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角野さんは、どんな読者を想像していたんだろう
何かを遺すつもりで言葉をつづったんだろうな
表紙からして戦争物ってわかるから読むつもりはなかった
悲しくなってつらくなるのがわかるから
でも、角野さんの本を何冊か読むうちにルーツを知りたくなったんですよね
ラストランが自伝のようで印象が良かったからかな
辛かった時代を振り返って伝えようなんて
相当時間が過ぎてないと出来ないと思う
いろんなところで活躍されている語り部さんがいるけど自分はできそうもない
忘れる事で平穏を保っているから
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角野さんは私の母と同世代
母が話してくれた疎開と、いこちゃんの疎開が合わさった感じでした。
恐いときに呪文の様に何度も発する事、今でもあるあるです。
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先日、テレビ番組で知った角野栄子さん。
オシャレで、自分の芯をしっかり持ちつつ、自由な姿に感銘を受けた。
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幼くしてお母さんを亡くし、新しいお母さんがやってくるもなじめない。実の家族であるお父さんは戦争に駆り出され、悩みも不安も吐き出せない。ご飯も満足に食べられなくて、「こんなご時世だから」の一言で我慢に我慢を重ねる毎日。少女時代の角野栄子さん、通称イコちゃんの戦時中の体験が綴られた本作は、非体験者にはわからない戦争の恐ろしさ、そしてなぜ戦争は繰り返してはいけないのか、を語りかけてくれます。イコちゃんの疎開先の近くの、暗くて怖いトンネルの森の向こう側に訪れた平和を壊さないために、私たち一人一人が過去の戦争と向き合い、平和のために今何ができるのか、考える必要があるのだと思います。戦争体験者の真正な声が詰まった本作は大人、子ども関係なく、多くの方々に読まれ続けて欲しいです。
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素晴らしい本だった。
私は今のかわいらしい角野さんしか知らなかったけど、小さな栄子さんが実際に体験したことだと思うと胸が締め付けられました。
こういうことを教えてくれる人もどんどん減っているし国も教えるつもりが無いし、今こそ意識して戦争のことを知らなければと思わされました。
全学校に置いてほしい。
大人にもたくさん読んでほしい。
最近続編が出たようなのでそれも読もうと思います。
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#トンネルの森1945
#角野栄子
#角川書店
イコちゃんという少女からみた戦争がえがかれている。子どもの思考や行動ってこうなんだろうなと、共感。子どもが子どもの面倒見たり、いつも空腹に苦しんでいたり、大切な家族を失ったり、苦しい毎日。願わくば映像化して多くの人に知ってもらいたい作品。
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戦争下の東京と疎開先での暮らしを、小学校四年生の主人公の目線で綴った作品。暗い森の様子や、継母との関係など、本当に子供目線で描いていて凄かったです、
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前から読みたかった本。受験をする小学生におすすめしてた本だったんだけど、かなりいい内容だった。戦争ものだけど主人公が小さな女の子だから暗くなりすぎず。
でも、リアルに書かれていてかなり怖かった。というか森の中の兵隊さんが私的には一番ホラーだったな。
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1945年。少女はたった一人で世界と戦っていた。太平洋戦争さなか、幼くして母を亡くしたイコは新しい母親になじめぬまま、生まれたばかりの弟と三人で千葉の小さな村へ疎開することに。家のそばにある、暗く大きな森の中で脱走兵が自殺した噂を耳にする。耐え難い孤独感と飢餓感はトンネルの森のように覆いかぶさり、押しつぶされそうになった時、イコは兵隊の影を追いかけ森に入るが…。『魔女の宅急便』の著者角野栄子が、自らの戦争体験から描き下した、憫然で、美しい、珠玉の物語。
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読まなければいけない話だと思い手に取りました。
ただただ胸が痛い。イコちゃんはまだ救われたほうなのかもしれない。今後こんなことが二度と起きませんように。
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小学生のイコはお母さんが亡くなって新しいお母さんと産まれたばかりの弟と疎開
お祖母さんと住んでた時もあったけど、お祖母さんは戦争の空襲で犠牲に…
疎開先では、今まで住んでいた東京とは喋り方も違うしなかなか馴染めない
田舎の言葉を真似て、友達になろうとするも
東京の言葉の方がいいと言われる
それでも郷に入れば郷に従え精神で田舎の言葉を真似る
東京に残してきた父親も空襲にあい
記憶喪失に
家の近所にある大きな暗い森は
脱走兵が自殺した場所と言われ
いつも通る時は、怖い思いを
なぜかハーモニカの音が聞こえたり不思議な場所
小さな子でも
昔はよかったと思う戦時中
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良かったです。角野栄子さんにハマっていて、その一環としてなんとなく手に取った本でしたが、何度も目頭が熱くなりました。
戦争とは比べ物にはなりませんが、コロナが蔓延したときに、「少し前までは、密な映画館で映画見たり、みんなで会食したり…世界がまったく変わってしまった。」と不安に思ったり、悲しい気持ちに押しつぶされそうになったりしたので、イコちゃんの平和だった頃がまるで嘘みたい、と思う気持ちな少しだけわかりました。
イコちゃんの気持ちもとても共感できるけど、継母の気持ちも分かるような気がしました。継母が悪い人でなくて良かった。
イコちゃんのお父さんと結婚して、イコちゃんを本当の娘のように育てる決意でいたんだろうけど、自分に余裕がないと、血の繋がらない子どもにそんなに優しくはできないよね。でも、振袖を試着するシーンは本当に心温まって、継母なりの愛情を感じました。
脱走兵については結局何もわからないまま。飢餓で死んじゃったんだろうか。オバケだったんだろうか。わからない。けど、脱走兵の存在があったから、トンネルの森はイコちゃんにとって孤独の中で特別の存在であり、友達になれたのかな。
戦争で家族が離れ離れになったり、生き別れたり、孤児になったり…本当に辛い時代があったんですね。
今の平和に感謝するととともに、海の向こうでは戦争が続いている。1日でも早い平和を願います。
色々なことを考えさせてくれる本でした。
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国際アンデルセン賞作家賞受賞作品。
角野栄子さん自身の戦争体験から書かれたもの。
戦後70年以上がたち、戦争を知らない世代が政治を行っている時代。
辛いだろう記憶をこうして後世に伝えようとしてくださる人がいることに感謝したい気持ち。
そして、それをより多くの人に届けなければ、とも思います。