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おしい!
2015/07/31 20:42
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投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代版ショートショート。1話あたりのページ数も程よくサクサク読める。正直少し話に物足りない、ヒネリというかアイデアが浅い感じを受けた。
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ニヤリとホロリとヒヤリとクスリ。ほんの数ページで完結する物語たちのなんと豊かなことか。
どの物語も「家族の日常」から一歩ずつ踏み外している、それでもみんなが求めているものはいつも小さな「幸せ」だという。次々と現れる小さな物語たちを、次々と味わい続けていたい、そんな気になる。
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星新一の孫弟子ということだったので読まなきゃならない。星新一と比べるとブラックさはない。家族をテーマにしており、温かみのあるショートショートが多数。また、そこが魅力でもあると思う。本書は、まるで家族アルバムのように様々の家庭にある現実と非現実が連なる作品集のような。良かったです。
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家族をテーマにしたショート・ショート。
この著者の本は初めてだが、ファンタジーというか不思議なストーリーという以上に、慣用的な言葉からの連想、ダジャレ、掛詞的なネタに興ざめしてしまうところがあった。
15-162
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+++
「星新一の孫弟子」と呼ばれる気鋭の作家・田丸雅智氏が、ささやかな幸せを追い求める家族たちの「一瞬の風景」を活写! 人情もの、ユーモアからファンタジー、ホラーまで、「思い出アルバム」をイメージしたショートショート集。
●分身が作れる石鹸で3人の妻と同棲生活をすることになった夫の悲哀をコミカルに描く「白妻、黒妻」
●傷口に貼った絆創膏から育つ植物の実を食べる息子の闇を照らすホラー「吸血木」
●変な趣味を持つ父親が娘の結婚式で披露する贈り物が泣ける「鳩の箱」
●長年連れ添った最愛の妻に先立たれた老人が辿り着いた異次元の世界を紡ぎ出すファンタジー「おいらんちゅう」
・・・・・・など、新たな書き下ろし作品を含めた異色の18編を収録。
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さまざまな家族模様ら、さまざまな趣向で切り取られていて飽きさせない。ファンタジーにしろホラーにしろ、家族への思い入れが強く深いほど、突拍子もない設定にすんなり馴染むような気にさせられる。ショートショート界のこれからが愉しみになる一冊である。
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不思議な短編集。何かどれも合わない…
2015.10.3
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星新一の孫弟子と言われる著者の作品。
初めて読みました。
テーマは家族ということで、ホラーやファンタジーなどの
ショートショートですが、昔星新一氏のショートショートを
初めて読んだときの衝撃みたいなものや、安部公房氏の
短編の不条理や奇怪な感じに比べると、少し物足りない
ような気がします。
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家族もののショート・ショートです。
ほっとする話、ぞくりとする話、微妙な話、いろいろと
ありました。結構面白かったです。
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家族がテーマのショートショート18編。著者は「星新一の孫弟子」と呼ばれているそうですが、星よりは摩訶不思議性がかなり強い作品が多いように思いました。悪くはないのですけど、「ショートショート」という形態自体を物足りなく感じるのは歳のせいかもしれません。
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家族やその周囲で巻き起こる不思議なお話。短編18作。
・隣のランタン
・干ガキ
・カエルガム
・母の米
・歯並び
・白妻、黒妻
・惑星釣り
・涙魚
・日光傘
・箪笥のこやし
・湯手品
・お馬さん
・風男
・吸血木
・常秋
・幸茶
・おいらんちゅう
・鳩の箱
・あとがき
世にも奇妙な物語にでてきそうな話ばかり。
ほんわかあり、ゾッとあり。
1つのお話がとても短く、すぐ読みきれるのが便利。
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初読みの作家さん。ショートショートだったんですね。ショートショートって、中にはイマイチってのも多かったりするんだけど、どれも読み始めすぐに心掴まれ面白かった。いろんなタイプの話で、著者の想像力(妄想力?)に感動。