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※ネタバレ
※次巻読むときにストーリー忘れない為の覚え書きです
フォーキオン→将棋にはまってくれたおじさん
フォイニクス→ナイス護衛
メランティオス→奴隷時代に同僚だったカロン。アテネの裏社会で名を馳せてる
カロン=メランティオスはエウメネスの父親
アテネからの帰り道、マケドニアVSアテネ・テーベほか同盟軍との戦いに参加することに
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カロン再登場に「おお~~~~~」と思ってたらまさかの親子展開にびっくりしすぎて急に手汗が噴き出しました。やばい。それはやばい。1巻からもう一度読みたい。
実は親子団らんだったのか奴隷時代……!! マジか……数奇すぎる……。
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久しぶりに読んだので、前半の流れがうる覚えだけど…。
岩明均の作画って、寄生獣の頃から生気を感じさせない表情と、シンプルな書き込みだと思うんです。その点、寄生獣のようなホラーで人間と人外の客観的な対比に成功している。表情豊かだとおそらくどうしても人間が善として描かれてしまうから。
ヒストリエでは当然人外は現れないので、畢竟人物描写は相対的に感情表現豊かにならざるを得ない。しかし全体的には、人物描写が大変にシンプル、故に歴史の叙述に読者は集中できる。まるで小説を読んでいるかのよう。
さらに本作ではストーリー展開、コマ割りまでもが、極限にシンプルであり、一切のムダを省いている。凄まじいテンポで話が進む。それでもコマ間で描かれない展開を容易に想像できるような工夫を感じる。これって、すごい技術だと思います。
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まさかのカロン再登場に驚きを隠せませんたが今回も面白かったです。今巻はセリフがあまり多くなくスラスラと読めた印象で気構えずに読めました。次巻戦況がどう動くかとても楽しみです。
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本巻を待つのに2年近く。そんなに待たせているとわたしお嫁に行っちゃうわ。
前巻、指揮官不在の窮地を救ったエウメネス。しかし、結果オーライにしても一介の書記官が指揮を執っては軍規違反になるので、手柄を居候先のアッタロスに引き受けてもらう。
そんなところにヘカタイオスが宮廷にやってくる。エウメネスの故郷カルディアで彼の養父を暗殺し、彼を奴隷に落とし、カルディアの有力者となったものの、今やマケドニアに支配される身分となったヘカタイオスはエウメネスに食ってかかる。おまえは蛮族ではないかと。しかしマケドニアの書記官となったエウメネスはヘカタイオスの及びもつかぬ高官なのだ。
アッタロスの姪のエウリュディケとエウメネスは恋仲となっているが、そこでの会話も貴族のようであったり、奴隷のようであったりとここでもまたエウメネスの身分の複雑さが強調される。
そして今回の任務である。アテネとの戦争を前にアテネの名将フォーキオンを失脚させろという任務である。知力胆力に優れ、かつマケドニア人ではないエウメネス以外に適任はない。幼時よりの読書家だったエウメネスにとってアテネは憧れの都。異国の商人に扮して彼はアテネへと向かう。
フォーキオンはマケドニアとの戦争には慎重で、雄弁家デモステネスが反マケドニアを煽っていた。アテネ征服をすでに念頭においているマケドニアは戦敗の責をデモステネスにとらせて、占領後の施政をフォーキオンに任せようという深謀でもって、現時点でのフォーキオンの失脚を画策しているのだ。
ここで面白いのは軍務経験豊富なフォーキオンが反戦論者で、政治家ではあっても軍事は素人のデモステネスが主戦論者であることで、これは安倍晋三批判なのか。
変人フォーキオンに取り入ろうとするエウメネスの策略が面白いし、フォーキオンを介して彼は意外な旧知の人物に再会する。そして後半、いよいよ対アテネ戦へと話は進むのだが、続きをまた2年も待たされるのは堪らんな。
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全体の構想が確実にイメージできているのでしょうね。悠々として、はやることのない筆の運びです。いよいよ次巻は、カイロネイアの戦いですね。要所要所に地図や陣形を描いてくれるので、本当にいい勉強になります。
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話のつなぎの地味な巻のはずなのに最高だ。円熟というかなんというか。ずっと持続している緊張感がすばらしい。最高だ。
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自分と異なる世界に対しての十把一絡げが「決めつけ」や「偏見」を生み_延いては戦の元となる 贈賄用の品々 今は自由の軽さと重さ存分に味わっております 斜線陣本家本元の我等だからこそ!その弱点をもより深く知るのだ!