紙の本
ストーリーがよく練られている。
2016/03/11 21:16
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投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は、男の子が石を見つけて色々な動物に見立てる様子が描かれる。ゾウ、カバ、キリン…どれも個性的で、石を見つけた時の男の子のキラキラした顔とあいまって、印象的。特にふぁーとあくびしているカバがユーモラスでかわいい。
ただしこの絵本、楽しいだけで終わりにはならない。男の子の妹は何か重い病気で入院していることが、家族でお見舞いに行く場面でわかる。妹に、石の動物でつくった動物園を渡す男の子。石の動物たちが果たす役目。それが何ともじんとくるストーリーになっている。
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その想像力の源は、願いと思い遣りからだったか。
ラストはとてもびっくりします。
石を動物に見立てる遊びは、子供たちにも身近ですし、ラストの展開は、家族のお話しでもあり、病気と闘う子供のお話しでもある。
なんだか、色んなものが一緒になって、でもそれぞれがきちんとまとまってるお話しだと思います。
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2015年度 1年生 4分
学校からの帰り道に拾った
へんてこな形の石を使ってカバやキリン、ゾウやペンギンを作るお話?
ただの石ころを使った遊びのお話と思い、子供達は石の形を見てどんな動物を作るのか想像して意見を出してくれました。
でも、途中から「おかしいな?」と子供達が気づきはじめるのが手に取るように感じられました。
お話を読み取る力がついてきたのですね。
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2020.03.12
石を見つけた!で終わらず
入院中の妹のエピソードで一気にドラマチックになった
優しい兄と父と母
石遊びから、家族のお話えと広がっていく
読了後も心地よく良いお話でした
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学校の帰りに石を拾って帰る。そしてその石に動物の顔を描いていく。
ラストはとても感動するエピソードがまっている。
大人も感動する絵本でした。
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図書館本。私の選定本。次女に借りてきた本を長女にも一緒に読み聞かせ。最後のママの涙は悲しい涙?嬉しい涙と質問すると、嬉し涙、と。
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前半は、石を拾って動物に見立てて、仕立てていく楽しい展開
後半で、なぜ動物を作っていったのかがわかる仕掛けになっている
主人公の石を拾っていた男の子は「お兄ちゃん」
ずっと、お父さんしか登場しないな……と思っていたら、
妹が入院していて、お母さんがずっと付き添いしていたのだ
動物園に行きたいという妹の願いを石で作った動物園でかなえてあげるというおはなし
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「あっ!みーつけたっ!!」がっこうからのかえりみち、ぼくは、ものすごいものをみつけた。「そうや、ええことかんがえた!」ぼくは、まいにちまいにちみつけたいしをひろってかえった-
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最初は石に動物の絵を描くだけのストーリーかなと思っていたら、予想外の展開が。このシリーズは兄と妹の繋がりが強く、妹想いの兄の行動にいつも泣かされます。