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投稿者:手紙 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イロンナひとたちのイロンナ意見。
分かりやすくまとめた分と、
分かりやすく描いたイラスト。
ことば事典としても使える。
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会社の同僚からの紹介で。
難しいと思われがちな哲学のエッセンスをポップな絵と内容で知る事ができて、意外と良書だと思う。
古代は存在するモノとそれを知覚するヒトとの先に真理を探す傾向があるが、現代は世界はヒトが作り上げるモノであるという捉え方が一般的で、だからこそヒトの在り方を見つめようとしてるように思えた。
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哲学を学ぶきっかけや、思考の整理をするにはもってこいの一冊でした。イラストも可愛く、親しみがもてます。
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かわいらしいイラストと、哲学を平易に知りたいという思いから購入。色々と聞いたことはあったが、①これまでの哲学ストーリーで示している、②図鑑というテイスト、が斬新。物事を平易に伝える力というのも学べる1冊。
以下、雑学レベルでメモ。
【人間は万物の尺度】
暑いという人もいれば、寒いという人もいる。共通の真理は存在しない。何が善で何が悪かは人それぞれ。
【無知の知】
ソクラテスは「知らないのに知っていると思う人」より「知らないことを知っている人」の方が賢いという。
【愛】
エロス(純愛)、フィリア(友愛)、アガペー(無償の愛)「右のほほを打たれたら左のほほを差し出しなさい」
【テオリア】by アリストテレス
そのものが一番幸福である状態。そのものが持つ固有の機能を十分に発揮しているとき。
・鳥は鳴いているときより、歩くときより、飛んでいるとき
・人間は、理性。
【中庸】by アリストテレス
人が幸福に暮らすためには、倫理的徳を身に付けることが重要。そのためには、中庸をとることを心がけるべき。
無謀と臆病の間、勇気
虚栄と卑屈の間、プライド
鈍感と神経質の間、おおらか
【イドラ】
思い込みや偏見が正しい知識の習得を妨害する。思い込みや偏見をイドラと呼ぶ
①種族のイドラ:人間という種族に共通に備わった感覚による偏見(天が動いているように見える、目の錯覚、など)
②洞窟のイドラ:育った環境による、狭い考え方からの偏見(家庭環境、個人的な体験、読んだ本)
③市場のイドラ:人が集まるところでの聞き違いや噂話など伝言ミスによる偏見(ネットの情報、噂話、聞き間違い)
④劇場のイドラ:有名人や偉い人の言葉を信じてしまうことによる偏見(人気番組の情報、偉い人の言葉)
【我思う、ゆえに我あり】by デカルト
これだけは絶対に確かという原理が欲しい。
この世は全て夢かもしれない、でもそれは違うと証明しないと今後、どんな心理が解明されても意味がなくなる…本も、勉強も、猫も、自然も、うそかも知れない。でもこのうそかもしれないという意識は疑いようがない。これを、「我思う、ゆえに我あり」という。
【ルサンチマン】by ニーチェ
弱者が、力では敵わない教書のことを悪に仕立て上げ、自分を納得させる心理をルサンチマンと呼ぶ。弱者は自分を善、強者を悪と思い込むことによって、自分を精神的に優位にさせる。
【実存は本質に先立つ】
・物は本質(存在理由)が先で、存在は後からつくられる。切るものが必要だから、はさみができる。
・人は存在が先で、本質を後から自分自身でつくらなければならない。人はその意味で「自由の刑に処されている」
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イラストでわかりやすいし、項目も豊富。
参考文献が入門書ばかりなのが気がかりだけど、哲学について広く浅く知るにはちょうどいい一冊。
深く知りたければ他の本を読もう。
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この手の哲学ガイドとしては最良の出来。古代ギリシャから21世紀の思想まで、英米を含む西洋哲学の系譜を辿りながら主要な思想家とその概念を図説によってわかりやすくまとめてくれている。3頭身なイラストはゆるいながら各哲学者について知れば知るほどクスッとくる特徴を抑えてあり、概念の解説は図にするとこんなにも把握しやすくなるのかと驚くほど。恥ずかしながら普遍論争の意義については本書で初めて気付かされてしまった。副読本としてだけでなく適当にパラパラめくっても楽しめる、おじーちゃんにもおばーちゃんにも薦めたくなる一冊。
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題名に哲学とあるが対象にしているのは西洋哲学のみであり、東洋哲学や宗教面の記事はない。
とはいえ古代ギリシャから現代までの哲学史上の主要な人物と用語を、図を交えて非常に簡潔かつ分かりやすく書かれていることに感動を覚えた。
専門家から見ればそんな簡単なものではなく、もっと語るべきことがあるとの反論があるかもしれないが、自分のように関心はあるけれども専門書を読む程には至らない、学校で習ったけど復習してみたいといった人への入口としては非常に優れているように思う。
個人的にレヴィナスが気になったので、これを機に入門書でも読んでみよう
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[第4刷]2015年4月21日
「図鑑」となってますが、頭から読み通してみました。
哲学の系譜がわかりやすく整理されており、哲学の齧り始めの時期に適したものです。
興味を持った哲学者が、時代的にどの位置にいるのかがわかれば、議論の内容も理解しやすくなると思います。
日本人が登場しないのは残念ではあります。
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所在:展示架
請求番号:130/Ta84
資料ID:11500483
担当者:ハー
今まで哲学用語というのは、理解するのに苦労した。哲学はそう簡単なものではないという人はいるが、簡単でないのは事物を哲学的に考えることであって、哲学書などに出てくるような語彙や文章の理解に労力を使うべきではないだろう。本書は諸々の哲学用語について、平易な言葉と絵でわかりやすく説明してくれる。
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小難しい哲学の用語、概念、人物を、図解でわかりやすく解説している。古代からの年代順に読んだが、つながっていない思想もあり、折りに触れて、辞書的に読み返すのが良さそう。
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正に図鑑です。踏んだんにイラストが盛り込まれていて哲学用語の理解の手助けになります。これから哲学を勉強したい人へ入門書としては最適です。
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古代から現代までの哲学者や、思想家の人物およびその主張、哲学用語をイラストを入れてわかりやすく解説した本。
年表がついていたり、イラストを中心に哲学思想や、用語を解説しているところが良い。ただ、依然として哲学についてあまり知らない私から見ると、難しく感じた。あと、イラスト(特に哲学者、思想家についての)が寄藤文平の作風に激似とも感じた。
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基本構成は絵です
哲学という学問自体は馴染みのものからすごく難解なものまでありますが
絵として目に引きつけて直感でわかるように編集されています
まずは、その時代の哲学者が並びます
特徴のあるキャラ、持ち物でどんな人なのかどんな事を考えたのかわかるようになっています
そのあとに、哲学の用語や発言が取り扱われます
簡単なものから難しいものまでありますがイラストで描かれています
興味があった事に関して別途、他の書物で埋めていくと知識も深まると思います
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哲学の歴史が解る一冊。また、簡易的に各時代の代表的な哲学者の思想を説明してくれているので役に立つ。代表的な書籍も紹介されているのでそこから深く入るのも可能である。
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古代から現代までの主にヨーロッパを中心とした哲学者の思想や哲学用語を噛み砕いて解説した書。図が豊富で視覚的理解の助けにもなる。