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ラグビーファン、ラグビーを楽しみたい方にお薦めの本です。
最新の写真と分かりやすい図解を使い、南半球のスーパーラグビー、国内のトップリーグ・日本代表で活躍する田中史朗と堀江翔太の魅力とラグビーの面白さ・奥の深さを紹介しています。さらに第5章では「エディー・ジャンパンの戦術分析」もあります。世界ランク9位まで強くなった日本代表のアタック・デフェンスの戦術を分かりやすく解説しています。
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2015年の日本代表に欠かせない存在である田中史朗と堀江翔太を軸に、日本ラグビーをネタにしながらラグビーの戦術も掘り下げる。
なかなかプレー経験がないと、観戦してても深まっていかないというか、戦術を読むことが難しいラグビーという競技において非常に稀有な、もう少しラグビーを深く見るきっかけをくれる本。
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パナソニックワイルドナイツになぜ選手が集まるか?
エディーからジェイミー・ジョセフに変わってジャパンの不ラグビーがどのように変わるかが、2015W杯前に書かれた本書でわかる。
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(2015/3/18)
いやー、最初から最後まで楽しい本だった!斉藤 健仁さんありがとう!!
自分のラグビー熱が高まった経緯を再認識させてくれる本でもあった。
母校慶應の応援から始まった私のラグビー熱は、
トップリーグが出来ることで、慶應OBが参加するトップリーグへと次第に移って行ったのでした。
そして注目したのが三洋電機のトニー・ブラウン。
元オールブラックスのスタンドオフであるブラウニーは、日本人と大して変わらない体でありながら、
三洋電機の司令塔としてキック、パスはもちろん、猛タックルで三洋電機の鉄壁のディフェンスの中心でもあったのだ。
そのプレーに魅了され、私は三洋電機のファンになり、秩父宮に通うは通うでも、
これまでのように大学ラグビーを観るのではなく、トップリーグを観るようになった。
ブラウニーが引退、三洋はパナソニックになったが、慶應で一年の時から注目していた山田が活躍しているため、
引き続き応援。そこに、この本の中心人物である田中と堀江がいた。
この二人がスーパーリーグに挑戦できるようになったのも、ブラウニーが橋渡しをしてくれたからで、
つくづくブラウニーが日本のラグビーにもたらした恩恵が大きかったことを感じた。
一度目の前を通り過ぎたのに、声をかけられなかったなぁ。あれは柏の葉のNEC戦だったか。
いくら感謝しても足りない。
そのブラウニーにもこの本は焦点を当てていて、単独インタビューを載せてくれている。
最高の本。
さらに、前回「連続写真で見る、、、」をその者新のわかりにくさから惜しい!としたが、
この本は写真でなく図で選手の動きを示して、解説もしてくれているのできわめてわかりやすい。
実際に見たプレーを図解してくれているので、思い出しながら解釈を読める。
すごくよくわかる。
こうなると日本、結構いけるのではないか!という気になってくる。
この本が出版された後で堀江は手術に踏み切りスーパーリーグ入りを断念したのが不安材料ではあるが、
きっと回復してこの秋のイングランドのワールドカップでは素晴らしい結果を出してくれることだろう。
そしてエディがいうように、堀江か田中のどちらかが、あるいは両方がベスト15に選ばれ、
日本は決勝トーナメント進出を果たすものと信じる。
堀江は五郎丸、畠山、山田らと同期。早慶の三人に比べれば当時の帝京では影が薄かったが、
今や実力No1だ。三人と切磋琢磨してワールドカップで頑張ってほしい。
・・・山田もスーパーリーグ入りしたものの、5戦終わってもベンチにも入れず。
切れ切れの走りがあっても、あのディフェンスでは信頼されないのだろうなぁ、、。
いやいやとにかくわくわくする本!
秋にロンドン行きたいなー。誰か行かせて!