投稿元:
レビューを見る
シリーズ2作目。
やはり西尾さんの作品はあっという間に読めちゃいますね。
今日子さんの記憶が消えるということを、謎解きの仕掛けに仕組むという試みがうまくできているなって思いました。
難しい設定を使いこなすのは大変だと思いますが、さすがです。
起こってる事件自体は、さらっとしているのに比べ、地の文の冗長さは気になりました。まぁ、西尾さんの作品らしさといえばそうかもしれませんが、もうちょいコンパクトにまとめてもいいかなぁと思います。
そういえば、主人公(語り手)変わってるのが、かなり意外でした。
前作も今作も短編~中編なので、このシリーズの長編を読んでみたいです。
たぶんですけど、3日間くらいの、クローズドサークルで起こる、登場人物が10人前後くらいの事件が一番設定が生きる気がします(笑)
投稿元:
レビューを見る
図書館で借りる。事件の謎より、それを解決する探偵の方が謎めいて気になるシリーズ。他の方のレビューにもありましたが、長編で読んでみたいですね。解決した途端、寝落ちしてエンドみたいな。次作も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
このシリーズは、他の作品と違ってあまり脱線がすくないので読みやすくて好きです。(もちろん、脱線してくのも面白いところではあるのですがw)
今回も、今日子さんには振り回されっぱなしの相棒ですが、前回とは別の人になっていてビックリ!
そうか……。毎回、ワトソン役はちがうのかな……。
結構、前回の厄介くんといい仲だったから、今後の展開も期待してたんだけど……。
今回の親切くんも良いと思いますが、3巻はまた違う人が相棒となるなら、あんまり恋愛展開は期待できないのかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
間違えてシリーズ二作目から読み始めてしまった。。。
西尾維新のシリーズは喰わず嫌いで、読んだことがなかったというモグリ。テレビドラマ化されるとのことで手に取ってみた。
本作はあえてジャンルを分ければWhy done itモノ。よく構成されている。
突飛な設定のキャラクターが作れるよな〜と感心。
投稿元:
レビューを見る
レビュー読んで「厄介くんが出ないなら買うのやめよっかなー」と思ってけど弟に「え?買わないの?買うって言ってたじゃん」って言われて半ば仕方なく買ったらおもしろくてワロタ。
私は単純に今日子さんが好きなのだと思う。
そしてホントに羽川説が…!CMの声が羽川だった、とは聞いていたけども…ほほぉ…。
ストーリーは長編なので「え、どうなるの!?」ってついつい読んじゃって睡眠時間削る感じ。長ったらしい!と思う時もあるけどやっぱりおもしろい。好き。
投稿元:
レビューを見る
のちに、どんな後悔をすることになっても――どんな決断にも、後悔はつきまとうものであり、ならば、選択するときに本当に選んでいるのは、どんな後悔をしたいか、ということなのかもしれない。
(P.170)
投稿元:
レビューを見る
シリーズ二作目。前作は読んでおいた方が楽しめそうではありますが、ネタバレはありません。むしろあの人はシリーズキャラじゃないんだ……ってのがちょっと意外でもありました。
最初の事件の謎そのものは小粒な印象だけれど、盲点というかなるほど思い込みがあると解けない謎かも。
そしてメインの謎。まあ登場人物が他にいないので(笑)、犯人の見当はつくといえばつきますが。それは問題じゃないのですね。今日子さんの探偵としてのスタンスは実に立派です。しかしそれにしても今日子さんって……もろもろのスキルが高すぎです。それに驚き。
投稿元:
レビューを見る
忘却探偵2作目
美術館での謎から始まり、アトリエでの殺人未遂まで解き明かします。
1作目とはパートナーが違うので、
前の話を忘れていても大丈夫でした。
また、長いシリーズになるのかな?
投稿元:
レビューを見る
語り部変わるんですね。
前巻の隠舘君の出番が全く無くて少し残念。
この作品は色々な語り部の目を通して、色々な今日子さんの姿を知っていくスタイルなのかなと。
親切君のキャラが隠舘君と微妙に被ってて、少し察しが悪いのでそこはちょっとストレスかも。
登場人物の数が少なく、犯人の予想がしやすかったのは物足りなかった。
個人的には一つの事件にかかる時間はもうちょい短い方が好み。
オチとタイトル回収は見事の一言。
親切君は今後も出番ありそうだな。
投稿元:
レビューを見る
忘却探偵第二弾
今回はTVドラマで三つ目ぐらいのストーリー
意外とドラマの忠実度に感心しながらも
忘却探偵のコアを忘れない物言いと行動感
最後はなんか考えさせられる終わり方に
維新イズムを感じます。
投稿元:
レビューを見る
長編ということで、長編好きな私にはうれしい限りだったのだけど、ちょっとまどろっこしくてテンポが悪かった気がしないでもないなー。終盤の親切の心の逡巡がくどい気がする。面白かったのにちょっと残念。
投稿元:
レビューを見る
一作目の会心の作の印象が強く、普通の作品と感じてしまう。推理の内容も驚きがなく、先を見透かされてしまう感が否めない。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ2作目は厄介君じゃないんだ。似たようなキャラだし、変える必要あった? 今ちょうどドラマでこの巻の話をやってるけど、厄介君で違和感ない。短編1作と後の2本は続いてて中編と云うか長編と云ってもいいくらい。結構面白いです。
投稿元:
レビューを見る
一行目:人生の転機なんて、どこにあるのかわからない。
シリーズ2作目。
てっきり前作の伏線ー部屋の天井に謎の文字があるーから始まるかと思っていたら、全く別の物語だった。
事件に巻き込まれていく主人公ー元警備員ーも、別の人物のようだ。
前日譚のような位置づけなのか。
次を読まないとなんとも。
投稿元:
レビューを見る
言ってしまえば、たったこれだけの結論を出すのに
これだけのページ数を割いてしまえるというのが、西尾維新。
一回も出てきてない人が犯人であってはならないという定石に乗っ取ると、
初めから犯人は決まっているようなものなのだけど、
そこにたどり着くまでの過程が維新。
維新は、終着地が気になって前に前に読み進ませる作家さんではなく、
読んでいる「今」の過程が面白い。
そしてその過程から生み出される着地点への着地の仕方、
それに惹かれてぐいぐい先に読ませる作家さんです。