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子育てにこれが効果があるんだ!とかテクニックの話ではないですが、子どもは子どもでいろんなことを考え行動してるんだよ。
と親にしっかり伝わるいい本だとおもいます。
親が子育ては一番頑張らないとね!!!
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タイトルでまず励まされる。イヤイヤ期の2歳、イライラすることが多いけど、心を寄せ合って楽しめるのは幼児期までの言葉にハッとさせられた。子育ては抱いて、降ろして、ほっといて。抱いてのいまの時期を大切に味わいたいものです。
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読んでいるだけで、心が喜び、解されていくような感覚。母親なら誰もが子どもに抱くような温かいまなざし、包み込むような優しさがここには溢れているなぁ。
焦らないで、だいじょうぶ。
悩まないで、だいじょうぶ。
子どもをよく見ていれば、だいじょうぶ。
子どもは子どもらしいのがいちばんよ。
というはじめの言葉に、改めて著者を心から信頼し、またハッとした。最近は忙しさを理由に子どもをよく見ていないな、子どもらしさよりお利口さんを求めていたなぁ…と。
「ぐりとぐら」の著者、中川李枝子さんが、保母と母親の経験をもとに子どもたちから教わったことを綴った本。保育園での子どもたち、子育てで大切なこと、子どもと絵本のこと、子どもにとってのお母さんとは…など、短いエピソードとお話がたくさん。ユーモラスで、クスクス、ニッコリ笑いながら読む。
子育てはこうすべき、ではなくて、こんな風にすればいいんじゃない?くらいの気軽さと優しさ。子育てはこんなに楽しいし、子どもはこんなに可愛いし、お母さんはこんなに大切で素晴らしい!とじわじわと感じてきて、前向きな気持ちになってくる。無理なく自分と子どもを信じる力が湧いてくる。
育児書(テクニック)を読んで頭を使う一方で、こういう心や体を満たす育児本があっても良いなぁと思った。
保育士さんもお母さんも読むと緊張感がふっと和らぐのではないかなぁ。保育園に預けることに不安があったけど、こんな先生、保育園ならぜひ預けたいなと思う。
子どもはあなたよりちょっと賢い。
だって誰でも自分にはないいいところを持つ人を結婚相手に選ぶでしょう。だとすれば子どもには、お母さんのいいところと、お父さんのいいところが入っているのですから。…というお話が、あぁ、そうかぁ。と心に残る。
その他印象に残る言葉
お母さんは子どもの心身のバロメーター
どうやって遊ばせるかがポイント
何よりも子どもの心を大切に(耳を傾ける)
子育ては抱いて、降ろして、ほっといて
お母さんは安全地帯(いつも一緒でなくていい)
心の傷には優しい愛のひとことを
どこのうちでも(何もしていなくても自然と)早期教育をしている
心を寄せ合って楽しめるのは幼児期まで
危険なときは悪い手や足を軽く叩き、声だけはピン!と厳しく
本は子どもと一緒に読む。良質な本を。
新鮮さ、誠実さ、明快さ、が良い本。
良いお母さんを本で知る(あらしの前、小さい牛追い、大草原の小さい家)
子どものために自分自信を含む家族を大切に
夫婦仲の良い家庭の子は情緒が安定している
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『ぐりとぐら』の生みの親であり、保育園で17年働いていた著者による心が解れる45のメッセージ集
焦らないで、悩まないで、だいじょうぶ。子どもは子どもらしいのがいちばんよ
「お母さんのお腹には切った跡がある」って、それが自慢なのよの項では泣いてしまった。
あの時はああするしかなかったと、思っていたつもりだったが、未だに帝王切開だったことを悔やんでいたことがわかった。
この本を読んで、いつか娘に「これなあに?」と訊かれた時には、帝王切開だったんだよ、と話せるような気がした。
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出産を控え、子育てに不安を感じているときに、勇気付けられ、子育てが楽しみになるようなすてきな本だった。すべての子どもたちに対する深くあたたかいまなざしを感じて、愛情に包まれるような本。
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「ぐりとぐら」等の中川李枝子さんということで、まずは読みやすそう!なイメージがありがたい(^^)
まずタイトルにメッセージ性が集約していて、「そうよ、子どもは子どもらしいのが一番だよね!」と、当たり前だけどつい子育て真っ最中だと忘れられがちなことに気づかせてくれる、バイブルのような一冊です。
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「ぐりとぐら」や「いやいやえん」などでおなじみの中川季枝子さんが保育士だった経験を振り返って綴った、お母さんたちへのメッセージ。
まず表紙や挿絵がかわいらしく、何度も見返してしまいたくなります。
「子どもはみんなお母さんが大好き」という言葉にはとても励まされます。実際に、「こんな自分が・・・」と恐縮してしまうくらい、我が息子も母である私に全全力で愛情を注いでくれるのを日々幸せに思っています。
子どもが成長していく間の限られた大切な時間を、もっと息子とベタベタしたり楽しく本を読んだり遊んだり過ごしたいと思いました。
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子どもは所有物ではない。
お母さんが頑張る必要はない。
よい環境で育てられれば、自ずとしっかりしていくもの。
よその子と比べないで、自分と比べて。
自分より上出来ならいい。
自分より出来たら、それで満点。合格。
焦らないで、だいじょうぶ。
悩まないで、だいじょうぶ。
子どもをよく見ていれば、だいじょうぶ。
子どもは子どもらしいのが、いちばん!
