タイトルで盛大にネタバレ
2016/06/21 21:26
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投稿者:らんご - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル見てなんとなくストーリーの予想がついた人は読まない方がいい!たぶんあなたの予想通りの展開。
東野圭吾の作品大好きだけどこれは酷い
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面白すぎたあー!
導入でのひきつけ、謎の深淵、物理学・数理学の理論の構築、物語に引き込む筆致、最後のたたみかけ…、褒めすぎか?
途中、この先読んだらこの時間が終わってしまうと思ってもったいなくて読む手が止まってしまった。いい意味で。
売れてる作家さんだから期待値がかなり高いはずなのに、いつもそれを超えた作品を魅せてくれる。
さすが師匠。新たなミステリのバイブルだと思います。
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「アルジャーノンに花束を」を一部彷彿とさせる気もする。
事件の全貌が明らかにされた後も、核心の部分がスッキリとしない。
とはいえ、どうなるのかと続きを読みたくなる筆力は流石。
シリーズ化もできそうな感じだが、なるのだろうか?
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1日で一気に読んでしまった。このボリュームなのに。それほど夢中になれたし、何より読みやすい。本当東野圭吾の作品は読みやすいなぁと再実感。
ミステリーよりサイエンス系です。物理学。難しいことはふーんって読み進めた。なんだろ、多分印象にそんな残らないけど読んでる間は楽しい作品って感じ。この先どんなストーリーだったっけな? って思っちゃいそうだけど面白かったのは覚えてる、そんな作品でした笑。後に残るものはなかったし、衝撃もなかったんだけどね、読んでる間は楽しかった。水城のおばあちゃんが本当にかわいそう。息子を若い妻に殺されたと思って自殺しちゃうなんて、本当に悲しいなって一番思いました。ある意味サイコパスなのか。よく考えたらもやもやする話だけどなんとなくの流し読み程度なら満足するはずです
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ある事件で意識を失ったが 手術によって近い未来を予測できる能力が備わっていた
まず ラプラスとは何なのか、後半謎解きが始まる前にやっと理解ができ、そこから一気にラストへと行くのだが、もう少しラストを長くして欲しかった
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昔の東野圭吾作品といったところか。面白いことは面白く、良く思い付くなあとは思う。ただ、それだけかも。
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「ラプラスの悪魔」とは、ある状態で物理的なステータスが分かったと仮定して、さらにそれを物理的に解析する能力があればその後何が起こるか全て予想できる、そんな存在は悪魔に等しいという説。果たしてメインの主人公は誰?魔女だから円華?映画化されキャストは、青江が櫻井翔、円華が広瀬すず、謙人が福士蒼汰、才生が豊川悦司だが円華は果たして魔女と呼べるようなインパクトなのだろうか?謙人の登場までの前置きが長く最後のヤマがあっけない感じで、もっとクールに締めくくってほしかったのが自身の感想。
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読んでいて実感したのだが、サクサク読めるのはやはり、東野さんの力なのだとつくづく思った。(最近読書がなかなか進まなかったので。)
さて、この作品は、今までと違うというコピーがあったのだが、私には特に今までと同様に面白く読めたのでとりわけそんなコピーはなくても良かったし、前作より何らかの主張がなかったように思えた。
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SFミステリに入るかな。
脳科学がテーマです。
SFとはいえ、東野さんのことだから、近い将来には実現する技術なのかもしれないね。
続編のありそうな終わり方なんだけど、あるのかな?
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力作、期待していた通りのテンポ良さで一気読み。脳科学研究の予知能力とか出てきた時点で、少し僕のテンションは下がった。
復讐のトリガーとなる事件の詳細が不明瞭で、犯人が最後に自殺…すっきりしない。
パラレルで進行していく伏線ありきのシナリオ構成はよく練られている。
この本で伝えたかった作者のメッセージは?
という疑問が残るので評価は、少し低く目。
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最初は登場人物達がどのように絡み合っていくのか分からくて、なかなか先に進めなかったのですが、途中からは面白くて一気に読み切りました。いつもながら東野圭吾作品は楽しませてくれますね。
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さすが「東野圭吾」というか、腐っても「東野圭吾」という感じ。
もっとすごい魔女の話なのかと期待したし、あの終わり方は何なの?とも思うけど、中途半端な割にはこじんまりうまくまとめているような気もするし。
続編描く気でいたんだったら、1冊でちゃんとまとめて欲しかった。
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おもしろかった!?
登場人物みんなが脇役みたいで、盛り上がりに欠けた気がする。
期待し過ぎかな?
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読む前に、ラプラスの悪魔が何なのか!?wikiで調べた方が良いかもしれません!
この作品は東野圭吾の作品にしては終盤がアッサリしていて、らしさを感じませんが、全体の構成やページをめくらせる技術には圧巻させられます。
松岡圭祐が描きそうな世界観で東野圭吾風な小説と私は感じました。
最後に、伏線が分かりやすかったのと展開の読みやすさ、そしてミスリードさせようとする意地悪さが無かったのは、読者にラブラスの悪魔感を感じさせようという作者の狙いではないでしょうか?
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東野圭吾のミステリは何系統かあるけれど、タイトルから察せられる通り今回は理系でかつ平均を超越した能力を扱っていた(ここが物語のキモなのだが)。
登場人物が非常に多く、複数のラインで物語が展開する。しかも場面展開が早いのだが混乱なく読み進められるのがさすがのうまさ。
サクサク進むのだが、登場人物誰にも感情移入をしにくいというさらっとした感があり、特に残るものがなかった。
ここしばらくずっと言っている気がするけどもっと骨のあるものを書いて欲しい。
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物語の発端となるのは、2箇所の温泉地で起こった硫化水素中毒事故。
1人目の被害者である映像プロデューサーの母親から、新妻に息子が殺されるかもしれないと相談を受けていた刑事が捜査を始める。
風評被害をおさえたい温泉地から調査を依頼された学者は2件の事故を繋ぐ謎の女・円華と出会う。
独自に関係者を調べる中で、2件の被害者と繋がる映画監督の存在と、彼の長女が硫化水素自殺を図っていることを知る。
自殺に巻き込まれ植物状態になった映画監督の長男と円華の繋がりがわかり、中盤で謎の1つである円華の「超能力」の正体が明かされる。
2件の硫化水素事故、映画監督の長女の自殺、円華の正体など複数の謎が絡み合って進むため、途中かなり風呂敷が広がるのだが綺麗に収束していくのがさすがの手腕。
東野圭吾は伏線の張り方が絶妙、「なんかこれヒントかも」とにおわせるさじ加減が天才的。
ストレスがかかり過ぎない程度に意味深さを引っ張り、全てをつなげる。
ミステリ作品としてレベルは高いのだが、そのテクニックを超えた部分を私は読みたいんだよ、と今回はまた思ってしまった。