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<内容>
毎年恒例の『九十九怪談』もう第八夜です。『新耳袋』時代からの放っておかれる書き方、好きです。情景だけが目に浮かびます。それゆえに怖さが追体験できます。今回は”モノ”が出てくるよりも、「音・声」の話が多かった気がします。怖いので、3日に分けて読みました(笑)。
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米を量る升をたたいて怪異を祓うという「家宝」。あれって、過去にかなりえぐいことしてたんじゃなかろうか。年貢の取り立てとか。
留守にしている間だけ貸してもらった家。貼られていたお札をはがした後、そこで起こる怪異の数々の「お化け屋敷」。元の家主がお札を再度貼っている場面が、よけい恐怖を誘います。
最後の「苦情」はやるせない。ずっとおいてかれたと感じて、必死に訴えていたのかと思うとね。
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中山市郎 怪談狩り四季異聞録と併読
こちらの本は怖くない。直接的な怖さで襲い掛かるのではなく、話の内容からじわじわと不思議感を紡いでいるという感じ。
どちらかといえば中山著のほうが好きかな。