紙の本
どーした!?、キッチンカブー
2015/04/29 17:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:相場師 太郎次郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
その昔、「キッチンカブー」といえば、コラムというかメルマガバックナンバーというか
何度も、よく読んだものだ。
そんな記憶もあり、本書を手にしたのだが。
私が成長したのか、著者の質が下がったのか定かではないが、
「なんじゃこりゃー」というのが率直な感想だ。
イメージ先行で具体性がない、表紙のイメージが最後までつきまとっている。
チャート例も不鮮明で説得力がまるでない。
昔の「キッチンカブー」の著者とは別人だと思って読んだほうがいい。
そうはいっても、初心者には参考になる部分があるので、☆2つ
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本書を読んで、主に書かれているデイトレードでの投資方法について深く理解できました。
デイトレードにおける銘柄の選定法や投資法やチャートの見方などが詳しく書かれていて勉強になりました。
小さな利益を積み重ねることや多くの経験を踏むことでコツコツと成長していくことや損切りを中心に自分に決めたルールに従って、スポーツ感覚で取引を行うことが億万長者になる近道だということも感じました。
また、中期投資についても書かれていたり、発行時2015年5月から東京オリンピックが開催される5年くらいは有望な厳選された50銘柄が掲載されていたり、巻末には初心者向けの投資における解説もあり、興味のある初心者にも投資を身近に感じられる一冊であるとも感じました。
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・株式トレードサイト「キッチンカブー」代表の著書。情報配信サイトの運営が主業務で、本人がトレードをしていない様子。本人が実践していない使えない手法が記載されている可能性があり、注意しながら読むべき本。
・内容自体は、デイトレから中長期まで幅広く書かれており、テクニカルよりもファンダよりの内容。
===引用==============
・波乗りに適した銘柄:
① 前日に大きく上昇して本日も上がりそうな銘柄
② 前日に多くの有力デイトレーダーがSNSで取り上げている銘柄
③ 前日に材料を出した銘柄
④ 証券会社の格付け変更があり株価に影響しそうな銘柄
⑤ 人気化している銘柄と同じジャンルの銘柄
⑥ 値動きがよく上がり続けている
⑦ かつて人気があり、人気再燃が期待できる
⑧ 定番人気株と言われている
・上記銘柄で株価が高すぎずに出来高が増えているものに取り組む
・レーティング変更が公表されたときにはプロや機関投資家はその情報をもとにすでに仕込んでいる。個人投資家は、レーティングが理由で上昇した銘柄が調整した押し目を買うのが有効
・信頼に値するレーティング変更は、野村證券、メリルリンチ日本証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、JPモルガン証券など
・中期トレードの場合は「突っ込み買いの吹き値売り」が基本。売られすぎ時に買ってある程度上がったら売る
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本書が発行されて4年も経過しているので、現在の推奨株の結果で著者の株の目利き力と先見性が丸裸にされるという読み方ができます。
そして、面白い結果が・・
2015年2月時点で分散投資で推奨された株15(P162)のうち、現在(2019年6月3日)の株価を比較すると、1つの銘柄を除いて軒並み2倍から15倍(!)という高い上昇率を示しており、残りの1株も安定さを重視した銀行株(みずほ)が200円⇒151円という結果でしたので、これらの推奨銘柄を2015年時点で買った素直な読者は一儲けできたと思われます。
しかし、中長期で保有したい株(P171~)では、多くの株が大きく下げています。
では、これをどう解釈するか?
株の値動きは予測できないという結論になるのではないでしょうか。
株は人気投票の側面もあり、企業のファンダメンタルズさえ押さえておけば、本書のような著名な投資家や機関投資家が推奨すればかなりの確率で上がるわけです。
著者も散々強調していますが、利食いのタイミングと損切のタイミング、これを自分なりにルール化し厳守すれば大負けは避けられることも地味ですが大事なポイントです。
株入門書としても良書だと思います。