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投稿者:なかっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
虎が人間に変身する・・・。山月記か?と思いましたが全然違います。謎のお薬で人間に変身して、市議を務める女性主人公にあれやこれやをするお話です。(全然わからないかもしれませんが要約するとこんな感じです。)
お話のページ数の割には登場人物が多いです。その分薄味の内容になっています。というより、主題がわからないお話です。市議の生活お仕事について書きたいのか、虎のいる動物園の救済について書きたいのか、ラブコメを書きたいのか、作者自身が把握しきれていない感じがします。
文章は特に、読みにくくもなくさらっと読めた。が、所々作者さんはちゃんと調べて書いたのか?と思える箇所もあります。特に動物園の虎の出てくるシーンですね。動物にちょっと詳しい人なら虎の多頭飼いはものすごく危険・・・。というか「えっ?」とおもいますよ。少なくとも一つの檻に入れて飼える動物じゃない。
まあ、ファンタジーだし・・・。でも、もうちょっとこだわりがほしいです。
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【仕事に自信をもてない貴女に必要なのは、厳しくも心優しい「野獣」かもしれない!? 】
如月そよ子。
鳥辺市の市会議員を務める彼女は、その美しさゆえ「愛らしすぎる市議」として全国でも知られている。しかし実は彼女、極度の人見知りで、いつもオドオドしている内気な性格。自分みたいな頼りない人間が市議を続けていいのだろうか?と悩み続ける日々を送っていた。
そんな彼女のもとに、ある日、野獣のように威厳たっぷりの一人(?)のイケメン秘書がやってきた――。
仕事に自信をもてず、あと一歩を踏み出せない貴女に贈る、元気になれるハートフルストーリー!
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全国で『愛らしすぎる市議』と、顔だけが有名に。
中身は内気で流されるだけの彼女が好きなのは
トラが多い動物園。
用意されたものを使って、ただそこにいるだけ。
分かっているのに何もしない主人公に
非常にいらいらしてきます。
仕事に自信がない、とかいう前にそれを言い訳にして
何もしてない、という現実。
代わり、が来てから、そうでもないですが。
正直、最初の男に走るのかと思ったのですが
そっちに行くのですか…。
いや、確かに遠くの人より身近な人。
とはいえ、最後のあれはどうなのでしょう?
どう客観的に見ても、だだっこ発言のようにしか…。
政治家とファンタジーがごっちゃになった感じですが
結局最後のねずみやら、消えた移動中動物とか
どうするというか、どうなったのでしょう?
そこ、考えては駄目ですか??
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いわば現代版美女と野獣。
内気な女性の成長物語でもある。
動物園のトラと女性議員と言う取り合わせは、ちょっと意外と言うか、普通あんまり考えつかない気がするな。
そう言う意味ではうまく興味を惹かれた。
でも、ヒロインの前ではオスカーはあくまで男性なので、この話にファンタジーを持ってくる必要は実はなかった気もするなあ。
新人女性議員と有能な男性秘書のお話でも十分魅力的。
だた、ヒロインの考え方感じ方が如何にも女性的で、なんだか全面的には共感出来なかったかな。
それにしてもオスカー有能過ぎるだろう。
これはあれだな、ヒロインの国会議員進出から初の女性総理もあるな(笑)
いや、そんな話になって行ったらすごいけど。
それにしてもタビコはなにもの?
魔女の使魔かなんかか?
白猫だけど(笑)
だって、その薬はもろ魔法だろう。
これはタビコが出てくると言う前作も読まなきゃ。
それにしても平さんが可哀想過ぎる。
せっかく冒頭で主人公のごとく登場したのに、完全に当て馬だよ。
うん、まあ仕方ないよね(笑)
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ブクログの献本で読んだ本。タイトルの「内気な美女」という言葉に惹かれて献本に応募した本。永田ガラ先生の著作を初めて読んだ。期待していたよりも面白かった。そよ子と同じくらいの年の人に特に薦めたい本だと思った。読んでいたら、ストーリーの中の「虎」が大事な要素のせいか、林真理子先生が以前「久米書店」で言っていた「女が仕事をする時はウサギちゃんから虎になる時がある」という言葉を思い出した。そよ子の成長の過程が、林先生の言っていた「兎から虎」になるということはこういうことかなのかと思った。押川のやり方がスパルタだと思った。オスカーの最後の決断はなかなかできることではないと思った。139ページの押川の言葉と、「相手があなたならね」のところがカッコイイと思った。大人なら知っておきたいような政治の話を知ることができて良かった。好きなキャラは行商猫のタビコ。あとがきによるとタビコは著者がこの前に書いた著作に登場しているらしいので、内容が気になった。この本を読んで、著者の他の作品も読みたくなった。
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そよ子には導いてくれる人〔トラ〕が必要です。
やっぱり二郎は脇役の運命でした。
なんか夢があって可愛いお話。