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投稿者：さやまん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

確か、２０１５年の刊行で……ちょうど当時、催眠などの不思議な能力とか、不思議な機械や薬物とかを利用する作品がぽつぽつと出ていたので、タイトルからついそういう連想をしてしまった。
そして、作者が藤崎先生である……正直、連想と作風がつながらず、色んな意味で興味は沸いたのだが、躊躇しているうちに買い逃してしまった。

この度、セール中ということもあって電子書籍版を買った。
タイトル通り、邪眼で『マナザシ』であり、どこまでも藤崎先生の物語だった。
主人公は学生であり、舞台は学園、ターゲットは３人。
学園の女教師蓮見志穂里、その義理の娘で新任教師の結奈、主人公の同級生である祥子と、３０代、２０代前半、１０代と分かれている。
彼女らは、後妻と前妻の娘２人と言う関係であり、夫は学園理事。
祥子は全国レベルの水泳選手であり、学園の宣伝のために父親が理事を務める学園に転校させられ、姉である結奈は妹のコーチ役として新任教師として学園にやってきたという事情。
主人公は、単純に学園に通っている学生。

主人公のマナザシは、最も年長の志穂里に向けられていて、まずは失敗する。
そこで祥子を毒牙にかけ、性的にも精神的にも未熟な祥子が、主人公の与える快楽と脅迫によって性奴に堕とされ、姉を陥れる手助けをさせられるくだりは、藤崎先生らしい話の流れになる。
そして、脅迫と快楽で堕とされた義娘の２人を利用して、主人公の魔の手が志穂里に伸び……義娘の前で淫らな姿を晒すことで、堕とされる。

ラストは、３人そろっての肛虐シーン。
主人公を恨みながらも、逆らえず、離れられない。
その悲哀もまた、さらに堕ちていく過程でしかない……そう感じさせながら幕を閉じる。

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投稿者：w203c88　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

はじめは理性的だった相手をじわじわと追い詰め、最後は相手も理性より快感に屈して、ある意味ハッピーエンドな展開が魅力でした。