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あっという間に読み終えた。
読むのが遅い自分でも…本当にあっという間。
それくらい中身が薄い。
これから何か大切な話が始まるのか?
と、期待しつつ読み進め…何もなく終わってしまった。(笑)
他人の子どもの自慢話なんか聞きたくないし、家族写真入り年賀状は大迷惑?だとか。
ま、そこはわからなくもないが。
でも、この本はこの方の話ばかり。
親がつれあいが友人が、と。
それを活字にして公表している。
それは家族の話をする人と変わらないのではないかと。
子どもがいることを最後まで話さず亡くなった人を褒め称えるのはどうかと思う。
決めつけ感がすごい。
とにかく期待外れ。
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ちょっとさみしい感じもするけど、
クールに自立しながら、想い合うことができたらいいな。
大好きな家族。でも期待はしないのがマル。
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量も少ないエッセイだったので、つい立ち読みで済ませました。
手厳しいレビューも多く、期待外れとの意見にも納得します。
でも、古典的な家族モデルが是とされる日本社会において、「私はそうは思わない!」と主張するまでに、随分勇気がいっただろうなと思います。
多様な個人や家族のあり方がもっと当たり前になれば、こんな主張もしなくて済むのにと、思いました。
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筆者自身の人生から主張される考えには納得できる。なるほどと思える意見もある。
筆者の言いたいことは、家族だから分かり合えるのは当たり前ではなく、家族を知るということは他人を知ること以上に難しいということ。「家族だからという常識」に縛られた考えは捨てて、考え直すのも良いかもしれない。
同じことを繰り返し説明している内容は、少し飽きがくるかも。
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家族とは尊く素晴らしいものであるという幻想は、おそらくテレビなどのメディアによってつくられた虚構に過ぎない。もっと「個人」としての幸せな生き方を考えていかないと、家族依存症になってしまうかもしれない。
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著者のことは何も知らないが、物心ついて終戦を迎え、価値観の大転換を目の当たりにして女性の自立を強く意識するとともに、強い個人主義的な考え方の持ち主であるらしい。その生き方は逞しく、老境にある現在、おそらく凛とした素敵な女性なのだろうと思う。
たしかに、個人の自立が言われる割に、我々は「家族」を当然視しすぎているように思う。家族の外でこそ、自立が意識されるが、家族の中でまで個人単位を貫くことはあまり行われていないのではないだろうか。
他方、家族よりも個人あるいは気心の知れた者どうしの私的コミュニティーを重視し、家族の話ばかりする人を嫌い、「家族のことは自分から話さないに限る」と言う著者が本書で著者自身の家族のことをたくさん書いている。現在の著者のような少数派の家族観に至る背景を読者に分かってもらうために敢えてしたサービスなのだろうか。それとも、著者も家族を語りたくなっているのだろうか。いずれにせよ、家族の問題の根は深い。
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世の中から押し付けられている「家族」というイメージについて、著者の違和感が書かれています。家族とはこうでなくてはいけないとか、家族のことなら何でもしっているとかいう世の常識に対して「自分はそうではない」という主張、読んでいてハッと納得させられるところ多数ありました。
家族だからもちろん愛は存在しますが、それはそんなに綺麗なものではなく、自分の知らない家族や認めたくない家族の内情にこそ存在するということ、それを改めて感じさせられます。
そんな家族と、だからこそ近づいていかなければならないと思わされた読後感でした。
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とにかく共感。
私自身家族で悩んだことが数えきれないほどあって、本当に共感の塊だった。
親に読んで欲しい
こういう家族の捉え方もあるんだと知って欲しい
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読了後、これだけ嫌な気分になったのは珍しい。
NHKのトップアナウンサーを経て作家の仕事も順調らしく仕事上では自立されている方なのでしょうが、家族が病ではなく著者自身が病んでいらっしゃるのでは?
なぜ、ここまで家族を突き放し、批判するようになったのだろうか。
少しでもわかろうとした事はあったのだろうか。
人の家族の話など聞きたくない、写真など見せられるのは迷惑との断言にも違和感を感じる。
著者の偏見を思いっきり押し売りされたようで残念。
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タイトルと帯と序章を読めば事足りる内容。
結局、著者自身も「家族という病」に罹っているのだと思うけれど、家族神話を否定するため自身にとっての家族を語ることで、どんどん主張が曖昧になっていく。
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今話題の新書。
タイトルも良い。
帯がまた良い。『家族ほどしんどいものはない』
で、新書といえば教養書、というイメージが強かったので、なんや社会学的に家族という病を分析解説してくれるのか、と思って期待して読み始めたところ、全くのエッセイであった。
家族の話が嫌いと言い、個でありたいと言いながら、家族の話をありありと自慢げに(その気はないのだろうけど)するあたり、いったい何が言いたいのだろうか?
なんだかんだで家族の幻想、理想に絡められている自分を感じているのではないか?ぶれている感じがする。。。と思ってしまう。
生き方としては、この時代にしてはかなり個であり、意志があり、自分があるのだけれど、書いていることにブレがあるように感じてしまった。
残念。
2015.07.26
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この本に興味を持つこと自体、病んでる人だと思われる。筆者もかなり病んでいるように見えるし、そういう人の意見だからまた偏りが激しい。
しかし家族をカテゴリー分けする時点で既に偏りは始まっているのであり、病んでいるように見えるが実はまともなのかもしれない。家族を良く知ってるつもりかそうでないか、また良く知りたいのかそうでないのか。そんなことを頭で考えているだけでも、白い目で見られるのは覚悟した方が良い。
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子供がいる家族という視点が全く抜けている。
意識的だと思う。
家族が辛いものだと、自分の思いだけを述べており、いろいろな事例など乏しい。
エッセイだからか。
結局、家族というものを論じるというよりかは、自分探しに行き着いている。
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元NHKアナウンサーの「老い」に関して書かれた本。
家族について何となく最近考えていた+話題にもなっていたので手に取った本。
専門家ではないので、本人が「家族」について考えていることを思いつくままに書いたという印象だが、新しい気付き、考えるヒントはあったように思う。
以下、印象に残ったこと、考えたこと。
★「家族」は何となく理解した気になっていることが多い。むしろ、親しい友人等とは分かり合おうと努力し話をするため、よく知っている場合が多い。
※情にもおぼれない
★親の威厳が大人の価値観に支配されないまま、言いなりになっていることは大人として成長のない証拠
★相手への期待は持たない
→「期待」を持つから裏切られたときにストレスになる。自分で動き、実行する。
※結婚記念日、担当日 等
・「夫婦」と「恋人」を見分けるコツ
夫婦 → 会話が無い
恋人 → 会話がある(知ろうとするから)
★自分の幸福、価値基準を持つ
→「他人の不幸は蜜の味」という言葉の通り、他人と自分の家族を比較して幸福度を測ることが諸悪の根源。
自分なりの価値基準が無いからキョロキョロと周りを見る。
・共同で管理者をやとうような福祉施設が増加
・一般的には存在する「家族団らん」
→生暖かいものに浸っていると居心地が悪い
・孤独に耐えられなければ家族を理解することはできない
・親は要介護になってはじめて弱さを知る
・いわゆる一匹狼的な人への憧れは何なのか?
・公共の場でのマナーは国の成熟度
・日本史、世界史 もっと勉強すべき
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血がつながっているというだけで『期待しすぎてはいけない』というメッセージ。
家族とは言え、別人格の他人なのだから。