乙嫁語りの歩き方 みんなのレビュー

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投稿者：44まんまる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

うっかり『乙嫁語り』が付いてたので、内容を確認せずにタイトル買いして仕舞いました。『乙嫁語り』の舞台、中央アジアの時代背景・環境・風俗への資料としては内容はかなり薄いです。

原因は、既に知ってる『乙嫁語り』をなぞる内容の文章が、大半をしめているからです。読書感想文を読まされても困ります。

『英国メイドの世界　エッセンシャル版　屋敷で働くメイドの仕事・エピソード集』の様に、あらすじを離れて、体系化された「うんちく」を読みたかったです。

『実は黒いメイド服は給仕・接客専用で、掃除や汚れ作業時は黒いメイド服を着ないで、汚れても良い作業服で家事をしていた』と、「エマ」や「シャーリー」での全て黒いメイド服で家事・掃除をこなしてる描写に『疑問を呈する』暴露トリビアが載ってるとか。が読みたかったです。

一度本屋で立ち読みされて、納得頂いたら購入を検討された方が良いかも。

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投稿者：かるめ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

6巻と一緒に購入しました。
　タイトルが「乙嫁語りの歩き方」なので、アミルたちが暮らしている地域の文化や風習などについて深く掘り下げていくのかなと思ったのですが、各話のあらすじのまとめのようなものがメインでした。
　各地域の風俗にも少し触れているのでとっかかりとしては良いのかもしれませんが、個人的には買わなくてもよかったかなあ…？と思っています。

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投稿者：MIF　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルに「乙嫁語り」というワードが入っていますが、「乙嫁語り(森薫著・エンターブレイン刊)」とは直接的な関係はありませんのでお間違いのなきように。
この本はあくまで「乙嫁語り」を読んで、中央アジアの生活やら風俗風習やら地理やら、そういったものに興味を持った人がその方面の知識を深めるためのとっかかりとして手に取るといいかもっていう本です。
言ってみれば、学術的要素の強い専門書と観光ガイドブックの中間を補完するようなもんだとイメージするといいかも。
作品の背景にある要素の基礎知識を得るためにこの本を読んでからもう一度「乙嫁語り」を読み直すと、最初読んだ時とは違った感想や印象を持つかも知れません。
ですから作品を掘り下げた本だと思って読むとがっかりしますのでお気を付け下さい。