのかと考える。
『死ぬ必要がないから生きていて、
生きている必要がなくなったら死ぬんだよ』
というヨッチの言葉からすると、
キダちゃんはこの後何に生きる意味を見出すのだろうか。
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5,6年ぶりに再読したのである程度内容を覚えている上で読んだのですが、再読することで気づけることもあり面白かったです。
自分的にこの話の面白いところは時系列がバラバラに進められていくことです。エンドロールに近づくにつれて今まで時系列がバラバラに展開されていた話がつながっていく感じが面白かったです。
あらすじを見てこの本を購入しようと思っている人はぜひ購入してみてください。自身が想像していた内容とは全然違うと思うので作者が自分達の予想をいい意味で裏切ってくれる所も面白いなと感じてもらえると思います。
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ストーリー 3.5
キャラクター 4.0
読みやすさ 4.0
衝撃度 3.3
読了感 3.4
大人になってからのヨッチの描写が出てこなかったので、途中で展開がなんとなく予想できてしまった。けど、印象に残る言葉が多かった。ミステリーではなく、青春小説として面白かった。
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ドンデン返しあるのかと思ったら、何もなかった。ヨッチが現代に登場しないのに注意すれば、リサが自動車修理工場に来るところでオチまで含めて全部読めてしまうのが残念。あまりにも予想通り過ぎて「え?コレで終わり?」となってしまう。
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この作品に関しては、余り多くを語らない方が良いかと。
壮大でとてつも無いやり切れなさが残るドッキリ。
ラストは割と早い段階で分かってしまったけれど。
今のこのタイトルも目を引きやすく好きなのだが、
私は改題前の『マチルダ』の方が好きだな。
些か切なすぎるが…。
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2021年映画化されると帯にあり、読んでみました。初めは、青春ラブストーリーなのかと思ってたんですが、違いましたね。でも、年代事のプロットの間に断片のプロットが入り、上手く構成されてて、面白かった。キダちゃん、マコト、ヨッチの関係。マコトの執念、マコトのドッキリにいつもビビるキダちゃん。映画では、どう表現するのか、気になります。
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友情よりも上の何かで繋がっている3人の人生の話。読んでいる最中は常にさみしさの匂いがする。
もっと仲のいい3人の姿がみたかった。愛の話。
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時系列がバラバラで頭の整理がつかないながらも、全体像は掴みやすい方だと思った。
ストーリーの中の言葉が感慨深かった。
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映画化が発表されてすぐに読みました。
復讐劇だとは思いもせず、
好きな若手俳優を配役に置き換えて、読みながら脳内上映したので、最後のエンドロールには
わぁ〜!っと叫んでました。
全てを受け入れて、ラストを見守るキダの
孤独な未来まで心配になりました。
面白かった。早く映画観たいです。
脳内上映してキャストとはだいぶ違うけどw
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指輪が気に入るかどうか気になって仕方ないってセリフで
うぉお〜となったプロポーズ大作戦
ただの青春小説じゃない
全然明るくないしハッピーでもないし
いろいろ複雑
おもろかった
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喉が乾いたからお茶を一口飲んだ。
また一人、凄い作家に出会ってしまったと動揺する自分がいる。
読み始めは正直面白くなかった。
月日の設定が凸凹していて繋がらないし、だいいち、いちいち「断片」っていうのが章の最初に付き纏う。
何のことを言っているのかさっぱりんからない。
誰の視点?
誰の気持ち?
それは物語の後半に判明する。
全部読み終わって、これはどう捉えるべきなんだろう…なんて考えながら、11章の「断片」を最初から読んでみる。
そういうことだったのか…と感慨深くなる。
1番のドッキリストは行成薫だった。
それにしてもこれは何エンドなんだろう…
ハッピーな感じはしない。
でもバッドでもない気がする…
いや、キダにとってはこの上ないバッドな気もするけど、ラストを読むと、あの曖昧な描写の仕方は何かが始まる感じもしたり…
「一日あれば世界は変わる。
二日あったら、宇宙がなくなってもおかしくない」っか…。
まぁ、仲良し3人組のお話です!