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思っていた以上に人生啓蒙書だった。その点で言うと、個人的には「楽しく生きるため」としてワリと意識無意識に実践していることが多かったので内容的には得心だし、それをドラクエ、ゲームという切り口で解説するのは、今の30代40代の、まさに啓蒙書を欲する世代に響きやすいのかな、とも思う。偉人や著名人の言葉の引用が多く、そこに説得力を預けているのはやや首を傾げ気味。
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人気テレビゲームのドラゴンクエストのように人生を楽しむことを目的とする「人生ドラクエ化理論」を提唱する著者がエニックスを退職してからの本書を出版するまでや偉人たちの行動をもとに説明した一冊。
目的、敵、ルールを定めること、その3つにおいて実際の人生でどのように行なっていけばいいか書かれており、内容は読みやすくて面白いものでした。
多くの自己啓発本で書かれていることと重複するものもありますが、ドラゴンクエストの概念が加えられているので腑に落ちる場面も多かったです。
また、各項目末にアイテムを手に入れるところやゲームのフレームを使ったQ&Aなどプレイヤーをニヤリとさせる演出もありました。
著者の友人のドラクエ化人生について書かれているのもイメージが膨らみました。
ただ複数の選択肢があったり、敵と戦うと経験値が入るなど人生との相違点についても書かれているのでその点を踏まえたうえで人生がドラクエとシンクロしていくのも抵抗なく受け入れやすいだろうと感じました。
本書を読んでドラクエ化人生が本当にワクワクするものであると感じました。
ルールを理解し、そのルールに従って目的を決め敵を設定し人生というゲームを思いっきり楽しみたいと感じさせてくれた一冊でした。
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割とこじつけなんだけど、ゲーミフィケーションについては多かれ少なかれみんなやってると思う。
さくさく読めたけどあまり何も残らなかった。
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→書名が面白そうで、読んでみた本。
→人生はこう考えたら楽しくなる!ということが、ゲームに基づいて語られていく形。
→図などがたくさんあって、読みやすい!
▼概要
・スクエアエニックス社員だった著者が、全ての物事はゲーム化できるのではないか?!という仮説のもと、人生をゲーム化する前向きな思考法、人生の楽しみ方を語る。
・「定価5500円のドラクエに、面白さで負ける人生を送ってどうする!?」
▼内容
・ゲームを構成する3要素
ゲームとは、
目的を達成するための、
ルールに基づいた、
敵との楽しい戦い
→これを定めれば、人生をゲーム化することができる!
・目的の探し方
→今までで一番ワクワクしたことを考える
→たくさんの本を読む
→友人の家に行く
・ルールという、行動に対する縛りがあるからこそ、ゲーム内の全行動に緊張が生まれ面白くなる。
・人生というゲームの特徴!
①自由度の高さ
・ゲーム目的は自らの意志で自由に追加変更可能
・選択可能なコマンドは無数にある
②体験重視
・勝っても負けても途中逃げても敵と闘うと経験値増加
③サイコロ的ゲーム性
世界は偶然に支配されている。(事前シナリオ無)
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DQで敵に遭遇した時、どのような気持ちが湧く?
スライム→かわいいとか。
現実に出会う敵・難しいシチュエーションを
DQに置き換えるとどんな敵・パズルになる?
人生においては負けても経験値を得られる
→米村でんじろうさんの生徒に興味を持ってもらうための失敗だらけの理科実験
人生においては逃げても経験値を得られる
→具体例
・人生においては敵が味方になる場合もある
出版を認めてもらうべき出版社の人間が、その本を世に広める仲間となる
・人生において、他者から「ありがとう」をどれくらい言ってもらえるのか?という人生ゲームの設定も面白い。
・カーネルサンダース氏は1009社にケンタッキーフライドチキンの事業計画を断られた。
・うまく言ってる人はどのようなコマンドを使っているのか、様子を探ってみる。
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ゲームとは、目的があり、敵がいて、ルールがあって成り立つ。人生をそれらに見立ててクリアしていこう、というもの。
コンセプトはシンプルだけど、いろいろ成功者たちのエピソードなども交えていて楽しかった。
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好きなことをどうやって仕事にするか?よくあるテーマであるが、こんな表現の仕方もあるのかと目からうろこだった。ちょっとドラクエ臭が強過ぎる感もあるが、面白い本だと思う。変な話だが、この本を読んで、改めてジョブスのスタンフォードの演説を聞きたくなってしまった。ジョブズの演説が気になる方は、わかりやすく本書に内容が解説されているので、一読されると良いと思う。
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人生で嫌なことや大変なことはたくさんありますが、それをドラクエに挑むようにクリアしていこうという。目的と敵とルールを設定すれば何でもドラクエになる!という感じです。面白く読めました。
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人生もドラクエも
・目的
・敵
・ルール
があるという点で類似しており、逆に人生も客観視すればゲームのようにプレイできる。
ゲーム化により、目的やルールをより柔軟に運用でき
近視眼的な現状の悩みを克服できる可能性がある。
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読んでる時は面白かった記憶があるけど、具体的に何書いてあったかちょっと思い出せないので微妙な内容だった可能性がある。もう一度読めばちゃんと分かるかな…?
