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"経営の仕組み化、ビジョンからの逆算など、参考になることが多々書かれている
読んでよかった。
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ガーバーメソッドによる経営の仕組み化は、
社員の個性を奪うもの、ではなく「一人ひとりが主役になれるシステム」
3ヶ月休める社長は営業モデルの標準化、人材教育の工夫をしている。
そして、商品の売り方を学ぶのではなく「顧客にとっての価値のあるビジネス」の作り方を考えている。
土台があるからこそHow toが活きる。
◆人格を3つ持つ
職人、マネージャー、起業家
→起業家がチャンスを見つけ、将来像を描き、
マネージャーが全体のバランスを整え、管理をし、
職人が実際に実務を対応する。
※要はこのバランス感覚が大事で、偏ると崩壊する。
◆人生とビジネスをリンクさせる。
将来像を描き、それに近づく為に現状を変えようとする。
死ぬまでにどんな伝説を残そうか考えている。受け身であるか否か。
◆夢やビジョンを原動力にする。
「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」
行動を細分化して深層心理を追い求める。何のためにそのビジネスが在るのか。何を成し遂げたいか。
問いかけを続けることが未来のための仕事。
夢を言語化したら、ビジョンを明文化する。
より具体的な形にして、それに近づける努力をする。
そのギャップを埋めるには何をしたら良いのかを考える。
※起業家は将来像から逆算して自信の姿を決め、職人は現在の自分を基準に将来像を決めてしまう。
※偉大な起業家はストーリーテラー。ex)パタゴニア
◆成長ビジネスを発明する
注目すべきは「顧客の満足」ではなく、「顧客の不満足」
中途半端な顧客の満足はビジネスの差別化が出来ない大きな要因。
◆仕組みで会社を運営する
自分が会社に居なくても機能する会社を作り上げること=仕組み化=非、属人化。
本当に目指すべきは短期的な売上や規模拡大ではなく、完全なる仕組み化。
【並外れたビジネスは正しく運営されていれば今のサイズの1万倍に成長することが出来る」
※問題の原因は人にあらず、システムに有り。
システムは物事、行動、アイデア、情報のまとまりの事。
※野球のポジションや役割(守備、得点、作戦)やシステムキッチン(ガス代、収納、調理台)と同じ。
商品開発、営業、顧客フォロー、戦略構築など会社も様々な機能が必要。
うまくいかない時はその機能不全。
○自分の分身を欲するのではなく、「任せられる仕組み」をつくる
ex)マクドナルドのオペレーションシステム(調理やレジの流れ)
システム化できると、行動基準は「オレの背中」から「マニュアル」になる。
◆キャリアプランを示す
マニュアルの先にある個人スキルを伸ばすことで、どうなるかを明確にする。
本人が次のステップへの道筋を理解し、成長できる「仕組み」をつくる
○ビジネスは成長する目的と意欲を盛った従業員が生徒ととな���学校。
○従業員は毎日の仕事の中で挑戦を重ね、自分を高めることが出来る。
→経営者の仕事はゲームのルールを作ること。そしてそれが企業文化になる。"