まさにその通りだと思いました。
りえこ先生、ありがとう。
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読みやすかったです。
もっともなことばかりですが、
わかっちゃいるけど、
やっぱり、
てな内容でした。
よかったよー。
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これはちょっと幻滅。まあイイ話しか書いてないのだが,タイトルだけ眺めても
「お母さんのお弁当をどんなに喜ぶか」
「ナンバーワンは、お母さん」
「いい作品にはいいお母さんがいます」
「いいお母さんって、どんなお母さん?」
って,"お母さん"ばかりでお父さんの出番はほとんどないらしい…。
「子どもが一番いやなのは夫婦げんかです」には同意だけど,「お母さん」連呼の末にこれではいろいろと歪みが溜まりそう。
「くだらないものを読むのは時間の無駄です」p.106 は結構キレイなブーメランなのでは。
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ぐりとぐらの著者による、ごくごくシンプルで基本的な、お母さんと子どもにとても優しい育児論。
長らく保育士をされていた経験に基づく話が多いので説得力もある。
どんな子どもでもかわいいという著者の、子どもに対する優しい眼差しが全編にわたってあふれてる。
これから子育てする人はきっと自信がもてるし、今育児でへとへとなお母さんの肩の力をきっと抜いてくれる本。
平易な言葉と少ない文章で書いてあるので、すぐ、何度も読み返せるのも◎。
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17年間保育士として働いていた、ぐりとぐらの著者である中川さんの、子育て中のお母さんへ贈る一冊。
読者の対象がお母さんであるためか、「父親」の話は出てきません。
子供がいかに「お母さんが好きか」を繰り返し伝えています。
これによって勇気づけられる母親もいるでしょうが、重荷に感じてしまう母親もいるかもしれません。
「私みたいな母親に、子供は不満を感じているのでは?」と不安を感じている母親に読んでもらいたいです。
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「子どもへの最高の褒め言葉は、「子どもらしい子ね」ではないでしょうか。」
「子どもらしい子は全身エネルギーのかたまりで、ねとねと、べたべたしたあつい両手両足で好きな人に飛びつき、からみつき、ほっぺたをくっつけて抱きつきます。」
「子どもらしい子どもは、ひとりひとり個性がはっきりしていて、自分丸出しで堂々と毎日を生きています。」
読み出して、ああ、うちのチビちゃんとはこの距離ではなくなってしまったな、と気づいた。ジンワリと湿った熱さを感じることがなくなってる。寂しい。
育児に仕事に追われているみんなに是非読んでほしい一冊。
「駅に近い」とか「24時間保育」なんて「大人の都合優先」の言葉にハッとする。
いろいろ言い訳してるけど、親の都合だもん。確かに。
もっとちゃんと子どものことを考えなくちゃと反省した。
今は親も先生も余裕がないんだな。
自分中心な欲も出てきちゃっうし。
もっと子どもの視線で子どもと未来をみていきたい。
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著者が「ぐりとぐら」の方だとか、そういうバックボーンを知らずに読み初めました。
耳が痛い部分少し、なるほどなと思う部分少し。「ああ、この人は子どもが好きなんだな」という感想がいちばんで、内容に目新しさは感じませんでした。たぶん伝えたい事がごくシンプルだから、本として文章量は多くないはずなのに、なお似たような言葉の繰り返しになるんだと思います。
もう少し子どもが小さくて育児書を読み漁る前だったらもっと素直にはいってきたかな。
挿絵はさすが。本当に可愛らしかったです。
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読みやすい。心にすっと入ってくる言葉がたくさんありました。
ノウハウ本ではないけれど、子育ての楽しさや幸せさに改めて気づかせてくれる本です。
子どもっていつでも一生懸命。いたずらやワガママだって不器用なほどストレートにぶつけてくる。大人だって負けないようにあれこれ手を尽くして楽しめばいい。ご機嫌をとるのではなく、一枚上手になればいい。子育てはスリル満点。
子どもが喜べばお母さんも喜ぶ。お母さんが嬉しければ子どもも嬉しい。
今しかない一瞬一瞬を、大切にしようと思いました!子どもはいつか巣立っていくのだから。