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うーん、ちょっと迫力にかけた感じです。向井、悪いことは悪いじゃん。犯人も最初の予想が当たっちゃいました。結末も、ちょっと片付けちゃった感があります。
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中盤までは、すっごくよかったのに
終盤になってからの、「実は~」の
応酬に展開のチープさが目立ち、がっくり。
主人公がどんなにお膳立てされても
殺人はできないと
かなり品行方正キャラに描いていたのに
昔の知り合いに対して急に凶暴になったり
よく分からん人物になってしまい
ついていけなかったわ。
ラスト急に丸くおさまるのも納得いかん。
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本屋さんで平積みされているのを見て、図書館で借りてみた。初めての作家さん。小さい図書館だから冊数は少ないんだけど予約の数も少ないから新刊なのに1カ月半くらいで来た!素晴らしい!最後までドキドキさくさく読めた。他の作品も読んでみよ
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犯罪被害者遺族による復讐がテーマなので重たいが、テンポが良く読みやすい。わずかな誤解から、23年後しでこれだけの悲劇が生まれるという構成は見事。ミステリとしても、二転三転があって楽しめる。
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どうしても主人公に感情移入できず、つまらなかった。
東野圭吾の「手紙」みたいに、たとえ殺人でも同情できる理由があるならまだしも、この主人公には同情できなかったので。
いきなり暴力的になったりもして、「結局こういう人間なんじゃん」としか思えない。
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「マスター」と呼ばれるバーテンダーには秘密と約束があった。とにかく先の読めない展開で、「ページをめくる手がもどかしい」とはこの作品のためにあるような言葉かもしれません。驚愕の結末にも大満足。
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「1度罪を犯した者は許されないのか…」
主人公はちゃんと償ってないし偽ってるからあかんよね…
でも、姿の見えない謎の手紙の主に追い詰められる主人公に、ハラハラドキドキ
ラストはちょっと駆け足やったけど、登場人物の意外な過去に!!
おもしろかったです(^^)
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#読了。妻と娘に囲まれ、レストランバーの共同経営者として幸せに暮らす向井。1通の手紙によって、過去に犯した罪と約束が15年ぶりに彼を襲う。。読み易くはあったが、犯人探しという点では割りと早い段階で分かってしまったのが残念。
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自分の犯した罪によってずっと逃げ続けなければならない人生なんて、心休まる時もなく、なんて辛いのだろうと察する。
自業自得とはいえ、改心して新しい人生を歩むことも許されないのは酷い。
考えさせられるテーマである。
テンポよく真実が明かされてゆき、ストレスなくぐんぐん読める。
後味もよく、最後、希望の光が見えたのが救いだった。
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さすが
薬丸岳!!!!!!!!!
今作品もおもしろかったでーす(*^_^*)
親に捨てられた
世間から白い目で見られていた
生活は荒れ、罪を重ねた
彼を待っていたのは、暴力団から命をも狙われる逃亡生活
老婆に出会った
頼みごとと引き換えに新しい戸籍と容姿を手にした
頼みごととは服役しているある男二人を殺害してほしいというもの
時は過ぎた
彼は結婚し、子どももできた
幸せな生活を送っていた
過去の自分のことなど忘れていた
手紙が届く
「あの男たちは刑務所から出ています」・・・・・・・・・と
てなお話
殺しの依頼をした老婆はその時点で病魔に侵されていて程なくして亡くなった
手紙は誰が送りつけてきたのか
目的はなんであるのか
恐いですね~
要求は手紙だけにとどまらず・・・・・・・・
正体不明の恐怖
かつて罪を起こした
償いはせず
心を入れ替え
今は幸せな生活を送っている・・・・・・だけど・・・・・・
過去に彼によって被害を受けた忘れ去られた人たち・・・・・・・・・・
さてさて結末は・・・・・・
ラストはあっち?こっち?どっち?
黒幕捜しについては詰め込み過ぎな感もありましたがそれを差し引いても間違いない!!作品です(*^^)v
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迫ってくるものを感じながらの一気読みだった。
罪を犯すとは、罪を償うとは、薬丸さんの小説はいつもそれを考えながら読んでいる気がする。
人の残虐性も恐ろしい。
人は本当に大切なものが出来た時変われるのだろうか。
そんな事を思いながらの結末はホッとするものだった。
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愛する家族と穏やかな日々を過ごしていた向井。「あの男たちは刑務所から出ています」 一通の手紙が封印した記憶を甦らせる…。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。
往復の通勤時間、昼休み、帰宅後、すべて使って一日で一気読み、は久しぶりだった。それほどpage-turnerで、薬丸岳らしい作品だった。中盤あたりから真犯人が推測でき、それに対してはミスリード的な記述もあった。でも本作をドラマ化したら…と考えると許容範囲かと。
(B)
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薬丸さんは、誠実な作家だとは思うんだけど・・・
よくある
『テレビの2時間ドラマ』のストーリー
的な作品が多い気がする。
もう一段、レベルを上げて欲しい気がするよね。
…なにが足りないのか?
は、私には、わからんけど。
詳細は、⇒ http://noinu.blog.fc2.com/blog-entry-99.html
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誓約というタイトル。奥深い小説と思いきやバレバレの登場人物にも深みがなく、読後は時間がたつとどんな本だっけって感じです。
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ヤクザに命を狙われて、顔も戸籍も変えて生活する中年の男が主人公。過去の非道な生き方を反省し、別人となって妻子とともに真っ当に暮らしているところへ、過去の誓約をたてに脅迫され、平和な生活が脅かされるようになる。
重大な罪を償うことについて、真面目に描く作品の多い作者ではあるが、今回は肝心の主人公は自分の過去のあやまちから目を背け、償わないままに逃げただけ。だから、応援したい気持ちにが湧いてこないのかな。脅迫しているのは誰かという謎解きも、やや安易な設定。
もう少し、個々の登場人物たちに魅力があって、ボキャブラリー豊富に描いてくれたらいいのに。