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『もし、隅田川にホタルがいたなら』という思いを込め、約10万個の太陽光蓄電LEDを隅田川に放流する“東京ホタル”というイベントとのコラボレーションから生まれた5人の作家によるアンソロジー。
GWの尻尾のような土曜日、淀で馬券を買う合間にサクサクと読み進む。
どの話も一定以上の水準で読後感も爽やかだけど、お約束的な型に嵌った感もないではない。イベントの協力会社には『株式会社ポプラ社』もあり、いい感じのイベントのPRになったんだろうけどね。
私には初めて読むこととなった小松エメルの「宙色三景」が一番良かったです。
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東京ホタルと蛍につながる五つのお話たち。人と人の出会いが、そして再会が物語を紡いでいく。ホッとする時間。
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中村航さん「はぐれホタル」、マハさん「ながれぼし」の章だけ読了。
2012年から始まった、"自然と共生できる都市にという願いを込め、
隅田川に10万個のホタルに見立てた"いのり星"を流すイベント"
になぞらえて進む、作者が異なる短編集。
ほっと心温まる、これで一冊読みたくなるそんないい話。
ドラマ化されそう。というか映像で見たいです。
中村さんの「はぐれホタル」はちょっとリアリティが薄かった(笑)
25歳設定にしては若さがないというか。
もうちょっと群像劇っぽくした方がおもしろい。
マハさんはさすが泣かせる、というカンジ。
ぎゃん泣きじゃなくて、ホロリと一筋の涙が流れる切なさです。
日常のありふれた感がとても良かったです。
「あのね。赤ちゃんができたの。」という入り方、すごく好きです。
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人気作家5名が、東京の新しい原風景を描く、珠玉の作品集!
川が青く光る夜、やさしい「奇跡」が起こる――。
学生時代の恋人と再会した夜に、
音信不通だった母と出会った日に――
それぞれの想いが響き合う、5つの感動ストーリー。
イベント「東京ホタル」とのコラボレーションから生まれた
注目の作家たちによる極上のアンソロジー!
東京ホタルとは……
自然と共生できる都市にという願いを込め、
隅田川に10万個のホタルに見立てた「いのり星」を流すイベントです。
2012年から始まり、毎年開催されます。
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5人の作家によるアンソロジー。
幻想的なホタルを題材に描かれた、出会いと別れ。
現代から戦争の時代に至るまで、幅広く描かれている。
季節外れに読んでしまったけれど、どれもとても良かった。
2017.12.24
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中村航、小路幸也、穂高明、小松エメル、原田マハによる短編。
東京ホタルというお題で書かれたようです。
イベントを話の中心に持ってくるよりは、サラリと触れただけといった感じの『ながれぼし』(原田マハ著)が好み。
小松エメル著の『宙色三景』は、不思議な繋がりがみえたようでイベント中心の話でも嫌味でなかった。
こういうタイプの小説っておもしろいなぁ。
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ハートフルなアンソロジー。
参加している作家さんの名前からしてハズレはないので安心して読みましたが、感想としては期待を下回らないものの、上回りもしなかったかな。
東京ホタルというイベントはかつて本当にあったのですね。今なら歩いて行ける距離に住んでいるのに残念です。
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短編を5人の著者が書いたもの、それぞれ味があってよい。寝る前に少し読むつもりで読んで5夜で読み終わった。寝る前に読む分量にちょうどよく、読後感が良いので、読み終えた後、気持ちよく朝までぐっすり。
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東京ホタルというモチーフが
限定的すぎたのか
既視感のあるストーリーが多かった。
期待していた原田マハ作品も含めて。
東京ホタルは2013年までで終わった
イベントらしい。
それ自体はさぞ美しかったろうと思う。
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再開がテーマの短編集
最後のがやはり印象に残った
「再開、蛍」がテーマで重苦しい話かと思ったけど程よいくらいだった