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またまた、ムスメが読んでる本を読ませてもらいました・・・。なんやろうもう、角川つばさ文庫のファンになりそう(笑)。
ひつこいけど、私が中学生のころにこんな本が図書館にあればむさぼり読んだな・・・(笑)。
作中で大文字になったり、カタカナがやたら多用されるのにもすっかり慣れたわ。
「いみちぇん」と、いうのは「意味・チェンジ」のことで、なんと主人公のモモちゃんは筆と墨で鬼と戦うんですよ!
なんかもうそれだけで、おもしろそうすぎるやろ。
しかもその筆やら墨やらをメンテナンスする「文房師」と、いう子がいてですね、モモちゃんを「主」と、いうてお仕えするのね。
ほらもうおもしろそう臭すごいやろ・・・。
ちなみにモモちゃんは「ミコトバヅカイ」のご当主さまなんやって。
元々書道や漢字が好きらしいねんけど、それでも鬼と戦うようになったのは家系的な話みたい。
そんなモモちゃんは、目立つのが嫌いな地味系女子。
ほんでそんなモモちゃんを
「主さま」
と、慕う文房師の矢神くんは、もちろんイケメン男子というね・・・。
うんうん、キャラ設定はこうでないとね・・・。
モモちゃんが美人で目立つタイプ、文房師が地味系男子やったらここまで面白さは成り立たんかもな(笑)。
すいません、基本少女漫画ドリームが好きで。そしてキャラ読みで。
せやけど、1巻を読んでいないのでこの二人のなれそめはわからん。
1巻も(ムスメは)借りててんけど、(私は)読むひまがなく返却してん・・・。
2巻から読んでも話はわかるけど、やっぱり1巻を予約したわ・・・。(;^ω^)
あと、モモちゃんも矢神くんも小学5年生なんやけど、そこらへんはすっ飛ばして読んでる。
高校生くらいの設定のほうがより馴染みやすいな、オバチャンとしては。笑
1巻がどんな感じやったのかわからんけれども、モモちゃんが「地味系女子」っていうのがなかなかのキモ。
とにかく目立ちたくない、友だちも少ない。人前でなかなか自分を出せない。
そんな気苦労(?)が端々に出ていて、「うわー・・・」と、いう感じ。
たとえば、クラスメイトが自分のことを苗字ではなく名前で呼んでくれたときに、内心すごい嬉しくて、自分も相手のことを名前で呼びたいけど、緊張する、とか思うシーンなんて、わりと誰にでも経験があることなんちゃうかしら。
今回はそういうところから、他のクラスメイトとの「一番の親友は私だ」みたいな話に発展してました。
(そんなにドロドロではないよ)
友だち同士のそういうのも甘酸っぱい。ひじょうに甘酸っぱい。
ティーンエイジャーのいじめとかそんなことをフィクションにするより、こんな甘酸っぱい喧嘩をみんなもっと読めばいいよ・・・。
だって元はこういう甘酸っぱい感情から来てるんじゃないの・・・?
(と、思う私は幸せすぎるのか)
喧嘩をしても何度でも修復できる、と、書いてました。
そうかも。友だちって、そうかも。恋人は無理やけどな! (;´Д`)
ちゅうことで、モモちゃんと矢神くんの距離感ってどうなの・・・?
ここはべつに、「こちパ」ほどあからさまな恋愛感情は出てないっぽい。
だって終盤に
「矢神くんは大事な友だち」
と、確認するだけでお互い赤面してるようなので、まだまだ可愛いんじゃないですか・・・。いいねえ。
いいよ!
うんうん、今後、「大人版いみちぇん」などでもうちょっと大人になったモモちゃんと、夜の矢神モードなどを(あるんか)見せてもらえるとオバチャンとしてはうれしい(ないわ)。
可愛い。なんかし、可愛いわ。
矢神くんがマジメすぎて頭が固いっていうのも、ひじょうに興味がある。
挿絵も可愛いですよ。画風は好みです。でもなんで、モモちゃんの前髪を止めてるピンが三色団子?
(2016.10.15)
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目立ちたくないからって理由で、友達を避けたり、嘘まではいかなくても誤魔化したり。
それは結局自分のエゴで大切な人を傷つけることに繋がってしまう。
目立ちたくないなら、目立つのは苦手って伝えたらいいのに、それもしないから。
でも、そう言っても、多分分かってくれないだろうなって思う気持ちも分かる。
平気な人には理解できないことが多いでしょうしね、目立ちたくないって気持ち。
でもやっぱり、自己中な考え方だと思うよ。
目立ちたくないって気持ちじゃなくて、そのために友達に不誠実な態度をとるってことがね。
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最後のほうにモモちゃん匠くんに、「矢神くんも、友達だよ!」っていたとき、モモちゃんも、匠くんも、顔が赤くて、もしかしてって思いました。
次も楽しみです