紙の本
映画を見てびっくりしました
2018/12/24 16:34
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画でオチを知ってしまうと原作の楽しみが半減してしまうかもしれませんが、特別限定小説もついていて、とてもわくわくします。
原作を読んでもう一度映画も楽しみたいです.
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読むのは二回目です。
改めて読んじゃうと辛辣なトリックだなーと思うんですけどね、すっかり騙されちゃう。や、騙されるしかないストーリー展開。女って怖い。
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ラスト2行に騙される!って書いてあったから注意して読んでたつもりだったのにやっぱり騙されてしまった。というか読んだだけでは伏線を回収しきれず…ごめんなさい、ネットで調べちゃいました。これ、映像化決まってるけどどうなるのかなぁ。あとは思ったよりも官能的なところが多くて、人前(美容院)で読んだのでなんか気まずかった…
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side-aとside-bでは主人公が異なり、双方のたっくんが繭子と恋に落ちていた話。繭子も辰也もイニシエーションラブに過ぎなかった。
時系列と時間軸を上手く使い分け、最後の2行で違和感を生み出す力作。2度読みたくなる本。
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何にも考えないで読んでたら、ラストは何?に。騙されたかな。
2015.4.24
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「読み返したくなる本」という本書。
11年目のあと書き付き。
意地でも後ろから読まないことにし、確かに、読み返してしまいました。
てっきり逆バージョンだと思っていたんですよね。
時代の古さはありますが、話題になる1冊を読めました。
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あの煽り文句を確かめるのが唯一の原動力となって読み進めた。
あの煽り文句がなければ途中で止めてただろうし、煽り文句を念頭に置いて読むと随所に違和感だらけで、たぶん作者の意図通りには騙されない。
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映画化するのと、最後に必ず騙されるということで読んでみた。
はじめは主人公の行動や言動が細かくて、いちいち読むのが面倒というか読み進めるのが苦痛と思ったけどだんだん面白くなってきて結局一気読み!
最後どう騙されるのかとドキドキして、色々想像したものの、見事に「えっ??」となりました…。騙されたーー!!なるほどそういうことかぁ!
きゅんきゅんしたり、こわくなったりとても面白かった。
15/05/17
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映画の予告で、あなたは必ず2回観るとか何とか言うので、映画は観てないけど、原作読んでみました!
普通の恋愛ものじゃん?と読み進んでいったら、最後で、なん、ナンダッテー!となり、理解できずに読み直しました。いや本当騙される。そういえば・・・なんでだろー?と疑問に思ってたところが点と点が繋がって理解できたら、うんすごい。と納得しました。
映画も観たいと思いました!
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セカンドラブ読んだときのレビューに「今度は引っかからないぞっ。」と書いたくせに、まあ思いっきり作者の意図に引っかけられましたわ。また最初から読み返す羽目に・・・(笑)これを見抜いた人はすごい!
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テレビでくりぃむの有田さんがべた褒めしていて「読んでみようかな」と思ったら翌日一気に図書館の予約増!そのおかげで読むのを後回しにしていました。
読後の感想は、最後まで読んだ時に「ん?何で話題になるの?」と一瞬思ったあとに、ジワジワきました(笑)
「おぉ、、、そういうことか!!」と。
自分の鈍さに驚きました…
永遠と思える愛情がいつしか崩れていく。そしてまた新しい恋愛が生まれる。そんな感じでひとつひとつ大人になってより永遠に近づいていくんですね。とても素敵な作品でした。
しかし「たっくん」ってそっちかぁ〜
!
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話題になっていると知って以来ずっと読みたかったのがようやく読めた。
映画化されていたはずだけど、これ
どうやって映像化したんだろう・・・
すごく興味がある。
最後の数行までは
正直ちょっと退屈な恋愛小説。
読み終わってしばらく考えて、
ポイントポイントを読み返しては
おおおおおっ!!
女性は怖いです。
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帯や宣伝で煽りに煽られて結末の予想はついた上でそれでも「……ん?」となったのは、もっと爽快でシュワッとした炭酸のようなネタ明かしを期待してたからなのかなあ。人間だもの。
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よく出来ている。
本当にその一言に尽きると思う。
書こうと思っても、ここまで組み上げるのは本当に大変な作業だと思う。
アイデア、構成、伏線、オチなど、本当に秀逸。
贅沢を言うなら、もう少し余韻というか「重み」があったら最高の小説だった。
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「驚きの結末だった」とか「もう一度読みたくなった」とか
随分とセンセーショナルな噂を聞いて読んでみました。
まず、本書タイトル「イニシエーション」の意味。
直訳的には「通過儀礼・・・子供から大人になるための儀式」。
本書の中では、
初めての恋愛はこれが絶対と思いこむけど、
この世の中には絶対なんてなく、
それが分かるようになって
初めて大人になる、という意味で使われていました。
2部形式となった本書は、
その言葉通りのストーリー展開となります。
A面:主人公の大学生の僕が彼女との出会いから付き合い始めるまでの
淡い青春初恋物語。初めて出会ったのが合コンの場だったけれども、
僕は彼女に一目ぼれ。彼女もまんざらでもない様子で、
密やかに二人の恋は進行していきました。
B面:社会人となった主人公の僕は、
故郷の静岡を離れて東京で勤務することになり、
彼女とは遠距離恋愛となります。
仲のよい二人に次第に心のずれが生じてきて、
そこへ僕と同期入社の女性の僕へのアプローチが始まります。
なんだか甘ったるい三角関係の恋愛小説だなと思いながら
ラストまで読んで、最後の2行で、「えっ!」。
多くの口コミでもここで驚いて最初から読んだ人もいるらしい・・・
なるほど。これか、と思いました。
ネタバレになるのでこれ以上は申せないのが残念です。
この作品は、恋愛小説かミステリか、で論争もよんでいるようです。
ミステリにしては、謎ときもなければ殺人も起こりませんし、
恋愛小説にしては、驚きが大きすぎます。
どちらの小説としても面白く読めますが、
私は、ハッキリ言ってこの作品は、
作者のプロットのうまさが光る恋愛小説だと思いました。
最後まで読んで、私も茫然としました。
疑問もいくつかあり、やっと真相が解明。
真相がわかると、「事実を照合していきたい」と
さらに最初からページをめくりたくなりました。
脇役のようになっている「彼女」ですが、
実は大きな大きな鍵を握っているので
正直、やっぱり女性はしたたかだ、と思いました。
読書心理を上手にくみ取った、とても面白い作品でした。