投稿元:
レビューを見る
真梨さんの短編、久々に面白かった。ホラーだな。後でゾワッとしてくる感じがいい。また、こういうの読みたい!
投稿元:
レビューを見る
キヨコは、新居探しのためとあるマンションを内覧に訪れていた。その部屋はほぼ理想に近く、この部屋にしようと決める。ふと、部屋を出てドアの外を見るとすぐ横に扉があることに気付いた。キヨコは好奇心につられて、その扉を開いてみた……。
引っ越しにまつわるホラー短編集。ああ、ぞっとするなあ。〈机〉がちょっとミステリしてて怖かった。
投稿元:
レビューを見る
タイトルにもなっている、お引っ越しにまつわる6つの作品が収録された連作短編集。前半は勢いがあるのだが、後半につれて失速感があるように思う。真梨幸子の得意とするドス黒い怖さはそれなりにあり、背筋が凍るような恐怖感と薄気味悪さがある。引越しの際にはいろいろ気をつけようと思わせてくれる、そんな作品だった。
投稿元:
レビューを見る
アパートやマンション、会社など、引っ越しにまつわる都市伝説の短編集。開けてはいけないからこそ気になるし、聞いてはいけない声が…
投稿元:
レビューを見る
最初に書いときます。コレ、凄いホラー。
新・イヤミスの女王こと真梨幸子様は、遂に生活ホラーの分野に
進出。この連作短編、本気で怖い小説に仕上がってます、ええ。
今回もドロドロした人間関係が中軸なのだが、それを実際に起こ
りそうな事件に仕上げ、キッチリしたオチを付けて来るところが
幸子様の真骨頂。タイトル通りお引っ越しにまつわる恐ろしい話
が6篇。そして最終章の解説が輪を掛けて恐ろしく、自分が都市
伝説の一部に居るかのような錯覚まで覚える始末。
これはもう、イヤな雰囲気のホラー、という新ジャンルでいいと
思う。下手すれば真梨幸子最高傑作と評価しても良いかもしれない。
イヤミス中毒もホラーマニアも、絶対に読んでおくべし!
投稿元:
レビューを見る
「引っ越し」をモチーフにした連作ホラー。個々の物語はそれぞれ独立したもののように思えますが。実は……! ラストの「解説」はぜひとも最後に読みましょう。先に読んじゃだめですよねえ(笑)。
どの話もとにかく嫌。じわじわどろどろした雰囲気がとんでもなく不快。これぞ真梨さん、ってなオーラが満載です。
お気に入りは「机」。ラストで思わず「うげっ」と呻ってしまいました……嫌だぁ(誉めてます)。
投稿元:
レビューを見る
引越しにまつわる短編集。
連作とまではいかないけれど、微妙に各話に繋がりがある。
ちょっとホラーチックな、世にも奇妙な物語系。
読みやすく、夢中で読みました。
扉/棚/机/箱/壁/紐/解説
解説は、解説でなく、ひとつのお話として存在してます。
これを先に読んでしまうと、この本の面白味は全然なくなってしまうかも。
初読みの作家さんでしたが、ゾクッとくるお話が多いとのこと。
また機会があったら読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
引っ越した部屋のトラブルとかの話かなってかって思ってたんだけどホラーだった!びっくり
最後の最後までびっくり!なんかリアリティありすぎてネットで検索してしまった笑
さすが真梨さん。「殺人鬼フジコの衝動」のときも思ったけど現実かと錯覚してしまうほどリアリティあるよね
投稿元:
レビューを見る
真梨幸子にしてはわかりやすい!人間関係をごちゃごちゃさせて場面や名前を交差させて混乱させるやり方はハマれば面白いんだけど読み返してもいらいらすることがあったのでこれは初読ですっきりできて感動~。
普通に読み進めてやられました。個々の短編だとオチが予想できちゃうけれど最後のまとめ方が好きなのでよかった。いちばん好きなのは「机」です。こわかったー!
投稿元:
レビューを見る
10周年らしい
引越しをデーマとした短編集。連作ってことになってるけど、さほどつながりは無い。それぞれ独立した話だ。
軽快な文書で読みやすくさらりとしたオチも楽しい。あえて人物を平坦に記載しているんだろう。紙芝居をみているようなさらりとした話になってるから、ドロドロ感がなくて良い。まぁまぁかな。
投稿元:
レビューを見る
短編。実は繋がっている感じ。
引っ越しを軸にいろいろな話があるが、
どれも微妙に後味が悪い気がする。
ハッピーエンドが無いからか。
ちょっと厚めの本だったので、
どうかなぁと思っていたけど、
結構すぐに読み終わりました。
書下ろしの「解説」って話が、
初めは普通に解説なんだと思ってたら違ってた。
あれがあって全部うまく繋がっていると思える。
この作者さんは初だと思っていたら、
Wikiで作品を調べたところ、
『殺人鬼フジコの衝動』持っていた。
持っているだけで未読なので正しくは初めてだね。
投稿元:
レビューを見る
あまり公言しにくいですが‥大好きな真梨さんの本。
今回のは読みやすくわかりやすいですよ。すんなり入ってきます。娯楽性が高いのかな?とても楽しく一気読みできました。やられた感も十分。
机が一番好きでした。
投稿元:
レビューを見る
マンションの内見に来たキヨコ。避難経路が気になり非常口の扉を開けると、そのまま閉じ込められてしまう。無事に出ることはできるのか。「引っ越し」にまつわる恐怖を描く連作短編集。
短編が6篇。どの作品にもアオシマという人間が登場するので一応連作短編なのだろうけど、各話の繋がりは薄い。薄味の篇が多く、作者もそれを意識したのか最後に自身による解説がついていたが、取ってつけた感は否めなかった。
(C)
投稿元:
レビューを見る
マンションの内見に来たキヨコ。ふと避難経路が気になり非常口の扉を開けると、そのまま閉じ込められてしまう。無事にでることは出来るのか……。今までありそうでなかった、引っ越しにまつわる恐怖を描く連作短編集
投稿元:
レビューを見る
「世にも奇妙な物語」的な短編集。
冒頭のストーリーがラストのストーリーに繋がったんだよね?解説も含めての連作なのね。
軽めだけど真梨幸子氏らしい作品。