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最近の少年犯罪のニュースと相まって、妙に恐ろしかった。グロテスクな描写は殆ど無いけど、怖い。Rみたいな男がいたら、たぶん女子は。。。
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恋愛下手な女性は要注意。
騙されても幸せな女性って、間違ってるの?
男はイケメンだったらそれでいいの・・・?
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娘の自殺の原因を探っていくうちに、Rという男に行き着いた母親の復讐の話。そのRは引っ越ししていて、刑事上がりの探偵に調査を依頼し、住所を突き止め、その近所にアパートを借り、Rと同じコンビニで働くことに。
イメージしていたのとはまるで違い、Rは爽やかな美形の男だった。果たして自殺の原因を突き止めることができるのか、そしてその時母親がとった行動は。
ここからはネタバレ
自分の立場になって考えると娘と同じように犯行現場に立ち会った母親がとった行動として、自分を刺すというのはちょっと考えられない行動かと思った。個人的には、Rがきちんと罪を償う形をとってほしかったと思う。
探偵が言うようにRはその母親が怖くて逃げだしたのか。それとも単に面倒になって逃げて新しい土地で犯行を繰り返すのか。その後の行動については、読者に委ねられるところではあるのかな。
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ひいき目でなく賢い素敵な娘楓子の自死。なぜを問い詰める母が行き着いた境地とは。3作とも作風が違う作家の今後に期待。
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何故、娘は自殺することになったのか?娘を自殺に追い込んだ男とのあいだに、いったい何があったのか。探偵を雇って娘の死の真相を探る母親は偽名を使い、娘を自殺に追い込んだ男と同じコンビニで働き、娘の死の真相を探ろうとするが・・・
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一人娘が自殺し、精神的にバランスを崩した女性が主人公。不誠実な夫と別れ、母子二人で生きてきた。娘に対する思い入れは人一倍あるだろう。そんな娘を亡くした悲しみを思うといたたまれない。別れた夫に責められ、自身も娘の苦しみを分かってやれなかったことへの後悔。娘の性格をよく知る主人公は自殺を選んだことに納得いかず、死の真相を探るため、娘の交友関係を探偵に調査依頼、彼の協力の元、ある男と交際していた事実を突き止め、さらに彼を探ることに・・・見た目美しい青年だが人とのコミュニケーションには問題のありそうな人物、調べるにつれ、彼の本性を知り、娘の死の真相へと行き着くが、驚きのラスト。でも、前向きな終わり方、悲しみを乗り越え前を向いて生きていくところが良かった。
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一人娘が自殺に追い込まれたシングル・マザーがその真相を探る物語。推理小説ではない。かといってサスペンスともチト違う。復讐譚でもない。
ストーリーは主人公のシングル・マザーのモノローグ。物語の決定的な日を縦軸に、そこに至るまでを横軸として話がすすむが、第5章の終盤(260ページ過ぎ)まで大きな動きがなく、現時点と過去を往復しながらむしろ淡々と綴られる。それなのに、なぜか目が離せないというか止められないのは著者のストーリーテラーとしての筆力の確かさ。
惜しむらくは、第3章で登場する神父の伏線が今イチ回収されていないことと、第6章でモノローグが一部崩れること。特に後者は、このエピソードはもう少しうまく処理できていれば言うことないのに。
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娘を奪われた女の絶望と執念。探偵を雇い命懸けの追跡。罪と罰の意味を問う。娘が自殺。何故自殺をしたのか?母は財産を全て自殺の原因を調べようと。探偵から娘が付き合っていたRの居場所を探して貰い同じコンビニで働きRを見張る。Rの生い立ち等調べていくうちにRは犯罪を犯していないが今まで女性が自分から身を引くように仕向けひどいことんしてきた。結局裁くことは出来なかったがコンビニの皆や探偵さんと仲良くしてまた生きていこうと前向きになる。
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120真っ直ぐに生きようとした母娘の悲劇と再生の物語。今風に感情の読めない出来損ないの人間が対比されて描かれるけど、勝ったのは誰か。それを考えると溜飲が下がる。重いストーリーだが最終章での爽快感が優っている。