紙の本
ネットの世界でも世代交代
2015/10/27 18:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Chocolat - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネットを道具として使う人と、ネットに住んでいる(長時間アクセスしている)人に分け、それぞれの特徴を比べた視点が面白かったし、とても解り易かった。
そして、生まれた時からネットが当たり前の、ネットネイティブの世代の未来は、どうなるのか…
とにかく、ネットに弱いけど、それでも取り敢えず使ってはいる。という多くの人にとってのお役立ち本だと思います。
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全てはクラウド上に移行するはずだったのに、iPhoneがそれを逆流させた。
ネットがオープンからクローズドになっていく・・・企業によるユーザーの囲い込みが導く結論。実に悲しい。
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http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11500444
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インターネットをビジネスにするとはどういうことなのか、コンピュータの始まりから、OS戦争、ITバブルなどの歴史から何を読み解くことができるのか、ビットコインとはどういうものなのか分かりやすく説明しています。イデオロギー的なものと事実を分けて考える必要があるということはこれまでになかった視点なのでとても参考になりました。
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ネットの発生による新たな世界(あるいは文明と呼ぶべきか)の現状と未来を描く.ネットの世界に馴染む現若者世代と馴染まない現老人世代の2極化が発生しているように,ネットは世界を階層化するだろうと感じる.ネットワークも,無料ハイパーリンク網と別に有料書籍間によるハイパーリンク網が構成され,それが新たな知的ネットワークを構築するあたりは極めて現実的な考察.15年前には予想もしなかった世界が実現している以上,15年語の世界を予想することは困難だが,そんな差分があるからこそ生きている価値がある.面白い.
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標題から内容は連想できないでしょう。
ふざけた内容ではなく、しっかりしたものです。
にこにこ動画の人ですから・・・・。
著者の未来像がすべて当たっているとは思いませんが、分析力はありそうです。
ビットコインについては語りすぎです。
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パーソナルな機械は人間に合わせてくれる、でもパブリックな機械には人間が合わせるようになる、そういう未来がくるに違いありません。61%
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ぼやっと思っていたことが整理された。筆者の「思い込み」もあるだろうけど、それも呑み込んで読むのが良いと思う。
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ネットの世界について、その将来も含めてわかりやすく、かつ刺激的に解説していてとても面白かった。
日本にネット住民が多いのは、そこそこ豊かなニートが多いからだそうだ。
それにしても、ネット世論て何なんだろう。ソーシャルメディアが口コミだ、というのが分かるが、それがなぜネトウヨを生み、自民党支持が圧倒的なのか。不思議だ。
あと、筆者は、ビットコインには懐疑的。本書が出てから2年になるが、ビットコインはまだまだ元気ですね。さて、どうなりますか。
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電子書籍 電子本棚ができるのではないか?
テレビ インターネット放送に入れ替わる
集合知は頭がいいのか?
集合知は遅くなる
集合知の特徴 頭が悪い、遅い、頑固
UGC user generated contents
複数のネットユーザが作る オープンソースソフトと二次創作
ビットコイン
P2Pソフトで仮想通貨のやりとりをするのは、サーバ上で仮想通貨のやりとりをするのに比べて、とても遅くて効率が悪い
平均10分 念を入れる場合は一時間
ビットコイン
決済のための通貨としては認証が遅くコストも高いので適さない
大量の取引のデータを処理するのに向かない
普及してくると、個人のコンピュータが参加するのは困難なくらいにデータ通信量や共有する過去の取引履歴のデータ量が肥大化する
性能、処理能力を考えた場合には仮想通貨のシステムはP2Pソフトではなくサーバ型で構築すべき
仮想通貨をサーバ型でなくP2Pソフトで構築するのは、根本的には法律で規制されないため。その際には、ビットコインは中立な通貨であるというイデオロギー的な主張が付随する
現状でもビットコインの取引量は限界に近づきつつあり、クライアントソフトウエアのバージョンアップで対応されるだろう
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ネットの今を考えるうえで叩き台となる。とてもまとまっており、分かりやすい。特にコンテンツホルダーはプラットフォームを握らないと搾取されるばかり、という指摘はその通りだと思う。
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ジブリの鈴木プロデューサーにも分かるよう、「ネットとはなにか」を説明した本。
前半は、自分のネットに関する理解が、如何に薄っぺらい思い込みであったかを思い知らせてくれる内容で、素晴らしかった。
ただ後半失速した感じが否めない。最終章もいまいち。
前半部分だけ半分の値段で売って欲しい。
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多分,鈴木さんはかなり頭がいいのでしょう.わかりやすそうで,ビットコインなど,結局何かよく分からなかった.そして,紙媒体の本については,筆者に反対するようではあるが残ると信じている.
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ニコニコ動画を興したドワンゴ会長が、スタジオジブリの機関紙「熱風」に連載したインターネット論をまとめた1冊。
インターネットに対するスタンスの世代間対立、ネット世論の性質、コンテンツ業界で稼ぐ業界の未来、集合知の知性。
連載モノだけにテーマが多岐に渡る。
「I T業界にあって正しいとされている多くの概念は 、本当に正しいかどうかは理屈ではよく分からなくて 、宗教のように信じ込むものだという感覚を I T業界の中の人自体がみんな共有しているのです 」
と冒頭で述べられているとおり、
本書の論考の多くも川上さんの経験と分析から導き出された主張。これがインターネットの真実だと頭から信じ込んでしまうのは、よろしくないかもしれない。
しかし、あの鈴木プロデューサーに語るというスタンスゆえ、
ネットの外のひとに、ネットの本質を説明する姿勢として、とても慎重かつ誠実に言葉選びをしているので、安心して読み進めることができる。
コンテンツ市場がこれからどう動くか考えるのは、
商売の仕方はもちろんのこと
ひとが生み出す文章や絵や漫画が、社会といかにコミットしていくかの未来を考えることでもある。
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なかなかいい内容だと思いました。
若いネット系の経営者のなかで、この人は、個人的
には面白いと思っているのですが、今回もネット
の成り立ち、そこでおこっていること、コンテンツとは
ネットとリアルの対立・融合などの説明は、独自の
観点もありなかなか読みごたえのある内容になっている
と思いました。やはりこの人はだいぶ頭がいい人だと
思います。
ただ、ジブリの鈴木さんに本当にこの内容で理解
してもらえるのかどうかは少し疑問というか
本の題名にするにしては、その観点について
考慮されている内容が見えないように思えるのは
いかがなものかと思います。
でも、現在のネットの世界についての解説本としては
充分で分かりやすい内容だと思います。