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元エニックス社員の著者が語る、人生をRPGに見立てるメソッド。
ビジネス書としては「ネタ」寄りのものだとは思うが、実際のところ、自分もファミコン世代であるので、案外しっくりくる部分もある。
昔で言う「無敵」の裏技、今ならデバッグモード的なものは、はじめこそインパクトがあって面白いが、だんだんとつまらなくなってくる。人生も然りであって、何の障害も無い人生は案外つまらないものである、とのこと。また、ドラクエでは「敵」との邂逅は楽しみのひとつであることに触れ、人生で出会う様々な人、出来事の「敵」も、攻略すべき楽しみであると説く。ゲームよりも自由に目的を設定でき、遥かに多くの選択肢をチョイスできる、この人生というゲームを楽しみ尽くせと著者は言う。
帯にもあるフレーズ、「定価5,500円のTVゲームに、面白さで負ける人生を送ってどうする!」は、なかなかにインパクトがある。
中学生・高校生あたり向けかとも思ったが、多角的にものごとを考えるヒントとしては、ゲームに全く関心の無い人も一読してみる価値はあるかもしれない。
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人生をドラクエのようにゲームとして楽しもうという趣旨の本。
・ゲームの目的を設定すればルールと敵が自ずと発生する
・ゲームの目的と難易度は自分で変更可能
・ゲーム自体を楽しむ、先の不安に囚われるのではなく今この瞬間に真剣になる
漫然と日々を過ごすのではなく、ドラクエのようにワクワクしながら人生というゲームにチャレンジしたいと思った。
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ドラクエを作ったていた著者の人生ゲーム理論。非常にわかりやすく面白い。人生をドラクエ化して生きる。たしかに面白く楽しい人生になる。特に目的もなく生きていると、自分の好きでないことが起きると全てが苦痛になるが、ドラクエ化して敵とみなすとゲーム感覚となり楽しくなる。早速取り入れる。
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今の仕事に満足いかない方、うまくいかない、問題からすぐに逃げようとしてしまうという方におすすめですが、、ゲームが好きな方に刺さる本になっていますのであしからず。
あらゆる八方ふさがりと思えていた現象もゲームという一つの”遊び”にカテゴライズすることでその問題に対して前向きに立ち向かう姿勢を作れるという原理。
ちょっと単調だったのですべてを教訓にしたいとまでは思いませんでしたが、部分的に利用したいなと思えることは実践していこうとおもいます。←(問題の”敵”を明確にすることかな)
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「人生ドラクエ化マニュアル」というタイトルに惹かれて手に取った読者は、多いと思う。私もその1人だが…
「人生ドラクエ化」というキーワードが表現として、すごく商売としても上手いなぁと思ってレジに向かった記憶があります。
中身としては、人生をゲームとして楽しもうというコンセプト。
ゲームとは、「ルール」に則して、「敵」を攻略し、「目的」を果たすことを楽しむこと。
これを人生に当てはめると、
「ルール」:法律などの社会ルール
「敵」:ライバル会社
「目的」:仕事を受注すること
一つの仕事や、趣味を上記法則に当てはめて、「楽しむ」ことが大切のようです。
著者も書いてありますが、「敵」のいないゲームはつまらないと。
私は、人生においては「敵」というより、「アクセント(刺激)」かなと思う。平坦な道より、起伏のある山道の方が登り切った達成感が違うのと同じ感覚かと。
先の見えない現代において、「今」を楽しむ余裕がある方が将来も明るくなると感じた本でした。