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緊縮策という病 「危険な思想」の歴史 みんなのレビュー
- マーク・ブライス (著), 若田部 昌澄 (監訳), 田村 勝省 (訳)
- 税込価格:3,520円(32pt)
- 出版社:NTT出版
- 発売日:2015/09/18
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紙の本
緊縮策への徹底批判
2015/10/03 15:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hope one - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の原著は、欧米圏の学界でも話題になった著作であり、緊縮策を徹底的に批判した好著である。著者の主張は、単純明快、「緊縮策はうまくいかない」ということにつきる。緊縮策は、そもそも銀行救済の尻拭いでしかなく、国家の放蕩的支出が原因ではない。緊縮策は、経済を停滞させ、結果として債務の削減にもつながらない。こうした点を理論的、歴史的に明らかにしている。
ただし、残念ながら翻訳としての水準は低いと言わざるをえない。あまり読みやすい訳文ではないことはおくとしても、明らかな誤訳が散見される。訳文を読んで意味が通らない箇所を原著にあたると、ほとんどが誤訳であった。
紙の本
何よりも日本で広く読まれてほしい
2023/09/28 13:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界を覆いつくすかのような緊縮策。その批判も高まりを見せているとはいえ、依然として優勢であろう。本書はその歴史や実態を明らかにすることで、緊縮策を徹底的に批判するものである。何よりも日本で広く読まれてほしいものである。
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