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「人間が言葉を支配しているのではなくて、言葉が人間を支配しているということだ。」
私が14歳の頃にこれを読んでいたら、あまりにも感化されすぎて、嫌な子になってただろうなーって思う。
大人になってからだと、なんでこんな風に断言できるのかなぁ、と非常に批判的になってしまう。
もう少し、柔らかいものを想像していたので・・・。
【3/28読了・初読・市立図書館】
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「本当の自分とは」「友達とは」「なぜ勉強するのか」「幸福とは」「生きる事とは、死ぬ事とは」「人生とは」など、生きていく上で生じる疑問についてどう考えるかを、難解な言葉は避け、分かりやすい表現で諭している。『14歳の君へ』というタイトルのとおり中学生を対象にはしているが、その内容は大人が読んでも新鮮で、多くの部分で啓発される。一番易しく書かれた哲学書である。あとがきの「受験の役には立ちませんが、人生の役には必ず立ちます。」という著者の言葉に納得する。
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14歳の君へ
中学生を対象に書いたものかも知れないが
大人が読んでも 充分な内容でした
いくつの好きな フレーズがありました
愛と好きは違うんだ 愛は感情じゃない
愛は好き嫌いを越えたもの
自分の意見を主張することではなくて、本当の
考えを知ることの大切さ
自分を認め、他人をねたまず、何かを誰かのせいにしない
すべてを受け容れる そういう心が
不幸でない幸福な心だ
いろいろと考える事が大切なんですねぇ
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自分で考えたこと、自分の頭を使って自分でしっかり考えたことというのは、決して忘れることがない。その人の血となり、肉となり、本当の知識になって、その人のものになる。
学問をするということは、いつも知りたくて考えてきた人間の知性の営み、その長い歴史的営みに参加するということ。
自分の人生を豊かにしたいと思うなら歴史の豊かさを知ること。
本、古典を読みましょう。世界を創った言葉は人間を創るということを自覚して生きる。つまらない言葉ばかり話していれば、君は必ずつまらない人間になる。
もし、君が今不幸だと思っているならすうに幸福になれる。自分は不幸だと思うことをやめることで、今ここで幸福になれる。幸福になることは目標として遠くに目指すものではなくて、今ここでいつでも実現できることに気がついた時、人は本当にお幸福を知ることになる。
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平易な文章で書かれている哲学書。
自分らしく生きるとは、宇宙とは、歴史を学ぶ意義は、など中学生ぐらいを対象に丁寧に説いている。
もともと分かっていることばかりのようにも思えるが改めて文字で読むと体の深いところで理解できるかもしれない。
小学生でも十分読めるが中学生ぐらいでよんで欲しいかな。
(サンタさんはいないって書いてあるし)
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「14歳からの哲学」を読みやすくしたようなバージョン。
この本を読んで気づいたが、
読みやすいっていうのは、ある程度、明確に意図を持って読者を導くってことなんですね。
従って、そういう意味においては、同氏・同著シリーズの目指す「考える」ってことから、
本義的にちょっと外れている気がする。
そのくらい、読みやすくはある。
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『人間自身 考えることに終わりなく』で初めてこの著者の本を読んだときほどの感銘はなかった、かな。
でもやはり、気になる著者です。
[09.4.12]
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哲学エッセイ。
ほうんとうの自分 考えること そして自分を大切にすること。
思春期の不安になりやすい心に哲学を通して優しいメッセージ。
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ブクログのレビューを見て、読みたくなって図書館で借りた本。
この本は、是非様々な人に読んでほしい。
14歳以下でも、14歳でも、高校生でも、大学生でも、社会人でも、ニートでも、引きこもりでも、誰でも。
考える力がつく本だと思う。
この本に書いてあること全てが真実か、というと、大人から見てそうではないと思うところもあったけど、読む価値はある。
14歳に向けて書いた本だから、読みやすく、例えもたくさん用いられて読みやすい。
この本に書いてあることを私は自力で考え、この年になったけど、14歳とか、色々考える時期にこの本を読んでいたら人生違ったのかな、とも思う。
自分の頭で考えるだけではなくて、改めて文字にしてあるものを読むと、納得する部分も多々あり、自分の考えも再確認できた。
彼女の著書を他にも読もう。
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哲学のやさしい本なのだが、非常に解釈が難しい。
答えのない問いに、著者なりに14歳相当の読者向けの答えをつけて人生のさまざまな事柄を解釈しようと試みているのであるが・・・。
やはり哲学者。答えが哲学的になっていて、読んでいて思考が無限ループしてしまう部分もちらほら。それとも、僕の頭が固くなってしまっただけなのだろうか??
娘たちが中学生になったとき、読ませられる本かどうか、という視点で読んでいたのだが、どうなのか、ちょっと自分でも結論が出せずにいる。
ただ、同著者の『14歳からの哲学』に比べればかなり読みやすく、具体的なので、お薦めしやすい本ではあると思う。
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中学生向けに書かれているが、大人になっているからこそ読んでみるべきだと思う哲学の本。
とことん本質を考える。
わかっていると思っていることがわかっていない。
大切なことは何かに気づかせてくれる本。
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どう考え
どう生きるか。
この世にある、さまざまなことに対して
「ストンッ」って落ちてくるたくさんの言葉。
人生のバイブルとなる本。
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どう考え、どう生きていくかを14歳の若者たちに問う哲学書のようなエッセイ。上からの目線の文体とまだるっこしい言い方に私はのりこめず。14歳でもこの本で述べられているレベルは考えていたような・・・。新しい発見がなかったので二つ☆
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生きるために必要なことが鏤められており、とても為になりました。池田さんの作品は本当に深い!その深さはきっと「考えること」で到達できるのでしょうね。
タイトルが「14歳の君へ」ということで、対象はまさに思春期を少年少女へ向けられたものとなっておりますが、30歳間近の私でも学ぶところが多くありました。
私が14歳の頃にこんな素敵な本に出会いたかったなぁ。
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これも、読んだのは高校生のとき。答え合わせする気分だった。
読んでいる最中に、ああ、面白いなと思ったのは、
ちらちらと著者の主観、もしくは主張がうかがえるところ。
純粋な問題提起と論理思考の指南だけではないところ。
こういう事柄について深く考えたオトナの意見は滅多に聞けないから、
そういった意味で面白かった。
けれど、まだ自分の意見をはっきりと持たない14歳が、著者の考えを
鵜呑みにしてしまう危険性も感じた。