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動と不動のコスモロジー 新装版 みんなのレビュー
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紙の本
紀州つながりで?
2023/08/22 22:48
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投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「尹致昊日記」4に尹致昊がパリで泊まっていた日本人宿のおやじの諏訪秀三郎についての注釈で引用されていた本。鹿島茂の「パリの日本人」で諏訪秀三郎について書かれた個所では、ただの一言も南方熊楠の名前が出て来ないので、誰も気がつかなかったらしい。南方熊楠は紀州出身なのに。「尹致昊日記」の該当個所は英語で書かれていても存在自体を知らないだろうが、この本か、それ以前に出た本を買えば、すぐに「諏訪老人」なる正体不明な人物の素性が分かっただろうに。
南方熊楠は諏訪秀三郎の実兄の岡本柳之助と面識があったらしく、閔妃暗殺で下獄した時に釈放された時には、さすがにもう朝鮮には入れないので孫文への紹介状を渡した事が記されていた。こういう経緯で辛亥革命に際して大陸へ渡ったのだろうか?「韓国王后を刎ねたる岡本柳之助の実弟なり」なので、昨今流行りの「大院君主犯説」を唱えていないのも分かる。
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