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辞書編纂者による、「今よりちょっと上の日本語生活」を送るための蘊蓄本だが、構成がやや煩雑で、内容は軽め、サラリとした知識や礼儀の習得にはよいか。
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日本語について考えるきっかけになる入門書。もう少し掘り下げて知りたいと思うけど、これくらいが読みやすいのかもしれない。
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日本語の奥深さを知る。
さびしい と さみしい の使い分け
使用 と 利用 の使い分け
言葉で説明されるとなるほどなと感心した。
コミュニケーションの取り方の勉強にもなる。
できれば正しいことば使いをしたいもの。
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タイトルにあるように、日頃の挨拶から日常の言葉の意味など辞書編纂者らしく、細かく記した一冊です。突然ばったりと出会った人とのコミュニケーションを取るコツなども記されており、すぐ実践できることばかりなので、参考になりました。
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三省堂の国語辞典編纂者で大学の講師でもある著者が、日常で使われる日本語の意味を掘り下げたり、望ましい使い方、あるいは誤用等について述べた本。さすが辞書編纂者で、文章がすごく平易でわかりやすい。日常使っている言葉を見直す良いきっかけになる本である。
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借りたもの。
文章のハウツーというよりも、コミュニケーションに関わる本だと思う。
辞書編纂者による本、ということで、何か文法や語彙の“正しさ”や“正確さ”について言及しているかと思っていたら、そうではなかった。
文章の正しい使い方と一般的な使われ方の齟齬を言及しながら、”伝わり方“に重きを置く。
「言葉は生き物」というが、分厚さから確固たるイメージを持ってしまう国語辞書も、それ故にゆらぎを持っていることを編纂者が語るので納得してしまう。
版によって掲載されている言葉だけでなく、その意味の表現さえも変容する。
『舟を編む』に通じる奥深い言葉の世界への誘い。
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挨拶はなぜ必要なのか?“あやまる”と“わびる”の違いは?読点の打ち方は?長生きすることばって?
普段何気なく使っているが、必要不可欠な日本語。
ことばを蓄えて使いこなそうと考えさせられるきっかけになる本。
サラッと読めてるので、ここから広げていきたい。
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辞書編纂者である著者による、日本語を使いこなす技術という本。日本語の正しい使い方から間違った使い方、読書の推奨など幅広いジャンルの項目が書かれており、勉強になるのだが難しい。日本人だが、正しい日本語を使えていないのは非常に恥ずかしい。だがしかし、正しい日本語について少しだが頭に入ったので、これからはそれを活かせたらと思う。
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言葉は移り変わるもので、流行り廃りがあったり、同じ言葉でも世代によって肯定的な意味合いや正反対な否定的な意味合いを持ったりする。
様々な分野の多くの本を読んだり、巷で使われている言葉に敏感になり語彙や語感を増やしていくことで、理解力や表現力が増していく、という内容。
小説と映画『舟を編む』に触れ、辞書編集や細やかな日本語表現に興味を魅かれた。日本語を使いこなすということは、あらゆる分野に精通することに他ならない、日々是研鑽だな、との思いを新たにした。
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辞書編集の職に疲れている方の本。
言葉の使い方一つにこだわる、ということについて書かれているのだが
単純に面白かった。普段使っている言葉の意味を改めて見返してみると、
空気のような存在に名前をつけているのが、言葉だということに気づくし、
そういった言葉の存在はこんなにも多いと思う。もう一度辞書をめくってみるのもいいかも。
以下抜粋。
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・ふと面識の薄い方に偶然であった時には「少しだけ困ったことを聞いてみる」
・同じことを言うのにも、表現の仕方によってニュアンスが異なる。
「丸いたまごも切りようで四角、ものも言いようで角がたつ」
・「働く」の反対は「怠ける」と考える人は、働いていないことは悪い状態。
「働く」の反対が「休む」という人は、働いていない状態は悪くはない。
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謝るとわびるは意味が違う。
謝るは、自分の間違った行いを認めること。
詫びるは、相手はどうおもってふだろう、と推し量ること。相手の事情に想像力をもって、どういう迷惑をかけたか言葉にする。
よく知らない人とどうやって会話するか
少しだけ困っていることを聞いてみる。
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言葉を使う際のあれこれについて書かれた、「三省堂国語辞典」の編集者による日本語の使い方本。
さすが編集者というべきか、各章立てごとに行数をそろえてあるのがニクイ。あまり深堀りせず、広く浅くいろんな言葉を取り上げているので、ライトな気分でサクサク読める。
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「『おつかれさま』は目上の人にも使えるが、『ご苦労さま』は失礼」という最近よく聞く説に「根拠がない」と、別の観点から納得のいく説明がされている。昔からの変遷も踏まえつつツイッターなど現在にもアンテナが張ってあって主張が誠実。
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「舟を編む」が出版された後なので、辞書編纂者の書いた本に興味がわく人が多くいるだろうことを予想して出版されたと思われる本。
まあ、日本語の常識を今一度確認してみるには読むといいかと。
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辞書編纂者ならではの、普段言葉を使う上でのちょっとしたコツなど。「とても」や「せいぜい」の意味の変遷など、知っているとネタとして使えそう。散髪時の髪の長さを伝える方法として、奥さんから言われたという「写真を持っていけば?」というアイディアは、某理髪店のアプリで機能としてあるようでやっと時代が追いついてきたという感じかもしれない。